WSL-QS1000「コムネ・バリ・プロ」ベスト8決定。タジ・バロウがパーフェクト10
(クラマス・ビーチ、バリ・インドネシア:2016年5月6日金曜日):インドネ シア・バリ島のワールドクラス・リバーマウスであるクラマスで開催中のWSL-QS1000(クオリファイング・シリーズ)「コムネ・バリ・プロ Presented by The Mad Hueys」は大会4日目。
今朝は今大会のベスト・コンディションとなり、クラマスのパーフェクト・ライトハンダーの4~6フィートのバレルを使い、ラウンド3、ラウンド4が終了して、クオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。
クラマスで行われた唯一のチャンピオンシップ・ツアー・イベントで優勝した、2013年の元ワールド・チャンピオン・ジョエル・パーキンソンは、ラウンド4でヒート終了間際まで追い込まれていた。
しかし、最後に掴んだミディアム・サイズの波で6.90をスコア。大逆転でジャクソン・ベイカー(AUS)と共にクオーターファイナルに勝ち進んだ。
「今朝のコンディションは素晴らしかった」と、パーキンソンが言った。「あれはクロスヒートで、最後までヒートをトップ通過出来たかというより、ラウンドアップ出来たかも分からなかった。明日からはマンオンマンで最高だね。ひとりに割り当てられる波が多くなるからね。」
昨年のコムネ・バリ・プロ勝利者でCTベテランのタジ・バロウは、イベント最大のチューブ・ライドで、パーフェクトな10-ポイント-ライドをスコア。14.50のヒート・トータルを叩き出した。
「あの波は信じられなかった」と、バロウが言った。「僕はパーフェクトなスポットにいて、そして直ぐにプルインしたんだ。その波が大きく掘れ上がるのは分かっていた。深くバレルに包まれて、スピッツとともに吐き出され、信じられない感触だった。」
「次からはマンオンマンで最高だね。でも4-マン・プライオリティーも素晴しい。みんなが波を掴めるからね。明日も波は良さそうだからヒートが楽しみだよ。」
本日のファイナル・ヒートでは、第3シード選手のイズキール・ラウ(ハワイ)が支配的なパフォーマンスでクオーターファイナル進出。
コンディションが悪化するなか、ラウはパワフルなレール・サーフィンとプログレッシブ・エアリアル・マニューバーという彼のインプレッシブ・レパートリーを用いて、 14.17のソリッド・ヒート・トータルを記録した。
ラウンド3まで勝ち上がった日本の大野修聖は、ヒート8でハリソン・マンAUS、テイラー・クラークUSA、イズキール・ラウと対戦。しかし、惜しくも第4位で敗退。25位でフィニッシュとなった。
2年続けてクラマスでQF進出のゴールド・コースター、シェルドン・シムクス:ASC/ハイン
オーストラリアのシェーン・ホームズはQFでパーコと対戦。WSL/Bennett
バックハンドが冴えるアメリカのテイラー・クラークがクオーターファイナル進出。WSL/Bennett
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オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1427/komune-bali-pro