VQS世界大会・日本予選第1戦が徳島県の生見海岸で開催
毎年5月に行われるVOLCOM世界大会VQS CHAMPIONSHIPSの日本予選第1戦目が7/23(土)高知県東洋町の生見ポイントで行われ、飛田剛がVQS生見大会2連覇を決めた。
[flickrslideshow acct_name=”surfmedia” id=”72157627373811425″ width=”630″]
毎年5月に行われるVOLCOM世界大会VQS CHAMPIONSHIPSの日本予選第1戦目が7/23(土)高知県生見海岸で行われた。この大会は何とエントリー費無料、大会記念Tシャツ、お弁当、お菓子、飲み物付と何とも通常の大会では考えられないコンテストになっている。ルールの方もユニークでVOLCOM STONEルール(エアー、トリック、スタイル重視)とVOLCOMらいしコンテストである。当日の天候は晴れで、波のサイズは腹SET胸肩。風の方は朝は無風で午後にはゆるいサイドオンが入るコンディションとなった。
GIRLSクラスは、15名のエントリーがあり男顔負けのサーフィンをする子など白熱したヒートになった。ファイナルには、橋本恋、杉原梨奈、武知実波、武知実波が勝ち残った。4位には杉原梨奈、3位には武知実波、ファイナルまで余裕の1位で勝ち上がった橋本恋だったが決め手がなく惜しくも2位に、しっかりとしたマニューバーからグットウェーブをメイクした北沢麗奈が見事優勝した。
GROMクラスは30名のエントリーがあり、最年少には8歳の子がエントリーするなど元気いっぱいのクラスになった。ファイナルには、佐藤魁、久米大志、安井拓海、村上舜など国内のコンテストでもファイナルに残る有望なキッズ達が残り大人顔負けのライディングを披露してくれた。佐藤魁はリズムが合わず4位、久米大志は3位に。安井拓海はフロントサイドでリバースをメイクしハイポイントを1本持っていたが、もう1本が決められず惜しくも2位に。フロントサイドリップを連発し安定したサーフィンを見せた村上舜が見事優勝した。
JUNIORクラスは15名のエントリーがあり、PRO-AMクラスに引けを取らない熱いサーフィンを披露してくれた。ファイナルに残ったのは石田銀二、平井宏輔、山中凛、小林稜生の4人。国内のコンテストや世界戦のメンバーなど熱いヒートになった。山中凛は良い波に恵まれず4位、3位には平井宏輔。フロントサイドエアーで応戦した小林稜生だったが決め手がなく2位に。バネを生かしたサーフィンでフロントサイドエアーを連発した石田銀二が見事優勝に輝いた。
PRO-AMクラスは23名のエントリーがあり、ファイナルにふさわしいエアー合戦となった。2011年カリフォルニアで行われたVQS CHAMPIONSHIPSにも出場しトリッキーなサ-フィンを得意とする辻裕次郎、しっかりとしたマニューバーでコンテストを得意とする加藤嵐、フロントサイドエアーを得意とする高橋健人、2010年のVQS生見大会のチャンピオン飛田剛のヒートとなった。
ファイナルまでエアーを連発しワールドクラスのサーフィンを見せてくれた辻裕次郎は波とのリズムが合わず4位に、バックサイドのキックリバースをメイクしハイポイントを持っていた加藤嵐だったがもう1本が決められず3位。高橋健人は、ファイナルまでフロントサイドエアーリバースを連発しファイナルでも決めていたが惜しくも2位に。インサイドでビックなエアー360をメイクした飛田剛がVQS生見大会2連覇を決め見事優勝に輝いた。
大会終了後にはローカルの協力をもとにアフターライブ193Rockを行い、地元のバンドを含め10バンドの演奏、フラダンス、ライブペイント、フードブースなどを設置し一般のお客さんも楽しめたイベントとなった。
第2戦目 鴨川大会は10月に千葉県鴨川マルキポイントで行われる予定です。
第12回 VQS Totally Crustaceous Tour
“Sashimi” 2011第1戦 生見大会結果Pro-Am 23名
1位:飛田 剛、2位:高橋 健人、3位:加藤 嵐、4位:辻 裕次郎
Junior 15名
1位:石田 銀二、2位:小林 綾生、3位:平井 宏輔、4位:山中 凛
Grom
1位:村上 舜、2位:安井 拓海、3位:久米 大志、4位:佐藤 魁
Girls
1位:北沢 麗奈、2位:橋本 恋、3位:武知 実波、4位:杉原 梨奈ELECTRIC VOLT THROWER(ベストトリック賞) 高橋 健人
2012年 VQS Championships 出場資格獲得選手
・Pro-Am:飛田 剛・Junior:石田 銀二・Grom:村上 舜・Girls:北沢 麗奈