ASP-WCT第5戦「オークリー・プロ・バリ」はクラマスでラウンド2が再開。

ASP-WCT第5戦「オークリー・プロ・バリ」はクラマスでラウンド2が再開。 


Joel Parkinson (AUS),. Image Credit: ASP / RUSS HENNINGS
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クラマス、バリ/インドネシア(2013年6月19日水曜日)ASP-WCT第5戦「オークリー・プロ・バリ」は、4-6フィートのクリーン・コンディションのクラマスで、ラウンド2から再開。ヒート4まで行い、そのあと午後の満潮を待ってウエイティング。ヒート5からヒート10が夕暮れまで行われた。昨日の多くの番狂わせが発生したオープニング・ラウンドから一転。今日は、トップ・シードが、 クラマス・ライトハンダーのハイパフォーマンス・パーフェクションにおいて、コントロールを取り戻した。

 

最初に良い波を掴めてラッキーだった。それがジャックにプレッシャーになったと思う。

 

11-タイムASPワールド・チャンピオンでカレントASP WCT No.1のケリー・スレーター(USA)は、ワイルドカードのジャック・ロビンソン(AUS)に対し、スタートから全く時間を無駄にすることなく、フォアハンドのチューブ・ライディングとパワー・ターンの名人芸を披露。本日のハイスコアとなる18.17をマークして勝ち上がった。「セットが入って来ると結構良い波があった。」と、スレーターが言った。「スローなヒートだったが2打席2安打。入ってくれば、波はファンだった。でも自分の乗る波が多くあったわけではなかった。最初に良い波を掴めてラッキーだった。それがジャック(ロビンソン)にプレッシャーになったと思う。」

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昨週のフィジーでの勝利の後、スレーターはASP WCTレイティング上でトップ・スポットを取り戻した。ラウンド2の危機にさらされながらも、クイック・スタートでグッドスコアを手に入れたスレーターは、ヒート中盤にサーフボードを変える余裕も見せた。「誰にとってもラウンド2は重要なヒートだと思う」と、スレーターが言った。「テストをしたくて。ヒートの前に僕は2本のグッドウェイブを掴んだら、クワッドへ交換するとベリー(スティーブン・ベル)に話をしていたんだ 。フリーサーフィンの時は、そんなスペースはないからね。だからチャンスがあれば、いつでもボードのテストをしたいんだ。」

 

ASPワールド・チャンピオンでカレントASP WCT No.7のジョエル・パーキンソン(AUS)は、スローヒートでリーサル・ローカル・ワイルドカードのオニー・アンワー(IND)を下し、ラウンド3へ勝ち上がった。「最初は良い感じだったが、潮が干いて来た我々のヒートは少しスローになった」と、パーキンソンが言った。「昨日はショッキングな敗退をしたけど、今日は勝ち上がれて嬉しいよ。オニー(アンワー)は、本当に素晴しいキッズで、優秀なサーファーだ」と、パーキンソンが言った。

 

 

ウエイティング後、再開された午後のヒートで、カレントASP WCT No.14のガブリエル・メディーナ(BRA)は、パワー・ブローカーのウイリアン・カルドゾ(BRA)に対して、コミットしたパワフルなバックハンド・サーフィンで勝利した。「ここの波は凄くリッパブルなので、昨日は大きい波に行こうとしていました。」と、メディーナが言った。「今日、僕はターンと波をコンプリートすることに集中していました 。それで勢いを付けることが出来て、自分にとって良い結果に繋がったと思います。今シーズンは、いくつかのタフな結果を強いられましたが、それで多くを学んでいます。そして、このバリで軌道を元に戻したいですね。」

 

今日はバレルがないと思っていました。でもパーフェクトなエア・ウインドでしたね。

 

昨日、2013年のASPドリーム・ツアー・ルーキーでカレントASP WCT No.9のセバスチャン・ジーツ(HAW)は、19.37というパーフェクトに近いスコアをマークしていたにも関わらず、19.87をスコアしたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)に敗れた。しかし、今日の彼を止めるものはなく、クラマス・ウォールを縦横無尽に切り裂いたジーツは、ラウンド2を勝ち上がった。「今日はバレルがないと思っていました。でもパーフェクトなエア・ウインドでしたね。」と、ジーツが言った。「昨日とは完全に異なるヒートでしたが、スーパーリッパブルで、いくつかグッド・ウェイブをゲットすることが出来て嬉しいです。バリでとても楽しい経験をしていますよ。バリは居心地が良いですね。クラマスのパーフェクションを楽しみにしています。」ジーツはオークリー・プロ・バリのラウンド3で、再びフローレンスと戦う。

 

僕はパーフェクト・ウェイブは探していなかった。ただ多くのチャンスを狙っていただけです。

 

巨大なエアリアルをメイクしたジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ハングリーなラオニ・モンテイロ(BRA)を下してラウンド3へ勝ち上がった。「ちょっとウォームアップしているように感じますね。」と、ウィルソンが言った。「良い感じのファースト・ヒートでしたが、最後はアンラッキーでした。ヒートの前に、ファンセクションがたくさんある最高のフリーサーフィンが出来て、それで気持ちを良い方向に持って行けたんです。僕はパーフェクト・ウェイブは探していなかった。ただ多くのチャンスを狙っていて、それで良い結果が出せたんだと思います。ここでのサーフィンは最高に楽しいですね。」

 

イベント主催者は明朝、現地時間で午前6時30分に再びコール。午前6時45分のスタートを目指し、コンディションをチェックする。コンペティショ ンが再開するとき、ラウンド2のヒート11でブレット・シンプソン(USA)とトラヴィス・ロギー(ZAF)が対戦する。

 

オフィシャルサイト:http://www.oakleyprobali.com/

 

 

オークリー・プロ・バリ・ラウンド2結果:
ヒート1:ケリー・スレーター(USA)18.17 def.ジャック・ロビンソン(AUS)3.43
ヒート2:タジ・バロウ(AUS)13.50 def.ブルース・アイアンズ(HAW)3.14
ヒート3:ジョエル・パーキンソン(AUS)16.10 def.オニー・アンワー(IND)14.03
ヒート4:ジョシュ・カー(AUS)13.00 def.ダスティー・ペイン(HAW)11.00
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(BRA)17.80 def.ウイリアン・カルドゾ(BRA)8.77
ヒート6:セバスチャン・ジーツ(HAW)15.23 def.キーレン・ペロー(AUS)11.60
ヒート7:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.70 def.ラオニ・モンテイロ(BRA)12.77
ヒート8:エイドリアン・バカン(AUS)17.13 def.アダム・メリング(AUS)10.44
ヒート9:カイ・オットン(AUS)14.90 def.アレホ・ムニーツ(BRA)8.17
ヒート10:ミゲール・プポ(BRA)12.77 def.ビード・ダービッジ(AUS)12.70
残っているオークリー・プロ・バリ:ラウンド2マッチアップ
ヒート11:トラヴィス・ロギー(ZAF)対ブレット・シンプソン(USA)
ヒート12:コロヘ・アンディーノ(USA)対マット・ウィルキンソン(AUS)