ミック・ファニング(AUS)はポルトガルで4度目のワールドタイトルを決められるのか。

ミック・ファニング(AUS)はポルトガルで4度目のワールドタイトルを決められるのか。


Mick Fanning (AUS) - WSL / Poullenot/Aquashot

 

スーパーチューブス、ペニシェ/ポルトガル(2015年10月20日火曜日):世界最高峰のサーファーたちは、フランスのサウスウェストから、2015年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアーのヨーロピアン・レッグ最終戦「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」のため、ポルトガルのペニシェに集結している。ウエイティング期間の初日はスモールサーフ・コンディションのためレイデーとなった。

 

 

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2015 Moche Rip Curl Pro – Official Trailer

 

 

2015年のメンズ・チャンピオンシップ・ツアー・シーズンも残すところ2戦となり、ワールド・タイトル・レースは、激しさを増している。世界No.1のミック・ファニング(AUS)、No.2エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)の2人のサーファー のポイントは450ポイントと僅差で、ハードなバトルが繰り広げられる。

 

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シナリオとしては、カレントリーダーのミック・ファニングが、「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」で優勝すると、ランキング2位のデ・スーザは、ワールド・タイトルレースをハワイに持ち越すために9位以上(ラウンド5以上)が必要となる。

 

逆にファニングがポルトガルで第2位ならば、たとえデ・スーザが今回、最下位であったとしてもワールド・タイトルレースはハワイに持ち越しとなる。同様にデ・スーザが今回優勝すれば、対決の舞台はハワイへ移る。

 

この状況から判断すると可能性としてはハワイ決戦が濃厚だ。だが、昨年もこのイベントでは優勝しているファニングだけに、2連覇もあり。デ・スーザまさかの敗退なんて事も有り得るので、「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」は要注目。しかしコンテスト・ウエイティング・ピリオドの最初の数日はスモール・サーフが予想されているようだ。

 

Moche Rip Curl Pro Portugal Round 1 Match-Ups:
Heat 1: Filipe Toledo (BRA), Jadson Andre (BRA), Tomas Hermes (BRA)
Heat 2: Gabriel Medina (BRA), Miguel Pupo (BRA), Mason Ho (HAW)
Heat 3: Julian Wilson (AUS), Keanu Asing (HAW), Caio Ibelli (BRA)
Heat 4: Owen Wright (AUS), Michel Bourez (PYF), Vasco Ribeiro (PRT)
Heat 5: Adriano de Souza (BRA), Kolohe Andino (USA), Frederico Morais (PRT)
Heat 6: Mick Fanning (AUS), Sebastian Zietz (HAW), Tiago Pires (PRT)
Heat 7: Kelly Slater (USA), Adrian Buchan (AUS), Aritz Aranburu (ESP)
Heat 8: Italo Ferreira (BRA), Joel Parkinson (AUS), Brett Simpson (USA)
Heat 9: Jeremy Flores (FRA), Matt Wilkinson (AUS), Ricardo Christie (NZL)
Heat 10: Nat Young (USA), Kai Otton (AUS), Glenn Hall (IRL)
Heat 11: Bede Durbidge (AUS), John John Florence (HAW), C.J. Hobgood (USA)
Heat 12: Josh Kerr (AUS), Wiggolly Dantas (BRA), Adam Melling (AUS)

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1307/moche-rip-curl-pro-portugal

 

WSLメンズ・トップ10(クイックシルバー・プロ・フランス後):
1. ミック・ファニング(AUS)49,900pt
2. エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)49,450pt
3. オーウェン・ライト(AUS)43,600pt
4. ジュリアン・ウィルソン(AUS)41,450pt
5. ガブリエル・メディーナ(BRA)40,650pt
6. フリーペ・トリード(BRA)40,200pt
7. ケリー・スレーター(USA)34,150pt
8. イタロ・フェレイラ(BRA)34,100pt
9. ジェレミー・フローレス(FRA)33,000pt
10. ビード・ダービッジ(AUS)31,200pt

 

WSLウイメンズ・トップ5(ロキシー・プロ・フランス後):
1. カリッサ・ムーア(HAW)59,500pt
2. コートニー・コンローグ(USA)58,600pt
3. サリー・フィッツギボンズ(AUS)51,200pt
4. レイキー・ピーターソン(USA)47,000pt
5. タイラー・ライト(AUS)45,200pt