ISA世界ジュニアは大会3日目。山中海輝が大逆転の1位通過。
【現地時間2012年4月17日火曜日、プラヤ・ベナオ、パナマ】
パナマのプラヤ・ベナオで開催中の「ダカインISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ Presented by Billabong(ISA世界ジュニア選手権)」は大会3日目。本日もクリーンな4−5フィートのコンディションで,ダブルバンクを使い,ガールズのラウンド1のヒート17から再開、ヒート24まで終了後,続けてアンダー 18ボーイズとアンダー16ボーイズのラウンド2のヒート9から16が行われ,その後はガールズのラウンド2、ボーイズのラウンド3が8ヒート行われた。
本日のチームジャパンは,アンダー18ボーイズラウンド2のヒート10に小林直海、ヒート16に新井洋人が登場。小林はファーストウェイブから6.00をスコアすると,さらに6.20をスコア。ヒートスコア12.20をマーク。前半スコアが伸びず苦しんだ新井洋人も5.50、3.67をスコアして,ヒートスコア9.17をマーク。二人とも2位でラウンド3へ勝ち上がった。
アンダー16のラウンド2ヒート15に登場した安井拓海は、スピードにのったパンチのあるサーフィンを見せた。ヒート後半にはビッグなエアリバースを披露して,4.83、3.77をスコアした安井は、ヒートスコア8.60をマークして2位でラウンドアップ。しかし、その後行われたラウンド3では波周りが悪く4位で敗退しリパチャージへと回った。
アンダー18ガールズではラウンド2が行われ、ヒート3の黒川日菜子はヒートスコア10.37で2位でラウンド3へ、ヒート6の岡本愛菜は4位でリパジャージへ、ヒート7の田代凪沙はヒートスコア7.17で2位でラウンド3へ勝ち上がった。
その後行われたボーイズのラウンド3では、アンダー18で、山中海輝が6.17、4.93をスコア。終盤の大逆転でオーストラリアのクーパー・チャップマンを抑えて1位でラウンドアップした。ヒート5の小林直海もヒートスコア10.30をスコアして、オーストラリアのクリード・マクタガードに次いで2位でラウンドアップ。新井洋人も5ポイントを2本揃えてヒートスコア11.00でラウウンド4へ勝ち上がった。笹子夏輝は惜しくも3位となりリパチャージ手と回った。
今回はコンテストのライブ中継も行われているので日本から彼らにエールを送ろう。
今回の大会には,日本の代表選手として、昨年ペルーで開催された世界ジュニアのアンダー16で、16位に入った仲村拓久未 (三重)や、2010年にニュージーランドで、日本人として初めてISA世界ジュニア選手権のアンダー16で、ファイナルに進出し4位入賞を果たした新井 洋人など、上位入賞が期待出来る選手が顔を揃える。今回の大会においては、チームジャパンとして個人の上位入賞に加え、国別で8位入賞を目標に掲げた。 年々レベルアップする世界ジュニアではあるが、自分の持てる力を出し切って、日本チーム一丸となって戦って来て欲しいと思う。また今回も選手をサポートするため、日本サーフィン連盟が派遣したスタッフが現地入りしており、現地同行スタッフによるブログを配信。こちらからチェック出来る。がんばろう日本!
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U16クラス
1 村上 舜 (湘南西)
2 野呂 海利 (徳島)
3 仲村 拓久未 (三重)
NSA推薦枠 安井 拓海(埼玉南)U18クラス
1 小林 直海(湘南藤沢)
2 山中 海輝(奈良)
3 笹子 夏輝(湘南藤沢)
NSA推薦枠 新井 洋人(ASP)Girls
1 田代 凪沙(横浜)
2 野呂 玲花(徳島)
3 岡本 愛菜(千葉東)
NSA推薦枠 黒川 日菜子(大阪)