バンザイ・パイプライン、オアフ、ハワイ/USA(2017年12月18日月曜日)2017WSLチャンピオンシップ・ツアー最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons 」。今回はパイプ本来の姿を見ることはできなかったもののエキサイティングなゲームが繰り広げられ、素晴らしいエンディングを迎えた。
Yea, Griff! Congratulations to #GriffinColapinto, the first ever Californian to win the Vans Triple Crown of Surfing! #VTCS @VANS_66 @triplecrownsurf | @billabong1973 pic.twitter.com/I24kkmAcWU
— World Surf League (@wsl) 2017年12月19日
このイベントは、トリプルクラウンの最終戦でもあり、ハレイワ、サンセット、パイプラインでの3イベントの総合チャンピオン「トリプルクラウン」が決定。
その世界タイトルにも匹敵するとまで言われる、名誉あるトリプルクラウン・タイトルを来年のCTへクオリファイを決めたばかりの19歳のグリフィン・コラピント(USA)が獲得、カリフォルニア・サーファーとして初の受賞となった。
「信じられない気分です。生まれて初めてのフィーリングです。」と、コラピントは言った。
「ちょうどトリプルクラウンに勝った人の名前を見ていました。それは信じられないようなサーファーのリストで、昨年勝ったジョン・ジョン(フローレンス)の自分があとだなんて信じられません。トリプルクラウンは、見ていて本当に楽しいイベントで、ジョンにワールド・タイトル獲得におめでとうと言いたいです。本当に最高です。2度目のパイプ・マスターズに勝ったジェレミーもおめでとうございます。
そして来年、スナッパーでサーフィン出来ることが本当に楽しみです。多くのエネルギーがそこにあると思います。そして、自分の名前が書かれたジャージがそこにあることが本当に特別なことであると感じています。本当にありがとうございます!」
コラピントはVANSトリプルクラウンの初戦となったハレイワのハワイアン・プロで2位となり、第2戦のサンセット・ビーチでのVANSワールド・カップでもファイナル進出を果たし、ランキングで圧倒的なリードをしていた。
そして、最終戦となったパイプでイタロ・フェレイラ(BRA)がクォーターファイナルでカノア五十嵐に敗れたことによって、彼の勝利が確定したのだった。エアーマニューバーからビッグウェイブでのチャージまで見事なパフォーマンスを見せるコラピント。来シーズンの活躍が本当に楽しみだ。
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