悲しみをこらえ戦うファニング、スレーターの新しいサーフボード。パイプ現場リポート4
バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2015年12月16日水曜日)バンザイ・パイプラインは、8−10フィートの素晴しいコンディションとなり、ビラボン・パイプ・マスターズが再開。ワールドタイトルレースは3名に絞られ、明日の素晴しい2015シーズンのファイナルデイがセットアップされた。
新しいロゴマークが入ったケリーのサーフボード『Slater Designs』。これはオーストラリアのグレッグ・ウェーバーのシェイプで、この他のモデルを含め来年初めに正式リリース。今後はファイヤーワイヤーでのリリースも予定されているようだ。
今朝、ミック・ファニング(AUS)は、兄のピーターが亡くなったという悲しいニュースを聞かされた。その悲劇の知らせは多くのソーシャル・メディアで広がったが、ファニングは今日の最終ラウンドが終わるまで、ワールド・タイトルのため悲しみを封印して戦い続けた。
ラウンド4終了後のインタビューで「その事に関して話すのは今はちょっと辛すぎる。」とコメント。
グレン・ホール(IRL)とガブリエル・メディーナ(BRA)を含む多くのコンペティターは、ポスト・ヒート・インタビューにおいて、お悔やみのコメントした。明日はラウンド5でケリーと対戦するファニング。
ビラボン・パイプ・マスターズ・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ガブリエル・メディーナ(BRA)対C.Jホブグッド(USA)
QF 2:ミック・ファニング(AUS)対ケリー・スレーター(USA
QF 3:メイソン・ホー(HAW)対アダム・メリング(AUS)
QF 4:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対TBD
取材、撮影:山本貞彦
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オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1317/billabong-pipe-masters
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2015