2017年4月9日(日)インドネシア・バリ島、写真、取材:山本貞彦 今シーズンのJPSAジャパンプロサーフィンツアー2017の開幕戦となる「ガルーダ・インドネシア/旅工房 ムラサキプロ supported by 東京横丁六本木」。ロングボード大会2日目。
今日のクラマスは昨日と打って変わって快晴。風は微風で、朝の波のサイズは2-3フィート。上げ込みでさらにサイズはアップして、クラマスらしいブレイクとなった。
今日は男子本戦R-1 H-3からのスタート。続けてトップシードのR-2を消化。続けて女子のR-2、QFへ進んだ。そして、明日のファイナルデイにコマを進める男子ベスト16、女子ベスト8が決定した。
午後に入り干潮に向かうにつれ、波のサイズもダウン。流れも入って、インサイドはカリッカリ。わかっていることだけど、これには女子の選手は苦戦を強いられた。
今日のプロ公認資格。
男子は井上鷹、16歳。宮崎、日南の出身。お母さんと今大会にチャレンジ。見事、R-1を勝ち上がり、プロに合格。さらにQFへ進出。
女子は内海裕美子。R-2を勝ち上がり、資格ゲット。昨年のアマのランキング1位。なので、今年はAMシードで大会に参戦。見事、初戦でプロ合格となった。
おめでとうございます!
今大会はロングも4マンプライオリティールールを採用(ただし、今大会のバリのみ)。トップ選手たちがコメントをくれた。
尾頭信弘
このルールだと、波に集中できるので、良いと思います。
秋本祥平
海外の大会では経験済み。なので、落ち着いてできました。
選手はこのルール導入に関して、ウェルカムだったようだ。
田岡なつみ
潮が引いて、波も小さく、厳しいコンディションでも攻めてました。試合中にサイドフィンが外れてしまったとのこと。
口にくわえて、パドルアウト。アウトに出て自分ではめ込んで、試合続行。それでも1位でラウンドアップは素晴らしい。
なっちゃん。
なぜだか、ワイプアウトや上手くいかない時は笑顔なの知っています?本人もなぜかわからないって。ワイプアウトだから写真は使わないんだけど、思わず手を止めちゃいます。
QFでは吉川広夏(2014、2015、2016のグラチャン)と植村未来(2010、2012、2013のグラチャン)が同じヒートに。それでも仲良し二人は1、2でラウンドアップへ。
吉川広夏。
実はバリに来て体調を崩していた。海外遠征の疲れがここで出てしまったようだ。でも、試合になれば、きちっと結果を出すとこはさすがです。
浜瀬海
昨年と大きな違いはノーズライドの安定感。もしかして、もしかするかも。明日も期待です。
森大騎
いつもらしくない演技。初戦ということで、緊張したのかの問いに、「板のチョイスミスでした。」って。
サーフメディアは今シーズンも現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!
大会日程
ロング:2016年4月8日(土)~10日(月)
ショート:2016年4月10日(月)~14日(金)
※ロング・ショートともにプロトライアル開催
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