JPSAショートボード最終戦「ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」男子ラウンド2、女子ラウンド1が 終了。
2012年9月14日(金)JPSAジャパンプロサーフィンツアー2012ショートボード第6戦(最終戦)「ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」は大会2日目。本日の天候は晴れ。腰腹ぐらいにサイズダウンするなかメインラウンドがスタート。女子ラウンド1、男子ランド2までが終了した。
そんな中で、明日のラウンド3へ駒を進めたトライアリストは。大森海夏人、川畑友吾、児玉椋、寺村文子、梶川季恵、岡本愛菜の6名。JPSAのプロトライアルは、男女とも明日の本戦R-3を勝ち上がれば、公認プロ資格をゲットできる。また今回のSAシードの笹子 夏輝、中塩 裕貴はラウンド2を勝ち上がっている。
本日ハイスコアをマークしたのは、大橋 海人の15.75。和光 大の13.75、仲村 拓久未の12.25などで、前回の茨城で絶好調だった選手達。明日からは、いよいよセカンドシードの選手が登場する男子ラウンド3スタート。グラチャン争いに絡んでいる大橋海人はラウンド1からフルスロットルでラウンドアップ。野呂玲花もラウンド1を気合いで勝ち上がっている。ひとつでも多く勝ち上がり、王冠獲得に向けて頑張って欲しい。
サーフメディアでは次回も現地から最新情報をお届けします。お楽しみに。また速報はツイッターの@SURFMEDIA_LIVEで配信中。こちらも是非フォローして下さい。明日は、AM6:00選手集合/ファーストコール。
写真、フォトキャプション:山本貞彦
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」渡邉藍。キレのあるサーフィンで地元の期待に応える。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」ルーキーオブザイヤーを争う和光大。波が小さくなってもパワフル。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」北浦俵太。ローカルナレッジでクレバーに戦いラウンドアップ。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」大橋海人。優勝あるのみ。自分のスタイルで勝ち上がり。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」稲葉玲王。リップにエアーを交え、スタートからフルスロットル。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」どんな波でも乗りこなす。ルーキーオブザイヤーに一番近い仲村拓久未。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」トライアリストの川畑友吾。明日の運命のR-3。兄の川畑太志と同じヒートにクレジット。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」金尾玲生。あと一歩及ばず。残念ながらR-2で敗退。公認プロ資格はゲットならず。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」野呂玲花。勝たなければいけない。こちらにも伝わる緊張感。明日につないだ。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」岡本愛菜。女子のトライアリストの中で攻めは一番。
JPSA 「 ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」高橋みなと。ポジショニングに迷いがあったか?乗れば勝てるからこそ、作戦は盤石に。
JPSAグランチャ争いのシナリオ
茨城までランキング2位だった田中樹が、アーリーラウンドで敗退し、グラチャン争いから脱落。カレントリーダーの林 健太は、茨城でファイナルまで残ればグラチャンが決定していた。しかし、林健太がセミファイナルで破れ、大橋海人が今季2勝目を上げた事で大橋海人にだけ最終戦で林健太とのグラチャン争いをする権利が与えられたのだ。
しかし林健太が有利な状況であるのは言うまでもない。全6戦中、上位5戦のポイント合計で年間ランキングを決定するJPSA。最終戦で林がラウンド4で負けた場合、上位5戦の合計は7700ポイント。大橋海人は5910ポイントを所持し、二人の差は1790ポイントとなるため、大橋は2位で獲得出来る1720ポイントでは、7630ポイントで僅かに逆転できず、優勝して2000ポイントを獲得し7910ポイントで林健太に逆転するしかない。そして、林健太がクオーターまで勝ち上がった場合、8120ポイントとなる林に対し、大橋は優勝しても7910ポイントとなるため、その時点で林健太のグラチャンが決定する。
女子でもカレントリーダーの野呂玲花が茨城のラウンド3で敗退。ランキング2位だった庵原美穂と3位の谷口絵里菜がファイナルまで勝ち上がり、グラチャン 獲得へのチャンスを開いた。茨城終了後のランキングは谷口絵里菜が1位、庵原美穂が2位、野呂玲花が3位となる。しかし、この3名のポイント差は僅 か。この3名はグラチャンを獲得するために、最終戦でライバルより先に負けるわけにはいかない。ただアドバンテージがあるとすれば、波を知り尽くしたホームブレイクでの開催で庵原美穂が有利。しかし、昨年のグランドチャンピオンとして、この試合の結果によっては2年連続のグランドチャンピオンとなれるプレッシャーが彼女の肩には重くのしかかって来る事だろう。一方、ベテランの谷口は茨城でも優勝し、グラチャン争いを振り出しに戻した。この勢いのまま3度目のJPSAグランドチャンピオンを手にするか。またルーキーで前戦までカレントリーダーだった野呂玲花。ASPのジュニアツアーでも今年、大活躍した彼女が最終戦で王冠を手にするのか。
男女とも目が離せないJPSAショートボード最終戦「ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」は、9月13日(木)~16日(日)で千葉県鴨川市 東条海岸 (マルキ)で開催。サーフメディアでは次回も現地から最新情報をお届けします。お楽しみに。また速報はツイッターの@SURFMEDIA_LIVEで配信中。こちらも是非フォローして下さい。
JPSAショートボード第6戦(最終戦)
ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童
期日/9月13日(木)~16日(日)
※プロトライアル同時開催
会場/千葉県鴨川市 東条海岸 (マルキ)
ライブ中継:http://www.namiaru.tv/ust/jpsa2012_06/