CHIKO Pro Juniorは大会3日目。男女のベスト8決定
加藤嵐、田代凪沙と須田那月は敗退。
ニューキャッスル、NSW/オーストラリア(2012年3月10日土曜日)
ASP4-スター・ジュニア・メンズ&ウイメンズ・イベント「チコ・プロ・ジュニア」は大会3日目。4フィートのコンディションで、男女ともラウンドオブ16までが行われ、ベスト8が出揃った。
そんな中でマット・バンティング(AUS)は、昨日に引き続き、素晴しいパフォーマンスを披露。いくつかのビッグネームをなぎ倒しクオーターファイナル進出を決めた。バンティング(AUS)はクオーターでラムジィ・ボウキアム(MAR)と対戦する。
「今日は少しトリッキーな波でした。」と、バンティングが言った。「ヒートを見ていて、レフトがベストであると考えていました。しかし結局はライトをサーフィンすることになりました。コンディションによって作戦を変えなければならないんです。」
また現在ASPオーストラレーシア・プロ・ジュニア・シリーズ・レイティング第9位のポジションにいるジョーディン・ワトソン(AUS)は、バンティングとともにファイナルデイに繋げたオーストラリアの選手のひとりで、イベント・トップ・パフォーマーだったブラジリアンのフリーペ・トリード(BRA)とサウス・アフリカのマイケルのフェブラリー(ZAF)を破ることによってクオーターへ勝ち進んだ。「レフトの波のほうがスコアが出る感じでした。だからトリードは破れて不運でしたね。彼がヒートの前半で見せていたサーフィンは見た事もない凄いものでした。」
そのトリードは、ラウンドオブ32で、2度の巨大なバックハンド・エア・リバースを決めて、今大会3本目となるパーフェクト10ポイント-ライドをマークした。惜しくもラウンドオブ16 で破れたが、来週のASP 6-スター・バートン・トヨタ・プロでの活躍が期待される。
男子チコ・プロ・ジュニア・クオーターファイナル:
QF 1:マット・バンティング(AUS)対ラムジィ・ボウキアム(マー)
QF 2:ベイリック・デ・ブリース(ZAF)対ジョニー・ヒックス(NZL)
QF 3:イアン・ゴウベイア(BRA)対ジェシー・メンデス(BRA)
QF 4:バスコ・リベイロ(PRT)対ジョーディン・ワトソン(AUS)
女子チコ・プロ・ジュニア・クオーターファイナル:
QF 1:ナオミ・ステヴィック(AUS)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
QF 2:ジョアン・デフェイ(FRA)対ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)
QF 3:カーステン・オグデン(AUS)対オードリー・スタイマン-レーン(AUS)
QF 4:エリー-ジーン・コフィー(AUS)対フィリッパ・アンダーソン(AUS)
加藤嵐、田代凪沙と須田那月は惜しくも敗退。
今回のジュニアには、新井洋人、加藤嵐、粟田海、大橋海人、岩渕優太、川畑太志、三浦涼。女子は大村奈央、北澤麗奈、田代凪沙、須田那月、水野亜彩 子が参戦。今日はラウンドオブ32に勝ち上がっていた加藤嵐が登場。加藤は、5.25、4.00を揃えるもマット・バンティング(AUS)、マキシム・フスナット(FRA)に破れ、3位敗退、総合17位でフィニッシュとなった。また続けて行われた女子のラウンドオブ32では、田代凪沙と須田那月が登場。須田那月はファーストウェイブで6.00をマークし、前半リードをキープしていたが、バックアップが見つけられず3位敗退。田代凪沙は4位敗退。須田17位、田代25位でフィニッシュとなった。
また来週、3月12日~18日で開催されるメインイベントの6スター・バートン・トヨタ・プロにも、日本から多くのサーファーが参加しており、大野修聖、辻裕次郎、田嶋鉄兵、大澤伸幸、大橋海人がエントリー。女子の6スターには、大村奈央がエントリー。彼等の活躍を期待し、エールを送ろう。頑張れ日 本!
Burton Toyota Pro (Men’s ASP 6-Star)「バートン・トヨタ・プロ」3月12日~18日
Hunter Ports Women’s Classic (Women’s ASP 6-Star)「ハンター・ポート・クラシック」3月12日~17日
CHIKO Pro Junior「チコ・プロ・ジュニア」3月8日~11日
8-11 March, 2012 | CHIKO Pro Junior | Merewether Beach |
12-17 March, 2012 | Hunter Ports Womens Classic | Merewether Beach |
12-18 March, 2012 | Burton Toyota Pro | Merewether Beach |