カラニ・デビッドとミゲール・トゥデラがUSオープンのトライアル・スポットを獲得
ハンティントン・ビーチ、CA/USA(2015年7月26日、日曜日)昨日、男子ジュニアで開幕した2015年のVANS USオープン・オブ・サーフィンは、明日から予定されているメンズQS10000のメインラウンドへ出場できる2つポジションをかけて、トライアル・ラウンドが行われた。
オンショアながらリッパブルな3~5フィートのコンディションで、48名のトライアルを勝ち抜いたサーファーは、フォーム・サーファーのカラニ・デビッド(HAW)とミゲール・トゥデラ(PER)。この二人がイズキール・ラウ(HAW)とエヴァン・ガイゼルマン(USA)によるファイナルを制し、ワイルドカード・スポットを手にした。
今日のカラニ・デビッドはラウンドを重ねる毎に勢いを増し、最後はファイナルでピークを迎え、勝利を手に入れた。
「自分が優勝出来たなんて、キツネにつままれた気分ですね。」と、デビッドが言った。「最高ですね。今日は本当にたいへんなヒートばかりでした。自分がこれまでに経験した中でも最も危険なコンテストです。上位2名になってラウンドアップするために全員が熱くなっていました。物凄かったですね。」
「みんな疲れ切っていましたね。自分も辛うじてパドルしている感じでした。ファイナルの最初は全員がロースコアばかりで、ジーク(イズキール・ラウ)が5ポイントをゲットして、ゲームスタートって感じになりました。
自分のファースト・スコアは、プライオリティーを使い、ピアに向ってターンのコンビネーションとバックハンドのブロー・テールで手に入れました。そして、勝利するために必要なだけの同様のバックアップを手に入れたんです。」
「レフトを掴んで、行くしかないと思いました。6点台を2本持っていて、他の選手は、それ以上のスコアを簡単に出して来ると思っていました。ジークは、すでに9ポイントを持っていましたし。だから僕はフル・ローテーション・エア・リバースを思いついたんです。この2日間のなかでベスト・ウェイブでしたね。」
デビッドは、明日のラウンド1でディフェンディング・イベント勝利者のフリーペ・トリード(BRA)、タナー・グダスカス(USA)、クーパー・チャップマン(AUS)と戦う。
第2位となったペルーのミゲール・トゥデラもデビッド同様にメインラウンド出場の資格を手に入れた。トゥデラは、ヒート12でエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ヘイター・アルベス(BRA)、ミッチ・クルーズ(AUS)と対戦。
本日のトライアルには、日本の新井洋人がキロン・ジャボー、グリフィン・カラピント、イアン・クレーンと対戦。新井は7.83というヒートのハイエスト・スコアをマークするもバックアップを見つけられずヒートスコア10.26で惜しくも4位で敗退となった。
しかし、新井洋人は、仲村拓久未とともにジュニアでクオーターファイナル進出を決めており、ふたりは同じヒート2でジェイク・ケリーとカム・リチャーズと対戦予定。ジュニアメンのクオーターファイナルは現地時間7月30日木曜日に行われる予定だ。
VANS USオープン・オブ・サーフィンのメンズQS10000のメインラウンドは、明日スタート。ラウンド1のヒート17には安井拓海、ヒート5にカノア五十嵐、トライアルのラウンド1ヒート7にクレジットされていた大原洋人は、繰り上がりでメインラウンド1のヒート10へ。
また明日は、ジュニアウイメンズがクオーターファイナルまで行われる予定で、日本の須田那月がラウンド1のヒート1に登場予定。世界を目指して、がんばれ日本!
VANS USオープン・オブ・サーフィンのメンズQS10000のメインラウンドは、明日の午前7時30分にスタート予定。
ライブ中継が行われるオフィシャルサイトはこちら。ライブ中継は 明日7月27日の月曜日からスタート。
http://www.vansusopenofsurfing.com/
現地時間の朝7時30分は、日本時間の夜11時30分です。
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