オーウェンとジュリアンR2敗退。大番狂わせ続出のMOCHEリップ・カール・プロ・ポルトガル
スーパーチューブス、ペニシェ/ポルトガル(2015年10月24日土曜日)2015年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第10戦「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」は、バンピーな3~4フィートのコンディションで2日間連続のオン。セカンド・ラウンドの7ヒートを完了した。
今日のトリッキーなコンディションは、イベント・ワイルドカードがワールド・タイトル・レースを争う選手を下す、大きな番狂わせを引き起こした。
怪我で欠場する選手のリプレイスメントで今回のイベントに出場している、カイオ・イベリ(BRA)。彼は、現在クオリファイング・シリーズ(QS)ランキング第2位で、来シーズンは恐らくフルタイムのCTコンペティターとなるであろう。そんなイベリが、カレントWSL No.3のオーウェン・ライト(AUS)を下し、 初のCTヒートを勝ち上がった。
同様に、イベント・ワイルドカードで出場のメイソン・ホー(HAW)も、WSL No.4のジュリアン・ウィルソン(AUS)を下す、本日2度目の大きな番狂わせをプロデュースした。
ウィルソンが反対側のレフトの異なるピークを使っていたのに対し、ホーは右のライトブレイクのピークで、クリーンなスモールバレルを見つけ出し、ソリッドなオープニング・スコアをゲット。更に終了間際にはクリーンなフォアハンドのローテーションをランディング。ウィルソンをイベントから消去した。
ジュリアン・ウィルソンの落胆の表情は隠せなかった。
「打ち砕かれたっていうのが正直なところですね。」と、ウィルソンが言った。「今日のコンディションは、自分のファースト・ラウンドのときより良かったです。我々は素晴らしいヒートを持った。メイソン(ホー)は、最後にエアを決めて、そのヒートをひっくり返した。ずっとタイトルレースを頑張って来たのに、最後はこのコンディションですからね。ちょっと自分を納得させるにはつら過ぎです。」
ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、エアリアル・マニューバーのソリッド・ディスプレーで、本日のヒートの中で最もエキサイティングなパフォーマンスを見せ、ワンサイドゲームでグレン・ホール(IRL)を破った。
「ビッグなコンディションになる事を期待しています。今はかなりスローでスモールですからね。」と、フローレンスが言った。
「ハイ・タイドの方が良いみたいです。あまりスピードは出ないですけど、1本の波で何度かターンを入れられます。まだ僕はそれぞれのイベントで学んでいます。あのヒートに勝てて嬉しいですね。グレンはストロング・サーファーなので僕は少しナーバスになっていました。残りのシーズンは来年の準備期間のつもりで、ヒートごと色々試していくつもりです。」
カレントWSL No.2のエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)は、今朝のオープニング・ヒートで、昨日のラウンド1での敗退を払拭するパフォーマンスを見せ、ローカル・ヒーローのティアゴ・ピレス(PRT)を下してラウンド3へ生き残った。
この勝利はデ・スーザのタイトル獲得への望みを繋ぐ。
「ティアゴは自分の親友の1人なので、自分にとって、このヒートは本当にタフでした。そして、僕は自分のヒートで彼と戦いたくなかった」と、デ・スーザが言った。
「ティアゴと僕はチャンスをかけて戦っていたので、ラウンド3をメイクできて僕はハッピーです。ワールドタイトル獲得が僕の夢です。僕はそれを達成するため本当にハードに取り組んで来たのです。」
午後のハイタイドでコンディションは悪化し、試合は中断。そのまま本日は終了となった。現在、北大西洋にあるストームにより、WNWスウェルが日曜日午後から月曜日に向けてセットアップ、火曜日と水曜日のソリッドなスウェルは、オンショア・ウインドが予想される。
ネクストコールは、現地時間の明朝、2015年10月25日7時、日本時間の 2015年10月25日16時0分です。
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オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1307/moche-rip-curl-pro-portugal
Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル:ラウンド2
ヒート1:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)12.43 def.ティアゴ・ピレス(PRT)6.17
ヒート2:カイオ・イベリ(BRA)13.33 def.オーウェン・ライト(AUS)12.37
ヒート3:メイソン・ホー(HAW)13.93 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)13.06
ヒート4:イタロ・フェレイラ(BRA)11.50 def.トーマス・ヘルメス(BRA)9.74
ヒート5:ジェレミー・フローレス(FRA)12.76 def.アリツ・アランブルー(ESP)12.00
ヒート6:リカルド・クリスティ(NZL)10.73 def.ウィゴリー・ダンタス(BRA)8.70
ヒート7:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)16.20 def.グレン・ホール(IRL)8.70
残りのMocheリップ・カール・プロ・ポルトガル:ラウンド2マッチアップ
ヒート8:カイ・オットン(AUS)対C.Jホブグッド(USA)
ヒート9:ジョエル・パーキンソン(AUS)対アダム・メリング(AUS)
ヒート10:エイドリアン・バカン(AUS)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート11:ジャドソン・アンドレ(BRA)対コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート12:ミゲール・プポ(BRA)対ミシェル・ボレーズ(PYF)