「ダカインISAワールド・ジュニア」大会2日目。U18小林、U16安井、稲葉がR3へ。
(2013年6月11日火曜日 15:06更新)6月8~16日まで、中央アメリカ中部に位置するニカラグアで開催中の「ダカインISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(ISA世界ジュ ニア選手権)」はや大会2日目。本日は、アンダー18ボーイズとアンダー16ボーイズのクオリファイ・ラウンド2がメイン会場で、アンダー18ガールズとアンダー16ガールズのクオリファイ・ラウンド1が行われた。
アンダー16のクオリファイ・ラウンド2では安井拓海が第1ヒートに登場。前半は波とリズムが合わず、思うようにスコアを伸ばせずにいたが、後半に入り得意のバックハンドで5.50をマークすると一気に1位にジャンプアップ。終盤にカウラナ・アポ(HAW)に逆転されるも2位でラウンドアップを果たした。
U16の稲葉玲王のヒートはエア合戦となり、ヒート後半まで4位を強いられた。しかし稲葉は、終了間際にレフトの波を掴み、カーヴィングとスラッシュのコンビネーションから、エンドセクションではエアリバースをコンプリート。8.17のエクセレントをスコアして2位でラウンドアップを決めた。野呂海利のヒートは、スタートからコルト・ワード(USA)が完全にヒートを支配。下位の選手をコンビネーションに追い込む。僅差の戦いとなった2位争いだったが、惜しくも敗れて3位でリパチャージへ。そして、西優司はヒート中盤に追い上げて2位となるも、残り時間5分で惜しくも逆転され3位でリパチャージへ回った。
U18の仲村拓久未のヒートは、オーストラリアのソリ・ベイリが7.10のハイスコアをマークし、前半をリードする。仲村は、バックハンドでレイトテイクオフからのボトムターン。そしてクリティカルセクションへのパワフルなトップターンで6.33をスコア。べネゼイラのデレク・ゴメスがレフトの波で7.77、5.07のハイスコアを揃えヒートをリード。仲村もバックアップを5.40とするも僅差で3位のままリパチャージを強いられた。
U18ヒート2で小林直海はスタートから快調に波を掴み、バックハンドで4.50をスコア。更に後半に入り調子を上げて、5.43、6.77をスコア。エクセレントをマークしたルーク・ハインド(AUS)に次いで、ヒートスコア12.20で2位でラウンドアップを果たした。波数が少なくなるなか、右往左往する各選手。ヒート11の新井洋人も思うような波が掴めず、苦戦を強いられる。そんな中でもオーストラリアのマット・キングとコスタリカのノエマー・マクノーグルがバックハンドでビッグマニューバーを見せてハイポイントをスコア。ヒートをリードする。新井洋人はヒート後半に入り、左奥のレフトを掴み、バックハンドでチャージを見せて6.23をスコア。そのあとはバックアップを探す新井だったが惜しもタイムアップとなりリパチャージへ回った。
続けてヒート12では西修司が登場。スタートから5.17をスコアしてスタートダッシュを見せる。ヒート中盤に入り、コスタリカのトーマス・キングがライトとレフトでハイポイントをマーク。ヒートスコア12.00でヒートを完全にリード。西修司は4位と追い込まれる。左のレフトに的を絞った西修司は、フロントサイドの深いボトムターンからオフザトップを繰り出し、5.07をスコアして逆転に成功。しかし、ヒート終盤に追い上げてきたオーストラリアのイーライ・スティールがヒートのベストスコア6.93をマーク。西は惜しくも3位でリパチャージへ回った。
第2会場で行われたガールズでは、アンダー18の黒川日菜子とアンダー16の田代凪沙が1位ラウンドアップ。アンダー16の小山みなみも2位でラウンドアップ。アンダー18の宮坂桃子は3位でリパチャージへ回った。
明日も8時からスタート予定で、メイン会場では、アンダー18ガールズのクオリファイ・ラウンド2、アンダー16ガールズのクオリファイ・ラウンド2からスタート。そのあとアンダー16ボーイズのリパチャージ2、アンダー18ガールズのリパチャージ1が行われる。第2会場ではアンダー18ボーイズのリパチャージ1、アンダー18ボーイズのリパチャージ2、アンダー16ガールズのリパチャージ1、アンダー18ガールズのリパチャージ1が行われる予定。
アンダー18ガールズのクオリファイ・ラウンド2のヒート5には黒川日菜子、
アンダー16ガールズのクオリファイ・ラウンド2のヒート5に田代凪沙と小山みなみ
アンダー18 ボーイズ/リパ2のヒート1には仲村拓久未、ヒート11に新井洋人、ヒート12に西修司。
アンダー16ボーイズ /リパ2のヒート7には野呂海利、ヒート10には西優司。
アンダー18ガールズのリパチャージ1のヒート6には宮坂桃子が登場する。
がんばれ!日本!オフィシャルサイトでは毎日ライブ中継も行われている。彼らの活躍を期待してエールを送り続けよう。
日本と ニカラグア との時差は、15時間です。日本の方が、15時間進んでいます。
ニカラグアの明朝2013年6月11日8時00分は
日本時間で今晩2013年6月11日23時00分です。
日本代表選手
アンダー16:西優司(大阪)野呂海利(徳島)安井拓海(埼玉南)稲葉玲王(JPSA)
アンダー18:西修司(大阪)小林直海(湘南藤沢)仲村拓久未(JPSA)新井洋人(ASP)
アンダー16ガールズ:田代凪沙(湘南藤沢)小山みなみ(徳島)
アンダー18ガールズ:黒川日菜子(大阪)宮坂桃子(JPSA)
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