WSLバートン・オートモーティブ・プロは女子のベスト4が決定。須田那月はラウンド4で敗退。

WSLバートン・オートモーティブ・プロは女子のベスト4が決定。須田那月はラウンド4で敗退。 


ビリー・ステアメンド(NZL)ASP/Will H-S

 

 

2015年2月19日、木曜日:WSLバートン・オートモーティブ・プロは大会4日目。ニューカッスルは、クリーンなパルスする4フィートのコンディションが、コンペティターに提供された。本日はウイメンズのラウンド4からクオーターファイナルまでが行われ、ベスト4が決定。その後、メンズがR2であるラウンドオブ96のヒート13から再開。ヒート24までが完了した。

 

ルーク・デイヴィス(CA/USA)は、カーヴィングの強烈なコンビネーションを組み立てて、第1位のポジションでラウンドオブ48へ勝ち上がった。前半リードをとったデイヴィスだったが、第3位だったジョシュア・モニーツ(HAW)に逆転された。追い込まれたデイヴィスは、その後、素晴らしいスコアで大逆転してラウンドアップを果たした。

 

ルーク・デイヴィス(CA/USA)ASP/Will H-S

 

 

 

「僕は自分の作戦を実行するため、ベスト2ウェイブを揃え、ベストなサーフィンをしただけです。」と、デイヴィスが言った。「あのヒートの選手は全員素晴しいサーファーで、自分自身がやるべき事に集中する必要がありました。充分良い波が来るのは分かっていたので、他のことに気を取られないようにしていました。週末に向けて、ビッグなスウェルが来ているというのも聞いたので、ワクワクしますね。」

 

昨年、QSランキングを第29位で終えたビリー・ステアメンド(NZL)は、親友で同じニュージーランドのリカルド・クリスティが、チャンピオンシップ・ツアー(CT)へクオリファイしたため、トップ34に対して、よりハングリーである。

 

「いつもシーズンのはじめにオーストラリアに来るのが好きなんです。」と、ステアメンドが言った。「昨年は自分にとって素晴しい一年でした。今年はさらに良い結果を残して、今年こそはCTへクオリファイしたいと思っています。僕は、リカルド(クリスティ)にずっとクオリファイして欲しいと思っていたんです。それを彼はついに成し遂げました。彼がCTに入った事で僕も早くクオリファイしたいという気持ちが強まりました。」

 

オーストラリアのミッチ・クルーズは、僅差のクロスヒートを競り勝った

 

ウイメンズでは、ベスト4が決定して、フィリッパ・アンダーソン(NSW/AUS)とメイシー・キャラハン(NSW/AUS)がセミファイナルに進出。またエリー・ブルックス(QLD/AUS)がイザベラ・ニコルズ(QLD/AUS)を下し、チェルシー・トゥアク(BRB)トセミファイナルのヒート2で戦う。

 

須田那月は13位でフィニッシュ。 


 

また昨日、素晴しいラウンドアップを見せた日本の須田那月は、ラウンド4のヒート3で、マウド・レ・カー、ビリー・ミレンツ、イザベラ・ニコルズと対戦した。ヒートはビリーとイザベラがスタートからハイスコアをマーク。須田那月もバックハンドでチャージを見せて3位から2位に浮上。

 

更にセットのライトブレイクをキャッチ。フォアハンドのカットバックからインサイドでビッグスナップを決め、4.67をスコアするも、惜しくもここで破れ、4位敗退で13位でフィニッシュした。今シーズン、快調な滑り出しを見せる須田那月は、次回のイベントで更なる上位を目指す。

 

明日メンズが再開となれば、大原洋人はラウンド3のヒート3 でキアヌ・アシン、ウイリアン・カルドゾ、クーパー・チャップマンと対戦する。

 

サーフィン大国オー ストラリアでの彼らの戦いは続く。頑張れ日本!

 

http://www.surfest.com/live/

 

関連記事:

WSL「バートン・オートモーティブ・プロ」で大原洋人がハイエスト・ヒートスコアでR3進出

WSL-QS6000「バートン・オートモーティブ・プロ」開幕。大原洋人と安井拓海が勝ち上がる