大橋海人、大原洋人、村上舜はR2敗退。女子8強決定。パンティン・クラシック・ガリシア・プロDAY3

大橋海人、大原洋人、村上舜はR2敗退。女子8強決定。パンティン・クラシック・ガリシア・プロ 


エヴァン・ガイゼルマンは1位でラウンドアップ- WSL / Laurent Masurel
世界が注目するジュニアのイーサン・ユーイング - WSL / Laurent Masurel

 

ラ・コルーニャ、ガリシア・スペイン、2016年9月2日金曜日:スペイン最西端ガリシアで開催中の、WSLメンズ&ウイメンズQS6,000イベント「第29回パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」は大会3日目。

 

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前日のうねりは3~4フィートへサイズダウン。しかしライト・ウインドのクリーンなコンディションでラウンド2のH17からスタート。男子ラウンド2終了後、女子はラウンド3、4が行われベスト8が決定した。

 

シルヴァナ・リマ - WSL / Laurent Masurel

 

パンティンの元イベント勝利者・シルヴァナ・リマは、午後のスモール・ウェイブ・コンディションでテサ・タイセンに対してヒートを支配し、クオーターファイナル進出を決めた。リマは、プラヤ・ド・パンティンのロング・ライトでシャープなカーヴィングを含む高速サーフィンでインプレッシブな15.93のヒート・トータルを叩き出した。

 

CTサーファーのクイゾンを下したテレサ・ボンヴァロ(PRT)- WSL / Laurent Masurel

 

 

また、ヨーロピアン・ジュニア・チャンピオンのテレサ・ボンヴァロは、ラウンド4の第2ヒートで現在世界No.16のアレッサ・クイゾンを下す、番狂わせを引き起こした。更にジュニア・サーファーである、オーストラリアのメイシー・キャラハンも世界No.11のローラ・エネバー(AUS)を粉砕。女子はトリッキーなコンディションに波乱の展開となった。

 

メイシー・キャラハン . - WSL / Laurent Masurel

 

日本期待の大橋海人、大原洋人、村上舜はR2敗退


 

本日の日本選手は、昨日見事なラウンドアップを決めた大橋海人と村上舜に、やっと出番となった大原洋人がラウンド2に登場。日本からの期待に応えるべくパドルアウトを開始した。


ヒート22で大橋海人は、ビノ・ロペス(BRA)、ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)、ルエル・フェリペ(BRA)と対戦。ヒートはコスタリカのマクゴナグルが6.50をスコアして開始。フェリペがエクセレントをスコアしてヒートをリード。大橋海人もバックハンドで5.57をスコア。続けて5.67をスコアして、ヒートスコア11.24で2位につける。

 

しかし残り時間10分でマクゴナグルが6.23へバックアップを塗り替え2位へ浮上。大橋はニード7.06と追い込まれる。残り時間5分、ライトハンダーを掴んだ大橋は3つのバックハンドターンをコネクトするもスコアは5.47。そのまま逆転できるセットは入らず大橋は3位で敗退となった。


ヒート23では大原洋人が、カルロス・ムニョス(CRI)、ティアゴ・カマラオ(BRA)、ニック・ボン・ラップ(PRT)と対戦。ロータイドで波数も少ないスローは展開。ムニョスが6.00をスコア。大原はフォアハンドでフルローテションのワンマニューバーで4.20をスコア。ヒート前半を2位で折り返す。

 

後半に入り追い上げて来たボン・ラップが逆転し、3位を強いられる大原洋人。4位のカマラオもビッグエアで6.57をスコアして、逆転されて4位に転落。バックハンドで4.10をスコアして再び3位となる大原。しかし、カマラオが再びエアリバースをメイクして一気にトップへ。最後に入ったヒート最大のセットでカルロスが再びトップを奪い返し、ニード7.40と追い込まれ、一進一退の大原はここで敗退となった。

 

ヒート24では村上舜が、ジェレミー・フローレス(FRA)、ディエゴ・アルバレス(ESP)、コア・スミス(HAW)と対戦。4.50と4.37でヒートスコア8.87をマークした村上舜だったが、僅差ながら惜しくも3位で敗退となった。

 

ラウンド3に勝ち上がったカノア五十嵐は、ミッチ・クルーズ(AUS)、マルコ・フェルナンデス(BRA)、ハレー・バティスタ(BRA)と対戦する。

 


 

来週の2016年9月06日-11日の期間でポルトガルのアゾレス島で開催される男女クオリファイング・シリーズ6,000「アゾレス・プロ」には、今回出場の大原洋人、新井洋人、仲村拓久未、村上舜、稲葉玲王、大橋海人、ハワイからの喜納海人に加えて、大野修聖が参戦、女子では田代凪沙、ハワイから前田マヒナが参加予定。


また、そのあと2016年9月24日-10月02日の期間でポルトガルのカスカイスで開催されるWSL QS10000「カスカイス・ビラボン・プロ」には、カノア五十嵐、大原洋人、新井洋人、仲村拓久未、大橋海人が参加予定。

 

世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!

 

イベント・オフィシャルはウイメンズは日本時間9月3日14時35分にファーストコール。男子アスリートは16時にコール。

 

 

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