JPSAショートボード第7戦「24SURF_ presents 鴨川NAOプロ 」開幕。激化するグラチャン争い

JPSAショートボード第7戦「24SURF_ presents 鴨川NAOプロ 」開幕。 激化するグラチャン争い 


 

2016年9月23日(金):JPSAジャパンプロサーフィンツアー2016 ショートボード第7戦「24SURF_ presents 鴨川NAOプロ supported by GRAND MARBLE」が、9月23日(金)~25日(日)千葉県鴨川市で開催。

 

コンテストサイト

 

本日の大会初日は女子ラウンド3、男子ラウンド2までが行われた。

 

JPSAジャパンプロサーフィンツアー2016 ショートボードも大詰め。今シーズン全8戦が予定されており、今回の鴨川と、最終戦となる志田下の残り2戦となる。最終戦は当初は仙台で開催予定だったが、台風被害のビーチの浸食により、急遽会場を千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下)で行うこととなった。

 

ジュリ、ヒイナ、エミリ

 

 

今シーズンは男子のグランドチャンピオン争いが激しさを増している。前回のオールジャパンプロを3位でフィニッシュし、1460ポイントを獲得した加藤嵐がトップを独走。加藤は年間ポイント合計を7160とし、2位の田中英義との差を760ポイントと広げた。

 

また湘南と茨城で2連勝した善家尚史がランキング3位に浮上。最終2試合を残しJPSAグランドチャンピオン争いに加わることとなった。


全8戦中、上位7戦のポイント合計で年間ランキングを決定するJPSAショートボードにおいて、残り2戦がこれまでの成績を上回ると仮定し、ポイントをアジャストすると1位の加藤嵐は6360ポイント、善家尚史が6240ポイントで120ポイント差で2位に浮上。大澤伸幸が3位、田中英義が4位と順位が入れ替わり、増々、僅差のデッドヒートの様相を呈することとなる。

 

女子は川合美乃里が、2位の橋本恋に大差を付けてトップを独走中。この二人は現在ISA世界ジュニア選手権の日本代表でポルトガルにいるため欠場。ランキング3位の西元ジュリはここで差を詰めたかったところだが、本日のヒートでR3でまさかの敗退。今年は彼女らしい成績が無いもののランキング4位につける庵原美穂。今回の会場である鴨川をホームである彼女が、どこまで巻き返すか注目したいところだ。

 

 

海外遠征から戻った稲葉玲王

 

 

激しさを増すJPSAショートボード・サーキットも残すは2戦。今回は村上舜、稲葉玲王、大野修聖、野呂玲花、田代凪沙といった海外遠征をしていた選手も戻って、タイトルレースは更に激しさを増すことになるだろう。

 

海外での経験を国内の試合に活かすレイカ。

 

大会初日の朝は無風であったものの、昨日までのサイズはなくコシハラ。マルキの地形はドンブカ。

 

インサイドブレイクの厳しいコンディションの会場

 

潮の動きで波の割れ方も大きく変化。上げに向けウネリが入ると思われたが、インサイドブレイク。岸へのリップ1発という厳しいコンディション。


稲葉玲王
鴨川には先週から来て練習を重ねた。R-1は今ひとつ乗り切れなかったもののR-2では吹っ切れてスパーク。今大会は優勝を目指します!とのこと。
渡辺将人
怪我もあり、長らくコンペシーンからも離れていた将人。鴨川ローカルならではの数少ない波をきっちりメイク。4マンプライオリティーも初めてと言いながら、じっくり待ってラウンドアップ。

庵原美穂
鴨川では無敵か。インタビューでも、リラックスできたとコメント。

元気!宮坂三姉妹。
金尾玲生。自分の試合はヒート1と朝一からの試合に合わせ、前日もその時間帯に練習。コンディションは変わるもののその努力が実を結び、R-3へ進出。

今シーズン好調なハワイ在住の西元姉妹はラウンド3で敗退。
高橋みなと。今回は耐えて耐えて、ラウンドアップ。

西元エミリ

西元ジュリ

宮坂姉妹の次女、莉乙子はQF進出
関口海璃
ISA代表をヒザの怪我で辞退した鈴木姫七
砂川真里子
好調な河村海沙はラウンド3進出
ポルトガルではエクセレントを出した田代凪沙。
堀越力はR2敗退
宮坂姉妹三女の麻衣子
村上蓮
関口海璃

 

今回もサーフメディアでは、現地から速報で最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

 

 

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