ブルース・アイアンズ(HAW)がビラボン・パイプ・マスターズへワイルドカードで出場決定
元エリートツアー・コンペティターでパイプ・マスターズ・チャンピオン(2001年)であるブルース・アイアンズ(HAW)は、今シーズンの最終戦となる「ビラボン・パイプ・マスターズ・イン・メモリー・オブ・アンディ・アイアンズ」におけるポジションを与えられた。
「自分の兄を追悼して行われるパイプ・マスターズに出場できるチャンスを与えられて、とても光栄です。」と、アイアンズが言った。
「僕は数週間前にキーレン(ペロー)から、彼は僕にこの全体のプロセスを説明してくれ、その可能性に関して尋ねられました。欠場する選手がでて、自分にそのチャンスが訪れたんだと理解出来ました。世界のベストサーファーとパイプでサーフできる事に興奮しましたね。サイズアップしたパイプで試合が行われる事が本当に楽しみです。」
10代の前半からフリーサーフィンで注目を集めていたブルースは、2001年の22才でワイルドカード出場したパイプ・マスターズで優勝、2004年にエリートのチャンピオンシップ・ツアーへクオリファした。
スタイリッシュなアプローチでプログレッシブ・サーフィンを見せるアイアンズは、2004年のエディ・アイカウと2008年のリップカール・プロ・サーチ・バリでも優勝している。
そして今更説明するまでもないが、ブルースの兄は、パワフルでプログレッシブ・アプローチで有名な今は亡き3-タイムWSLチャンピオンのアンディ・アイアンズである。
「試合から離れた今でも、コンディションがクリティカルとなるとき、彼は常にパイプラインで際立ったパフォーマンスを見せるワールド・ベスト・サーファーなのです。」と、ペローが言った。
「フレデリック・パターチアとマット・バンティングの欠場で、WSLは、リプレイスメント・スポットの1つをブルースに割り当てましたが、我々は彼がそのスポットを与えられる価値がある選手であると感じており、素晴しいイベントになる事を楽しみにしています。」
長くエリートツアー・メンバーであったフレデリック・パターチア(HAW)と2015CTルーキーのマット・バンティング(AUS)は、ビラボン・パイプ・マスターズからの欠場が決定。そのためメイン・イベントへの2つのリプレイスメント・ポジションができた。
アイアンズはWSLによる最初のスポットを割り当てられ、2番目のスポットは来週決定される予定だ。
2015WSLチャンピオンを決定するWSL-CT最終戦である「ビラボン・パイプ・マスターズ」。現在その王冠に手が届く選手は6名。ミック・ファニング(AUS)、フリーペ・トリード(BRA)、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、オーウェン・ライト(AUS)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)。最後に笑うのは誰なのか。
ビラボン・パイプ・マスターズは12月8日から20日までのウエイティング期間で、WorldSurfLeague.comで、ライブ中継される。
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1317/billabong-pipe-masters
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2015