ASP 4スター「ブレイカ・バーレー・プロ」で加藤嵐、大原洋人、大橋海人、林健太が、トップシードが待つラウンドオブ64へ。
▲大会2日目のムービーに新井洋人が登場。
バーレー・ヘッズ/オーストラリア:2013年2月6日水曜日:ブレイカ・バーレー・プロは大会4日目。本日は、男子のラウンド3であるラウンドオブ96から再開。早朝の第1ヒートから新井洋人が登場。新井は、スタートから好調にグッドウェイブを捕まえ、4ポイント台を2本揃え、まずまずのスタートを切る。しかし、後半に入りマルコ・フェルナンデス(BRA)がエクセレントをスコア。ニコラス・スクワイアー(AUS)がハイスコアをマーク。新井洋人も5.13をスコアし反撃するも惜しくもここで敗退となった。
ヒート5の大澤伸幸は全く波とのリズムが合わず、ロースコアの厳しい展開を強いられた。ヒート終盤に見せたエアリバースで高得点を狙うも4位で敗退となった。ヒート9 には加藤嵐、北田力也、深川達哉の3名が同じヒートに登場。このヒート頃になるとオンショアが強まり面を乱す。そんな中で、加藤嵐はファーストウェイブから6.33をスコア。続けて4.67をスコアすると完全にヒートを支配。後半には太いトラックを刻み、大きなスプレーを上げるスラッシュとオフザトップで6.57、6.70をスコアし、ヒートスコア13.27とする。ヒート後半、ブラジルのラファエル・テイクセラに逆転されるも加藤嵐は2位でラウンドアップを決めた。
H-11 大原洋人はダニエル・ロス、ビリー・キーン、クリス・ソールズベリーといった3名のオージーと対戦。大原洋人はファーストウェイブで、激しいリエントリーのコンビネーションで4.00をスコア。続けて鋭くスピーディーなカービングのコンビネーションで5.67をスコア。2位で前半を折り返す。後半に入り、3位だった元WCTサーファーのダニエル・ロスが一気にトップへ浮上。大原洋人は3位に押し出される。逆転には4.16が必要だった。追い込まれた大原洋人はヒート終盤、ミドルセクションで波を掴み、インサイドのクローズアウトセクションでブロウテール・スライドを決めて、5.40をスコアし大逆転。大原洋人は2位でラウンドアップを決めた。
H-12には再び、和光大、大橋海人、山中海輝の3名の日本人選手が顔を揃えた。ヒートは大橋海人がスタートからバックハンドでチャージ。鋭いリエントリーにバックハンドのリバースも決めて、6.00、5.20をスコア。ヒートスコア11.20でヒートを完全にリード。更に大橋は打点の高い2本目のビッグ・ブロウテール・エアリバースを決め6.67をスコア。圧倒的なパフォーマンスを見せる。後半に入り、ブレント・ドーリントンがエアリバースのシングルマニューバーで7.50をスコアして大橋を追い上げる。更に6.50をスコアしたドーリントンはついに大橋を逆転。それでも大橋海人は見事2位でラウンドアップを決めた。
H-16には林健太が登場し、カノア五十嵐、ハイリル・アンワー、ライアン・キャンベルと対戦した。ヒートはカノアがスタートから5.33をスコア。林健太はアウトからセットの波を掴むと、リラックスしたスタイルでビッグマニューバーを描き、6.50をスコアしてヒートを開始する。他の選手がハイスコアを重ねる中、じっくりと吟味して掴んだ波で5.57をスコアした林健太がヒートをリード。ヒート中盤にハイリル・アンワーが、鋭いリエントリーとエアリバースのコンビネーションで8.00をスコアして逆転。林健太は2位で後半戦へ。アンワーがストロングフォームを続けるなか、ヒート終盤、波を待っていた林のもとにグッドセットが入り、6.73をスコア。ヒートスコア13.23とした林健太は2位でラウンドアップを決めた。
いよいよ男子は、ミック・ファニングをはじめとするトップシードが登場するラウンド4へ。ヒート10では、加藤嵐が、マーク・オクルーポ、ビリー・ステアメンド、フレデリコ・モライスと対戦。ヒート11では大橋海人がグレン・ホール、デイヴィ・キャスルズ、ダニエル・ロスと対戦。ヒート12では、大原洋人がジョアン・ドゥルー、ヒース・ジョスキ、ブレント・ドーリントンと対戦。ヒート15で、林健太がディオン・アトキンソン、ステュー・ケネディ、デール・ラヴロックと対戦する。オフィシャルサイトでは、ライブ中継が行われているので、彼らの活躍に期待し、エールを送ろう!。頑張れ!日本!
オフィシャルサイトのライブ中継はこちら。http://breakaburleighsurfpro.com.au/live.php
明日は現地午前7時30分にファーストコール。午前8時のスタートを目指す。