QUIKSILVER OPEN JAPAN 2013はベスト8が決定。大野修聖がクオーター進出
2013年6月1日(土):千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸 千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸で開催中のASPジャパンメンズスター ツアーの第1戦、国内最大級の4スターイベ ント「QUIKSILVER OPEN JAPAN」は大会4日目。 本日の志田下ポイントの天候は晴れのち曇り。北東のサイドオンが強く、一晩で一気にサイズアップ。波数が多く、オーバーヘッドのチャレンジングなコンディションでラウンドオブ32からスタートとなった。カレントも入り、トップサーファー達にとっても、ポジショニング、ウェイブ・セレクションが勝敗の鍵を握る厳しい戦いを強いられた。
そんなコンディションで、本日の第1ヒートに登場した大橋海人は、バックハンドで6.33、5.70をスコアしてヒート中盤までリードしたが惜しくも3位で敗退。第2ヒートでは、昨日から好調な高梨直人は、得意のバックハンドでビッグマニューバーを描き、ファーストウエイブで7.00をスコア。バックアップも5.17をスコアして見事1位でラウンドアップ。田嶋鉄兵は惜しくもここで敗退となった。
第3ヒートには中村昭太がファーストウェイブでビッグエアを決めて、7.33をスコア。バックアップも6.57をスコアしてトップをキープしたが、後半追い上げてきたミッチ・クルーズ(AUS)とコナー・コフィン(USA)に逆転され惜しくも3位敗退となった。第5ヒートでは仲村拓久未と小林直海が同じヒートを戦い、仲村拓久未が2位でラウンドアップ。加藤嵐と田中樹の第の第7ヒートでは加藤嵐が2位でラウンドアップ。大野修聖と稲葉玲王の第8ヒートでは大野修聖が2位でラウンドアップを果たした。
ラウンドオブ16には、高梨直人、仲村拓久未、加藤嵐、大野修聖
続いて行われたラウンドオブ16には、高梨直人、仲村拓久未、加藤嵐、大野修聖の4名の日本人選手が勝ち上がった。第1ヒートの高梨直人は、コナー・コフィン(USA)、ギャレット・パークス(AUS)、コーディ・トンプソン(USA)と対決。スタートから再び7.33をスコアし、バックアップも4.67を揃えてヒートをリードした。しかし後半、他の選手の激しい反撃を食らい4位となり敗退となった。
第3ヒートには、大野修聖と加藤嵐が、デイヴィ・キャスルズ(AUS)、ブレント・ドーリントン(AUS)と対戦。スタートからロースコアが続くヒートで、5.83をスコアした加藤嵐が中盤までヒートをリードした。しかし、中盤まで全く良い波を掴めなかったデイヴィ・キャスルズ(AUS)が8.27のエクセレントをスコアして4位から一気に1位へ躍り出る。波とのリズムが合わなかった大野修聖も後半に入り7.23をスコア。更にバックアップに5.60を揃えて2位をキープした大野が明日のファイナルデイに勝ち上がった。
本日の最終ヒートでは、仲村拓久未が、マイケル・ライト(AUS)、ビノ・ロペス(BRA)、オニー・アンワー(IND)と対戦。仲村拓久未は、彼らしいカーヴィングのコンビネーションで、ライトブレイクで5.27、レフトブレイクで6.27を続けてスコア。ヒート中盤まで1位をキープしたが、後半追い上げてきたマイケル・ライト(AUS)、ビノ・ロペス(BRA)に逆転され、惜しくも3位で敗退となった。
これで明日のクオーターファイナルに勝ち進んだ日本人選手は大野修聖のみとなった。クオータでの対戦相手は同じチームライダーのマイキー・ライト。相手にとって不足なし。がんばれ!マー大野!
また明日は間屋口 香、植村 未来 、大村 奈央 、野呂 玲花の4人によるROXY Exhibition Matchも行われる予定!
クオーターファイナル・マッチアップ
QFヒート1:コナー・コフィン(USA)対 クーパー・チャップマン(AUS)
QFヒート2:ギャレット・パークス(AUS)対 ミッチ・クルーズ(AUS)
QFヒート3:デイヴィ・キャスルズ(AUS)対 ビノ・ロペス(BRA)
QFヒート4:マイケル・ライト(AUS)対 大野修聖(JPN)
明日のファーストコールは朝 08:00AM。クオーターファイナルからスタート。
今回の注目選手をサーフメディアがピックアップ。 インターネットでライブ中継を見る人、会場に足を運んで選手達のパフォーマンスを生で見る人も、まずは、どんな選手が今回やって来るのかを予習しておこう!
関連リンク:ASP4スター「QUIKSILVER OPEN JAPAN 2013」来日選手プレビュー。注目選手を動画で予習
ライブ中継サイト
http://www.aspjapantour.com/webcast/2013/quiksilver/index-jp.php
オフィシャル情報サイト
http://www.quiksilver.co.jp/event/japanopen2013/
フォト&キャプション:山本貞彦