ASP-WCT第1戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」はベスト4が決定。

ASP-WCT第1戦「ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」はベスト4が決定。 


絶好調のビアンカ・ブュイティンダッグ© ASP/ Kirstin

 

 

クーランガッタ、QLD、オーストラリア-2014年3月5日水曜日:サムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第1戦「Roxy Pro Gold Coast」は今日、2-3フィートのスナッパー・ロックスでで、セミファイナリストの4名が決定。

 

コンペティションが再開するとき、2度のASPワールド・チャンピオンに君臨するカリッサ・ムーア(HAW)は、5タイムASPワールド・チャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)と、サウス・アフリカのビアンカ・ブュイティンダッグは、セミファイナルのヒート2でアメリカのレイキー・ピーターソンと対戦する。

 

ステファニー・ギルモア(AUS)© ASP/ Cestari

 

ステファニー・ギルモア(AUS)は、絶好調のコートニー・コンローグ(USA)とクオーターファイナル第1ヒートで対決。両者共に朝のスナッパー・ロックス・ウォールをライトアップし、フォアハンドのアークとダイナミックなトップ・ターンをブレンド。ふたりはプライオリティを使わずに次々と波を掴み、激しいデッドヒートを繰り広げた。

 

コンローグはエリートレベルのゲーム展開で攻め続けたが、勝利を掴んだのはギルモア。彼女はセミファイナルでカリッサ・ムーア(HAW)と戦う。「私は、ほんのわずかなローカルナレッジが成果をあげたと思います」とギルモアが言つた。「私は、彼女の(コンローグ)のプライオリティーの下、あの2本の波にテイクオフしたんです。その波は特別小さいセクションがあって、ダウンザラインが見えたんです。残りのイベントで自分自身のペースを整え、自分の最善を尽くすつもりです。」

 

彼女は良い波を知っているので、 私にはタフなヒートですが、最高な波を楽しみたいですね。

 

カリッサ・ムーアは、スローな展開となったヒートにおいて、アベレージ・スコアで仲間のハワイアン、マリア・マニュエルを破った。2度のワールド・チャンピオンはハイスコアリング・ウェイブを見つけられず、10.33というヒートスコアであったが、それは彼女にセミファイナルのスポットをもたらすのに充分なものだった 。

 

「それは不思議なヒートでした」と、ムーアが言った。「スローな展開だったので、無駄なく時間を過ごそうとしていました。次のヒートが楽しみですね。ステファニーとのヒートですが、落ち着いていられそうです。良い波を掴んで楽しむだけですね。ここは彼女(ギルモア)のホームでのブレイクで、彼女は良い波の選び方を知っています。 私にはタフなヒートですが、最高な波なので楽しみたいですね。」

 

ビアンカ・ブュイティンダッグ© ASP/ Cestari

 

サウス・アフリカのグーフィー・フッター、ビアンカ・ブュイティンダッグは、ディフェンディング・イベント勝利者であるタイラー・ライト(AUS)を下した。ブュイティンダッグは、スナッパー・ロックス・ウォールで印象的なバックハンドのコンビネーションを見せ、ヒート前半からライトにプレッシャーを与えた。一方、ライトは彼女のトレードマークであるフォアハンド・ラップで応戦したが、逆転するチャンスを見つけることは出来なかった。

 

「ほとんどのウェイブ・ポテンシャルはジャッジタワーの正面だったので、そこに自分をセットして忍耐強く待ちました。幸運にも、波が自分の方に来てくれたんです」と、ブュイティンダッグが言った。「勝ち上がっている唯一のグーフィー・フッターなので、自分のパフォーマンスが良いのか誰とも比較することができなくて変な感じです。私はライトハンドのポイント・ブレイクで育ったので、グッドウェイブをゲット出来ればと思います。」

 

レイキー・ピーターソン(USA)© ASP/ Cestari

 

本日最後のクォーターファイナル・ヒートは、2013のロキシー・プロ第2位のサリー・フィッツギボンズ(AUS)と レイキー・ピーターソン(USA)がセミファイナル・スロットを賭けて戦った。2人の戦いはハイレベルな僅差のクロスヒートとなった。ヒート終盤にリードを持っていたフィッツギボンズだったが、後半に攻め続けたピーターソンが終了間際のエクセレントな8ポイント・ライドで大逆転。フィッツギボンズのファイナル出場を阻んだ。

 

「かなり興奮しましたね。私は人生で8ポイント・ウェイブを手に入れていないと思います」と、ピーターソンが言った。「本当にエキサイトしますね。今年は一生懸命に取り組んでいます。セミファイナル進出は最高です。この調子をキープしたいですね。一生懸命に取り組んだ成果が出て本当に嬉しいです。」

 

 

惜しくも敗退となったサリー© ASP/ Cestari

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イベントは、aspworldtour.comyoutube.com/ASPを通してウェブキャストされています。
(※今年の日本語放送は行われません。)

 

 

 

 

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・セミファイナル:
セミファイナル1:
ステファニー・ギルモア(USA)対カリッサ・ムーア(HAW)
セミファイナル2:
ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)対レイキー・ピーターソン(USA)

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・クオーターファイナル結果:
クオーターファイナル1:
ステファニー・ギルモア(AUS)15.43 def.コートニー・コンローグ(USA)13.50
クオーターファイナル2:
カリッサ・ムーア(HAW)10.33 def.マリア・マニュエル(HAW)7.00
クオーターファイナル3:
ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)14.93 def.タイラー・ライト(AUS)7.67
クオーターファイナル4:
レイキー・ピーターソン(USA)15.90 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.84