JPSA「KAIDO 鴨川ロングボードプロ」開始。吉川広夏がプロ合格。
(2012年11月16日金曜日)JPSAロングボード最終戦「 KAIDO 鴨川ロングボードプロ」がスタート。本日は、男女プロトライアルからスタート。男子はトライアルのラウンド3を勝ち上がった各ヒート2名と3位の高得点者1名の計7名、斎藤 久元、坂本 友和、富 圭一郎、黒須 健一、舟橋 誠、元場 聡史、鳴海 守がプロ本戦に勝ち上がった。そして、本戦のラウンド1で斎藤 久元、黒須 健一、舟橋 誠の3名がラウンド2へ勝ち上がり、明日にプロ公認資格獲得への望みを繋いだ。男子はプロ本戦のラウンド3を勝ち上がった選手に公認プロ資格が与えられる。
女子のプロトライアルは、ラウンド1を勝ち上がった上位2名がプロ本戦に出場。プロ本戦のラウンド1を勝ち上がった選手に公認プロ資格を与えられる。そんな中で、数々のアマチュア・タイトルを保持し、ASPジャパンでも優勝経験のある、吉川広夏が今回のプロトライアルに登場した。吉川は今シーズンからJPSAのプロ公認資格獲得のため、千倉とバリで行われたプロトライアルに挑戦して来たが、2戦ともトライアルは勝ち上がるも本戦のラウンド1で敗退を喫し、苦渋を味わってきた。そして、今回の3度目の挑戦では、男女を合わせたベストスコアとなった9.17を含む、本日のハイエスト・ヒートトータル15.50をスコア。圧倒的なサーフィンでトライアルを勝ち上がり、プロ本戦のラウンド1も余裕の1位通過で、晴れてJPSAプロ公認資格を獲得した。
- JPSA「KAIDO 鴨川ロングボードプロ」吉川広夏。植村未来とハグ。
吉川は自身のFBで「応援&祝福してくれた、みなさんありがとうございます。これでやっとスタート地点に立つことができました。失うものは何もない! あとは前に進むだけ。明日もいいライディングができるよう頑張ります。」とコメント。昨年もASPのWLTに日本代表選手として出場していた吉川広夏は、今年も海南島で11月21日-25日で開催されるASPワールド・ロングボード・チャンピオンシップ「スウォッチ・ガールズ・プロ・チャイナ2012」に日本代表選手として出場が決定している。そんな彼女にとって、今回はあくまでの通過点。そして、新しいステージへ躍進して欲しい。
いよいよ明日は男女ともラウンド2がスタート。明日は朝6時30分集合です。
写真。フォトキャプション:山本貞彦
JPSAロングボード最終戦「 KAIDO 鴨川ロングボードプロ」が11月16日(金)~18日(日)、千葉県鴨川市 東条海岸のマルキポイントで開催される。ショートボードは既に全戦が終了し、林健太と庵原美穂がグランドチャンピオンに決定。ロングボードでも、女子のグ ランドチャンピオンは既に植村未来に決定し、注目は男子のグランドチャンピオンということになっている。
最終戦を目前にし、全5戦の上位4戦のポイント合計で年間ランキングが決定される今シーズンのJPSAツアーにおいて、5戦中2戦で優勝している尾頭信弘がカレントリーダーとしてトップを独走。2位の喜納元輝が追いかける。
今回の最終戦もラウンド4から出場の尾頭。現在尾頭が持っている最低スコアは1000で、ラウンド4やクオーターで敗退してもこのポイントは切り捨 てられる。つまり黙っていていも現在保持する6720ポイントは確実という状況だ。そこに2位の喜納元輝がどこまで食い下がれるかと言う戦い。
第3戦を欠場し、新島で優勝している喜納元輝は、ベスト3の合計で4940ポイントを保持。尾頭と喜納元輝の差は1780ポイント。この差は尾頭が クオーターで負け、喜納元輝が優勝しなければ埋める事は出来ない数字。しかし喜納元輝は優勝しても、尾頭がセミファイナルに進出して5位になるとグラチャ ンは掴めない。
状況としては、ラウンド2から出場する喜納元輝は5ラウンド勝ち上がってファイナルまで辿り着けるため、尾頭信弘が優勢といった感じだろうか。しか し両者ともファイナル常連組なので、まだまだ何が起こるか分からない状況だ。どちらが勝っても初タイトル。果たしてどのような結末が待っているのか。今回 の最終戦もJPSA HPよりLIVE中継が行われる予定。サーフメディアでは今回も現地から最新情報をお届けします。お楽しみに。また速報はツイッターの@SURFMEDIA_LIVEで配信中。こちらも是非フォローして下さい。
ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa2012_45/
大会の写真はこちらからご覧下さい。
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また今大会の情報はJPSAのオフィシャルページに掲載されています。