ワールドタイトルの行方。オニール・コールドウォーター・クラシックは11月1日からスタート。 パーコか!ケリーか!ファニングか! 


パーコは初のワールドタイトルを獲得出来るのか?© ASP/ ROBERTSON
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2012年11月1日ー11日のウエイティング期間でサンタクルーズのスティーマー・レーンにて開催される、2012年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第9戦「オニール・コールドウォーター・クラシック」のため、世界最高峰のサーファー達がノーザン・カリフォルニアに集結している。いま世界の注目は、今年のワールドタイトル・レースに絞られている。

 

現時点で数字上では、ジョエル・パーキンソン(AUS)、ケリー・スレーター(USA)、ミック・ファニング(AUS)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)といった5人のサーファーが、2012年のASPワールド・タイトル・レースの渦中に居る。2012年のASPワールド・タイトルが、この「オニール・コールドウォーター・クラシック」で決定するには、以下の3つの条件が揃わなければならない。

 

1、ジョエル・パーキンソン(AUS)が優勝しなければならない。

2、ケリー・スレーター(USA)が13位タイか、それ以下でフィニッシュしなければならない。

3、ミック・ファニング(AUS)が9位タイか、それ以下でフィニッシュしなければならない。

 

たとえパーキンソンがオニール・コールドウォーター・クラシックで優勝しても、スレーターやファニングが上記のような敗退をせず、上位に勝ち上がれば、ASPワールド・タイトル・レースはハワイまで持ち越され、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)とエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)はレースから脱落する。この3つの条件のどれかが欠ければ、2012年のASPワールド・タイトルは、今年の最終イベントであるパイプラインで決定されることになるのだ。

 

2000年にオニール・コールドウォーター・クラシックで優勝しているパーキンソンは、1993年の優勝者であるテイラー・ノックス(USA)、2007年のジョディ・スミス(ZAF)、2010年のマット・ウィルキンソン(AUS)、2011年のミゲール・プポ(BRA)といった現在ASPトップ34として活躍する4人のサーファーたちとともに、このイベントの主役を務めることになる。

 

今回のオニール・コールドウォーター・クラシックは、2012年のASPワールド・チャンピオンを決定する可能性とともに、2013年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアーへのクオリファイを賭けた極めて重要な役割を果たすイベントとなる。

 

2013年のASPトップ34は、年末のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー・ランキング上のトップ22と、年末のASPワールド・ランキングのトップ10サーファー(ASP WCTランキングのトップ22サーファーを除いたランキング)と、2 名のASPワイルドカードで構成される。ASPトップ34サーファーは、全10戦行われるASP WCTイベントのうちベスト8の成績で競われる。オニール・コールドウォーター・クラシックは、リクオリファイのためビッグな結果が必要であるASPトップ34サーファーに最後のチャンスを与える。

オニールは、今年のオニール・コールドウォーター・クラシックに、ジェイソン“Ratboy”コリンズ(USA)に2つワイルドカードのうちの1つを与えた。残りのイベント・ワイルドカードは、ハロウィンに開催される12人によるトライアルで決定される。

 

オニール・コールドウォーター・クラシックは、

http://www.oneill.com/cwcにてライブ中継されます。

 

ASP WCTトップ5:
1. ジョエル・パーキンソン(AUS)52,700pt
2. ケリー・スレーター(USA)47,200pt
3. ミック・ファニング(AUS)47,000pt
4. ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)44,350pt
5. エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)37,650pt