ISAサーフィン世界選手権DAY02。鈴木姫七がラウンド2へ。大村奈央、堀越力はリパチャージ
(プラヤ・ポポヨ、ニカラグア、2015年6月2日)世界中から集まった選り抜きのトップ・サーファーによって競われるサーフィンの オリンピック「ISAワールド・サーフィン・ゲームズ」は大会2日目。本日は3-4フィートのコンディションの中、ウイメンズのR1、メンズのR2が行われた。
ISA – World Surfing Games 2015 – Competition Day 2
今回最年少で出場のチーム・ニカラグアの11才のバレンティナと9才のキャンデラリア・レサノ姉妹。地元の声援に応えチャージしたが、惜しくもメインラウンドでのラウンドアップは逃した。しかし、彼女たちは、ローカル・ナレッジを使い、リパチャージ・ラウンドで巻き返してくれるだろう。
第5ヒートには、前回のウイメンズのゴールド・メダリストであるペルーのアナリ・ゴメスが登場。ゴメスはウイニング・フォームを続け、12.34のヒートトータルで勝ち上がった。
またニュージーランドのページ・ハレブは、ヒート7で、17.50のという本日のハイエスト・ヒートトータル・スコアを叩き出した。
またメンズでは、2014年のISAワールド・チャンピオンであるアルゼンチンのレアンドロ・ウスナが、コスタ・リカのカルロス・ムニョスと、ウルグアイのセグンド・ヴァルガス、チリのニコラス・ウンドラーガと対戦。ウスナだけがインターフェアを侵さずに勝ち上がった唯一の選手だった。
ヴァルガスとムニョスはテイクオフで交錯。ダブル・インタフェアをとられたが、カルロス・ムニョスはインタフェアを侵したにもかかわらずラウンドアップを決めた。
日本チームの鈴木姫七は、ウイメンズのラウンド1ヒート11に登場。オープニングウェイブで6.5をマーク。ヒート終盤にフランキー・ハラー(USA)に逆転され3位を強いられたが、終了間際のラストライドで再び逆転し2位でラウンドアップ。
続くH12には大村奈央が登場。クリスティーナ・ヴァーガス(ECU)、チェルシー・トゥアク(BAR)、ティア・ブランコ(USA)といったQSトップシードの選手達と対戦。大村はグッドスコア6.67を含むヒートスコア12.70をマークするも、惜しくも3位で敗退しリパチャージへ回った。
メンズのラウンド2のH1には堀越力が登場。堀越はヒートスコア9.43で後半まで2位をキープするも最後に逆転され3位で敗退。リパチャージ2へ回った。
明日はメンズ、ウィメンズ共にリパチャージ1が行われ、その後メンズのリパチャージ2が行われる予定。
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現在の日本とニカラグアとの時差は15時間
2015 ISA World Surfing Games
開催国 ニカラグア ポポヨ
開催日 2015年5月31日~6月7日(現地時間)
<派遣選手>
・メンズオープン
田中大貴 、中川雅崇、堀越力、中塩裕貴
・ウィメンズオープン
鈴木姫七、大村奈央