ASPメンズ&ウイメンズ「バートン・トヨタ・プロ・ジュニア」でジェイク・シルヴェスターとエリー-ジーン・コフィーが優勝。
ミアウェザー、ニューキャッスル、NSW/オーストラリア(2013年2月17日日曜日)ニューキャッスルのミアウェザーで行われていた2013年のASPオーストラレーシア・プロ・ジュニア・シリーズの開幕戦となるメンズ&ウイメンズ「バートン・トヨタ・プロ・ジュニア」が終了。メンズでは、ジェイク・シルヴェスター(ニューキャッスル、NSW/AUS)、ウイメンズではエリー-ジーン・コフィー(ゴールド・コースト、NSW/AUS)が優勝し、幕を閉じた。いよいよ明日からは、サーフェスト・ニューキャッスル・オーストラリアのメインイベントであるASP男子 6スター・バートン・トヨタ・プロと女子6スターのハンター・ポート・ウイメンズ・クラシックがスタートする。
2011年のイベント勝利者であったホームタウン・ヒーローのシルヴェスターは、ファイナルでカノア五十嵐(CA/USA)を下して、再びタイトルを奪い返した。当初から優勝候補のふたりは、イベントを通して、ビッグネームとしての役割を果たしたが、難しいコンディションで行われたファイナルで、2本のエクセレント・スコアをマークして、イベントをフィニッシュしたのはシルヴェスターだった。
「最高に興奮しましたね。」と、シルヴェスターが言った。「2011年に勝ったときも最高でしたけど、これはさらに格別です。昨年のASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップは僅差で出場出来なかったんです。だから、この勝利で今年のスタートを切ることが出来た事は、僕の自信への弾みになります。海から上がると、みんなが肩を叩いてお祝いの言葉をかけてくれました。ビーチを歩くのに10分もかかりましたよ。でもそのサポートが勝利を最高の気分にさせてくれるんです。」
昨年のASPオーストラレーシアのプロ・ジュニア・シリーズ・レイティング第2位で、昨年のイベントでは2位だったエリー-ジーン・コフィーは、ASPウイメンズ・ワールド・ジュニア・チャンピオンに君臨するニッキ・ヴァン・ダイク(フィリップ・アイランド、ビック/AUS)を克服して大喜びだった。コフィーは、彼女のパワフルなバックハンド・アタックを使い、 いくつかのエクセレントなスコアを記録。ミアウェザーのライトハンダーで彼女にとって初めてのASPイベント勝利を勝ちとった。
「昨年第2位に続き、ここで優勝出来て本当にハッピーです。」と、コフィーが言った。「ニッキ(ヴァン・ダイク)と私はこの数年間、ずっとライバルでした 。だからこの勝利を掴めて本当に嬉しいです。イベントを通して、ミディアム・サイズの波で、トップとボトムを使ってサーフィンが可能で、コンスタントにグッド・スコアをマーク出来ました。ファイナルでも良いスタートを切れ、自分のスコアを改善する努力をしていました。それが上手く行ったんだと思います。今回がASP初優勝なんです。これ以上の幸せはないですね。」
惜しくも優勝を逃した15才のカノア五十嵐。今更説明するまでもなく、これまで多くの輝かしい成績を残して来た彼は、スタイリッシュなカーヴィングや、革新的なエアリアルなど、様々なテクニックを駆使したハイパフォーマンスを見せた。しかしファイナルでは、シルヴェスターに9ポイント・レンジの2本のパーフェクトに近いスコアをマークされ、破れた。
「ジェイク(シルヴェスター)は素晴らしいサーファーですね。そして、ここは彼のホームです。僕は彼がラインナップを本当によく理解しているのが分かりました。」と、五十嵐が言った。「彼は、掴む全ての波を知っていました。これまで海の中で、こんなに負けを感じた事なはなかったですね。彼は最高でした。初めてのニューキャッスルの旅も楽しい経験が出来ました。」
ヴァン・ダイクは今年、ASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアーへのクオリファイに目標をセットしており、バートン・トヨタ・プロ・ジュニアをASP 6-スター・ハンター・ポート・ウイメンズ・クラシックへの準備に使っていた。「エリー(ジーン・コフィー)は今日、本当に良いサーフィンをしていましたね。」と、ヴァン・ダイクが言った。「勝利まであと少しだったのに勝てなくて、2位は最低です。ASP 6-スター・ハンター・ポート・ウイメンズ・クラシックのためには、コンテストでサーフィン出来て良かったですね。次のイベントでも良い結果を残したいです。」
また本日は、ASP 6-スターのバートン・トヨタ・プロとハンター・ポート・ウイメンズ・クラシックのトライアルが行われ、下記の選手が明日からスタートするメインラウンドへの出場権を獲得した。
明日スタートする賞金総額$155,000のASP6スター「バートン・トヨタ・プロ」には、日本から今回も多くの日本人サーファーが出場。ラウンド1のラウンドオブ144には、H-2 大原洋人、H-4 川畑太志、H-5 大澤伸幸、H-6 北田力也、H-9 辻裕次郎、H-11 仲村拓久未、H-12 田嶋鉄兵、H-13 林健太、H-15 小椋暁人、H-22 大橋海人、H-24 加藤嵐。
同時開催の女子6スター 「ハンター・ポート・ニューキャッスル」では、ラウンド1のラウンドオブ60の H-2 武知実波、ラウンド2のラウンドオブ48H-2に大村奈央がクレジット。サーフィン大国オーストラリアでの彼らの戦いは続く。頑張れ日本!
明日は、ウイメンズのラウンドオブ60から現地時間午前7時半スタートを予定。
バートン・トヨタ・プロ・トライアル
コーリー・ジームス
デイブ・リアドン-スミス
ダレン・オラファティ
ジャクソン・ベーカー
ハンター・ポート・ウイメンズのクラシック・トライアル
タティアナ・ウエストン-ウェッブ
ホリー-スー・コフィー
ブローディ・ドイル
カリ・マクドーナ
The event will be Live Webcast at: http://surfest.prosurfinglive.com