オーウェン・ライトが怪我で棄権。喜納R1敗退。アフターセッション大野修聖。JJF登場
バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2015年12月10日木曜日)カレントWSL No.5でワールドタイトル・コンテンダーの一人であるオーウェン・ライト(AUS)が、昨日の朝のプラクティス・セッション中に頭部を怪我し、正式にビラボン・パイプ・マスターズから棄権する事が発表になった。
リップ・カール・チーム・マネージャーのライアン・フレッチャーによると、ライトは重い脳震盪に脳に軽い出血、運動制限も見られ、病院で療養を続けるとのこと。
今イベントの欠場と同時にワールドタイトル・レースからも外れる事となった。ビラボン・パイプ・マスターズのライトのポジションは、トライアル3位のメイソン・ホー(HAW)が替わって出場する。彼の早期回復を祈りたい。
昨日は、今シー ズンのWSL-CT最終戦となる「ビラボン・パイプ・マスターズ・イン・メモリー・オブ・アンディ・アイアンズ」の2つのメインラウンド・スポットをかけ た、パイプ・インヴィテーショナルが、ソリッドな10~15フィートのコンディションでスタート。
17才のジャック・ロビンソン(AUS)が、32名のパイプ・スペシャリスト達の頂点に立ち、見事な勝利を収め優勝。第2位となった元パイプ・マスターのジェイミ・オブライエン(HAW)とともにメインラウンドへ勝ち進んだ。
ウネリはウエスト。セカンドでブレイクするコンディション。しかし、たまにノースからのウネリが入るので、けっこう食らう。ちょっとよじれていて乗りづらい。
今回のパイプ・インヴィテーショナルには、日本でも活躍する喜納海人が、ハワイ・リージョナルのベスト5にランクされ出場。ラウンド1、ヒート7に登場したが、ヒートはケコア・カジメロが2本のハイスコアを集め圧倒。2位以下はロースコアの争いとなったが惜しくも僅差で3位敗退となった。
トリッキーなパイプに敗れた喜納海人だったが、今シーズンのノースは大活躍。VANSトリプルクラウン予選イベントであるHICプロで3位入賞を果たし、ハレイワではラウンド3まで勝ち上がり、ハワイのカイト・キノウをアピールした。
ビーチを埋め尽くすギャラリー
アフターコンテストのセッションはポイントパニック
メインイベントを前にジョン・ジョンも軽く朝の大会前にウォーミングアップ。
日本の大野修聖もセッションに加わり、際どいドロップからバレルにプルイン。
波を見つけ出し、深いセクションからバレルの中に消えて行く大野修聖
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オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1317/billabong-pipe-masters
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2015