17歳の畠山美南海がポルトガルで開催されたIBAワールドツアーで優勝。

17歳のプロボディボーダー畠山美南海が
ポルトガルで開催されたIBAワールドツアーで優勝。 


プライア・グランデ、シントラ、2012年9月2日日曜日、ポルトガルのシントラで開催されていた、IBAインターナショナル・ボディボード・アソシエーションのワールドツアー「IBA 2012シントラ・ポルトガル・プロ」が終了。日本の畠山美南海が、ファイナルまで勝ち上がり、IBAワールド・チャンピオンに君臨する2011年のシントラ・プロ勝利者であるエウナテ・アギーレ(ESK)を下し優勝した。IBAワールドツアーで日本人が優勝したのは、2010年の奥山千晶以来の快挙。現役高校生である17歳の畠山美南海がポルトガルの空に日の丸の旗を掲げた。

 

コンテスト会場は2フィートのハイ・ウェイブのクリーン・コンディションで、テクニカル・ライディングにはエクセレントなプラットホームが提供された。畠山美南海は、正確さとフローを併せ持った、複数のスリーシックスティとロールのコンビネーションを披露。しなやかなスタイルでジャッジに大きくアピールした。畠山は、グランドスラム・ファイナルの経験者で、2011年と2012年のハワイのノースショアで行われたパイプラインのコンテストでもファイナルに残っており、今回のIBAウイメンズのグランドスラム・イベントで初優勝を飾る事によって、ワールド・ツアー・ランキング3位へジャンプアップした。また今回、畠山美南海とともに大会に参加していた16歳の大原沙莉もセミファイナルまで進出して3位入賞を果たした。

 

 

日本のボディボードシーンを牽引して来た小池葵のコーチングで、コンペティターとして育てられ、世界で優勝できる選手にまで成長した畠山美南海。17歳にしてワールドチャンピオンを下しての初優勝。日本からボディボードのワールドチャンピオンが生まれる日も、もうそんなに遠い話ではない。

 

カーリーで今年のパイプの後に収録した畠山美南海のインタビューはこちらをご覧ください。

IBAワールドツアーのオフィシャルページ。

http://ibaworldtour.com/