WSL-QS「バーレープロ」でイーサン・ユーイングとメイシー・キャラハンの二人がQS初優勝
バーレー・ヘッズ/QLD ― オーストラリア(2016年1月31日):ワールド・サーフ・リーグ(WSL)オーストラレーシア・クオリファイング・シリーズ「バーレー・プロ presented by ブルース・リントン・ランドローバー」が終了。
ゴールドコーストを代表するライトランダー・ポイントブレイクであるバーレーヘッズのタフなコンディションで行われたファイナルで、イーサン・ユーイングとメイシー・キャラハンの二人が、WSLクオリファイ・シリーズ(QS)初優勝を手にした。
オンショア・ウインドとスモールな2フィートのコンディションとなったファイナル。ユーイングは、3つの巨大なフィン・リリース・ターンでパーフェクトに近い9.75という、イベント・ハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアをマーク。更にバックアップに8.50を揃え、圧倒的なスコアで勝利を手にした。
「これは自分のキャリア最大の勝利です。最高に嬉しいです。」と、ユーイングが言った。「コンディションは良くなかったので、期待はしていませんでした。でも良いスタートしなければならないと思っていたので、ファンな波を見つけて、まともなスコアを何とか手に入れていたんです。
ブレイク(ソーントン)が最後の1本を手に入れたときは、彼が必要なスコアは知りませんでしたが、気が狂いそうでした。でも彼のスコアは幸いにも僅かに足りなかったのです。」
終始ユーイングを2位のポジションから追い続けたのは、マルーブラのブレイク・ソーントン。元CTサーファーの彼は、慌てる事なく最後まで逆転のチャンスを待ち続けた。そしてラストウェイブにフォーカスし、9.00をスコア。しかし彼に必要だったスコアは9.26だった。
ウイメンズのファイナルは、終始エリー-ジーン・コフィーによってリードされ、メイシー・キャラハンは、スローなスタート強いられていた。キャラハンは、パワフルなレール・ターンが可能な2つのセクションを持ったセットの波をゲット。リードを奪って後半戦に入り、更に2つのソリッド・スコアを記録し、15.50のヒート・トータルで初勝利を手に入れた。
今回のイベントでは、ラウンド1から出場の西修司が、ファイナルデイまで残り、ラウンド3まで勝ち上がったが惜しくも4位で敗退。25位でフィニッシュとなった。
オーストラレーシアQSシリーズは、テルストラ・ストア・ツイード・コースト・プロが、明日2月01日から04日まで、NSW州のカバリタで開催。ラウンド1から1 H5菅原颯人、H8相澤日向、ラウンド2からH7 粟田生、H8 山中海輝、H11 粟田海、H16 西修司。ウイメンズでは、ラウンド1 からH1 高橋みなと、H3 橋本恋、H8 庵原美穂がエントリー。
バーレーでは橋本恋がラウンド1、庵原と黒川がラウンド2で敗退。
高橋みなとは、VISAの申請手続きのトラブルでオーストラリ入りを延期して足止めを食らっているようで、バーレーはキャンセルしている。
今回も世界を目指しチャージを続ける彼らにエールを送りたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1372/burleigh-pro