WSL-QS 10,000「クイックシルバー・プロ・サクアレマ」大原洋人、カノア五十嵐もR2敗退。
イタウナ・ビーチ、サクアレマ、リオデジャネイロ/ブラジル(2015年5月9日、土曜日)WSL-QS 10,000「クイックシルバー・プロ・サクアレマ presented by Powerade.」は、昨日のストーミーなオンショアから、一晩で4-6フィート・レンジのクリーンなオフショア・コンディションとなり天候も回復。ラウンド2のヒート7から再開され、ラウンド4のヒート4までが行われた。
Quiksilver Pro Saquarema Day5 Rn48 24 16ハイライト映像
フランスのアップカマー、マキシム・フスナット(FRA)は、本日のハイエスト・ヒート・トータル18.30 (9.23 + 9.07)をラウンド3のヒート7で2ベスト・ウェイブをスコアしてフィニッシュした。
「それは、ビッグ・エアを含んだ自分の過去のベスト・ヒートの1つでした。いくつか良い波に乗れてハッピーでした。」と、フスナットが言った。
「昨日試合が行われなくて嬉しかったですよ。コンディションはかなりタフでしたからね。今日は最高のコンディションで、こんな時は思い切り楽しむしかないですね。レユニオン・アイランドで長い間、練習してきたので、バックハンドの素晴らしいベースが出来ました。コーチである父のサポートが助けになっています。」
続いて行われたラウンド3のヒート8では、同じフランスのジェレミー・フローレス(FRA)が、クイックシルバー・プロ・サクアレマのイベント・ハイエスト・シングル・スコア9.83をスコアした。
「この波はCTの会場となったフロリアノポリスに似ていますね。リオより間違いなく良い。すみません。でも、これはワールドクラス・ウェイブです。」と、そのいつも正直なフローレスが言った。
「この種の波で、更にヒートでサーフィンすることが出来て嬉しいです。明日はどうなるか分かりませんが、素晴しいファイナルデイになるでしょうね。対戦相手が誰にせよ、自分の戦略でいくつもりです。」
その フローレスと同じヒートだった、カルロス・ムニョス(CRI)は巨大なエア・リバースをブーストして9.50をスコア。 第2位のポジションで勝ち上がった。
ライト・オフショア・ウインドは一日を通し続いたが、ディレクションを変え、サイド-ショアになった。しかしコンスタントなブレイクが続き、最初の4名のクオータファイナル進出者が決定された。
ラウンド4のヒート1からマンオンマンヒートとなり、アレックス・リベイロ(BRA)は、CTコンペティターのイタロ・フェレイラ(BRA)とのクロスヒートを14.83対14.77のスコアで勝利。
ラウンド4のヒート2では、ベテランサーファーのネイザン・イエオマンズ(USA)が、教科書通りのサーフィンでソリッドなレイルワークを示し、クロスバトルでグレンジャー・ラーセン(HAW)を下した。
コスタリカの有名なロング・レフトハンド・ポイントブレイクのパボネスで育った、ヤング・コスタリカン・サーファーのノー・マー・マクゴナグルは、イベントを通して彼のパワフルなバックハンドのサーフィンを示し、ラウンド4のヒート3でのジョアン・ドゥルー(FRA)との激しいバトルを制した。
本日の最終ヒートでは、クーパー・チャップマン(AUS)が、今大会で絶好調だったコナー・オリアリー(AUS)を粉砕し、クオーターファイナル進出を決めた。
日本最後の砦となった大原洋人は、本日の第1ヒートとなったヒート7でマイケル・ライト(AUS)、ニック・ボン・ラップ(PRT)、アダム・メリング(AUS)と対戦。しかし、リズムを掴めずに4位で敗退。カノア五十嵐(USA)もラウンド2の最終ヒートで7.70をスコアするも、バックアップを見つけられず4位敗退となった。
大会主催者は、明日ローカル・タイム午前7時、日本時間夜19時にファーストコールする。
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オフィシャルサイトではライブ中継が行われる予定。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1230/quiksilver-pro-saquarema/live
http://pro-brasil.quiksilver.com/