ASP 4スターBreaka Burleigh Proは大会3日目。加藤嵐、北田力也がR32へ(2/10)

ASP 4スターBreaka Burleigh Proは大会3日目。加藤嵐、北田力也がR32へ

Julian Wilson

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バーレー・ヘッズ、クイーンズランド/オーストラリア(2012年2月10日金曜日)

ブレイカ・バーレー・プロ大会3日目は、クリーンな3フィート(1.5メートル)のコンディションで再 開。ラウンドオブ96のヒート12からラウンドオブ64のヒート14までが行われた。今日はワールドツアーを回る多くのトップサーファーが登場し、圧倒的なサーフィンを見せつけた。なかでもオーストラリアのトップ・サーファーである、ジョシュ・カー(ワールド・ナンバー8)、ジュリアン・ウィルソン(ワールド・ナンバー9)、ビード・ダービッジ(ワールド・ナンバー16)、キーレン・ペロー(ワールド・ナンバー15)はラウンドアップを果たした。

昨年の12月、キャリア最大の勝利であるパイプライン・マスターズで優勝したキーレン・ペローは、好調なポルトガルのバスコ・リベイロを抑え、トップで勝ち上がった。ペローの15.43というヒート・スコアは、8.93の本日のトップスコアを含んだ。「僕はコンテストから離れ素晴しい休日を過ごせたよ。まだ確かにパイプラインの勝利の余韻に浸っている。でも今日はコンペモードに戻る良い切っ掛けで、本当にファンなハイパフォーマス・ウェイブでヒートに勝て良かったよ。」と、ペローが言った。

前ワールド・チャンピオンのマーク・オクルーポも今日ペローと同じヒートを戦ったが、グッドスコアをマークするも第4位で敗退となった。「ちょっとしたカムバックみたいな感じだね。そんなシリアスなものではないけど、僕は試合が大好きなんだ。良いサーフィンが出来たけど、タフなヒートに圧倒されたよ。良い調子でサーフィンもたくさんしている。プレッシャーもないし楽しんでいるだけさ。」オッキーは、今後いくつかのASPイベントに参加予定で、来週のマンリーの全豪オープン、そして、来月マーガレット・リヴァーにも出場予定である。

連日、注目を浴びている17才のコロヘ・アンディーノ(USA)は、今日も複数の9ポイント・ライドでバーレー岬に集まった多くのギャラリーをアッと言わせた。アンディーノはこのイベントの全4ラウンドを通して、非常に優れたエアリアル・ムーブを取り入れたサーフィンを見せ、その成功率は高く、非常に難度が高いが滅多にワイプアウトしない。またビード・ダービッジは、ヒート中盤まで4位を強いられていたがソリッドな大逆転でラウンドアップを果たした。

イベント・ナンバーワンのシード選手である世界9位のジュリアン・ウィルソンは、ハラハラドキドキのヒートを生き残った。ウィルソンはヒート前半、インサイドのポイント・ブレイクで波を待った。しかし潮が動き、波が入って来ない。そんな状況で他の選手はアウトでスコアを刻んで行った。しかしクリティカル・エア・リバースを決めたウィルソンは、2位に滑り込みラウンドアップ。「スタートは選択をミスったね。でもラッキーだった。コンペモードに戻る良いチャンスだったよ。」

 

加藤嵐、北田力やがR32へ

今日行われたラウンドオブ96には、 加藤嵐と北田力也がヒート14に登場。北田力也はファーストウェイブでフィンフリーなリエントリーからカットバック、オフザトップで4.67をスコア。快調に飛ばす北田は更に3.43をスコア。後半に入り加藤嵐はバーティカルなオフザトップからのリエントリーで6.00、さらに7.10をスコアし、ヒートスコア13.10で余裕の1位通過。北田 も2位に入り、ハワイのカイマナ・ハキアス、カイル・ロビンソンを抑え、ジャパニーズのワンツー・フィニッシュでラウンドアップした。

続いて大橋海人と林健太のヒート15がスタート。オーストラリアのパリッシュ・バーンとクリス・ベネッツと対戦。緩慢なセクションを抜け、オフザトップとフローターなど多彩なテクニックを駆使し6.67、5.33をスコアする林健太が前半をリード。大橋海人も大きくスプレーを上げるバックハンドのリエントリーを連発し、5.17、4.17で2位につける。しかし、スタイリッシュなバックハンドを見せるパリッシュ・バーンがハイスコアをマークし2位に浮上。3位となった大橋海人はバックハンドでシャープなスナップを見せるも逆転出来ず。林だけが1位でラウンドアップを決めた。

 

ダレン・ターナーも破れ、ラウンドオブ64には大澤伸幸、和光大、北田力也、加藤嵐、林健太が勝ち上がった。大澤伸幸のヒートがスタート。スローなヒート展開に、スコアリング・ウェイブを見つけられない大澤は4位で前半を折り返す。後半に入り、スティーブン・ウォルシュとデール・ラヴロックがスコアを重ね2トップを独占。大澤伸幸も5.87、3.90をスコアし追い上げるも4位で敗退となった。同じく和光大も残念ながら4位で敗退。しかし、北田力也はディーン・モリソンを抑え、ヒートスコア10.26で2位でラウンドアップ。加藤嵐はヒース・ジョスキ、ピーターソン・クリサントと対戦。加藤はスタートから5.00、6.33をスコアし、ヒートをリードする。最終的に逆転されたもののヒートスコア11.56の加藤嵐は2位でラウンドアップした。

明日は林健太のラウンドオブ64ヒート15からスタート。加藤嵐と北田力也はラウンドオブ32ヒート8にクレジットされている。

彼らの活躍 に期待し,日本から声援を送ろう。頑張ろう!日本!

 


ブレイカ・バーレー・プロは、以下のサイトでライブ中継されています。是非チェックしよう。

オフィシャルサイト:

http://www.breakaburleighsurfpro.com.au/

 

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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。