ASP3スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」で田嶋鉄兵がR32進出。 大村奈央は19位。

ASP3スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」で田嶋鉄兵がR32進出。 大村奈央は19位。 


nao omura © Aquashot / aspeurope.com

 

プラヤ・デ・パンティン、ガリシア-スペイン(2012年9月14日金曜日)ASP3スター 「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」がスペインのガリシアにあるプラヤ・デ・パンティンで大会3日目を迎えた。コンテスト会場は2-3フィートにサイズダウン、女子ラウンドオブ48からスタート。続けて男子ラウンドオブ64の残り、女子のラウンドオブ24が6ヒートが行われた。

 

昨年まで5スターで開催された、今回のASP男子3スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」には、大澤伸幸、辻裕次郎、田嶋鉄兵が 参戦。同時開催のASP女子 6スター「カブレイロア・パンティン・クラシック・プロ」には大村奈央が出場。本日は男子ラウンドオブ64のH-13には田嶋鉄兵、女子ラウンドオブ48のH-8に大村奈央が登場した。

 

本日のファーストラウンドとなる女子ラウンドオブ48のH-8で大村奈央は、レベッカ・ウッズ(AUS)、アン-セシール・ル・タレク(FRA)、グレイス・スタイマン-レーン(AUS)と対戦。ヒートはレベッカ・ウッズ(AUS)がスタートからリード。大村奈央も2.50、3.43、をスコアして2位で前半を折り返す。レベッカは後半に入り、7.17、5.50のハイスコアをマーク。大村もラストウェイブで4.83をスコアして2位でラウンドアップした。

 

田嶋鉄兵はトップでラウンドアップ。

 

男子ラウンドオブ64のH-13に登場した田嶋鉄兵は、マーロン・リプキ、ディエゴ・カデナ、アブドル・エル・ハリムと対戦。スタートから5.27、4.33をスコアしたマーロン・リプキがヒートをリード。それに対する田嶋もファーストウェイブで5.33をスコア。さらに4.23をスコアして2位をキープする。後半に入り6.33をスコアした田嶋はトップを奪い、追い上げるマーロン・リプキを振り切りトップでラウンドオブ32へ勝ち上がった。

 

男子のラウンドオブ64終了後、女子のラウンドオブ24がスタート。本日の最終ヒートとなるヒート6に大村奈央が登場した。大村は、フェリシティ・パーメター(AUS)、ジャスティーン・デュポン(FRA)、スーレン・ナライサ(BRA)と対戦。スタートから他の選手にスコアを重ねられた大村奈央。後半までじっくりと波を待ち、セットのレフトの波を掴みクリティカルセクションに当て込む大村はクローズセクションでも、しっかりとリエントリーを決めて3.83をスコア。3位に浮上して2位には3.44のところまで追い上げた。しかし後半から追い上げて来たジャスティーン・デュポン、スーレン・ナライサ(BRA)がグッドスコアを次々とマーク。再びフェリシティ・パーメターもハイスコアをマーク。最後までチャージを続けた大村だったが、リードを広げられ、最終的に4位で敗退。19位でフィニッシュとなった。

 

 

ネクストコールは現地時間昼12時。日本は午後7時。大会4日目はウイメンズASP 6-スター・カブレイロア・パンティン・クラシック・プロのファイナルデイとなる予定。メンズ・イベントは、日曜日にパンティンで再開する。大澤伸幸は、ラウンドオブ32のヒート3でビーノ・ロペス、メッシアス・フェリクス、アドリアン・バレーロと対戦。田嶋鉄兵は、エイドリアン・トヨン、デビッド・カルモ、エネコ・アセロと対戦する。彼らの活躍に期待し、彼らにエールを送ろう! 頑張れ!日本!

 

また辻裕次郎のオフィシャルサイトでは、辻裕次郎自ら自分のヒートを振り返り、試合を分析。ヒートを見ているだけでは把握することのできない、ヒート中の心の葛藤など、臨場感溢れるコメントが掲載されているので、是非チェックして欲しい。

http://yujirotsuji.com/

 

ライブ中継はこちら。http://pantin.aspeurope.com/live/