ジェイ・デーヴィス(AUS)がファニングを下す。番狂わせが続くマーガレット・リヴァー

ジェイ・デーヴィス(AUS)がファニングを下す。番狂わせが続くマーガレット・リヴァー 


ジェイ・デーヴィス(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Cestari

 

マーガレット・リヴァー、ウェスタン・オーストラリア(2015年4月17日金曜日)WSL-CT第3戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」は、男子のラウンド3から再開。再びザ・ボックスとメイ ン・ブレイクを使って行われ、メンズ終了後にはウイメンズのラウンド1が行われた。

 

昨日、ガブリエル・メディーナ(BRA)を下した、ローカル・トライアル勝利者であるジェイ・デーヴィス(AUS)は、そのジャイアントキラー振りを再び発揮し、3タイム・ワールド・チャンピオンでカレント・ランキング・リーダーのミック・ファニング(AUS)を倒す大番狂わせを起こした。

 

YouTube Preview Image男子のラウンド3ハイライト映像。

 

デンジャラスなワイルドカード は、 ダブル・オーバーヘッド・バレルにエアドロップ。ローカル・ナレッジを駆使して、彼はその首尾一貫しないセクションをナビゲート。信じられないほど深いチューブからスピッツとともに抜け出して9.50をマークした。

 

「どの点から見ても最高に楽しかったですね。」と、デーヴィスが言った。「それは最も切り立ったテイクオフで、自分の全てをそれに集中しました。落ちると思いましたが、メイク出来て本当にラッキーでした。」

 

「ここは自分のホームタウンで、自分の家族や友達の前で戦うことは本当にエキサイティングです。そして、そこでこんなに勝ち上がれて本当に嬉しいです。」と、デーヴィスが続けた。「ミックと戦えるだけで信じられない感じですよ。彼とは友達で、彼は素晴しいチャンピオンです。」

 

ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)IMAGE CREDIT: WSL / Cestari


 

今日のザ・ボックスを上手く攻略したサーファーの何人かは、サウス・パシフィック出身のサーファーで、彼らが育ったオープン・オーシャン・ブレイクは今日のマーガレット・リヴァーによく似ていた。

 

本日のファースト・ヒートでは、タヒチアンのミシェル・ボレーズが、カイ・オットン(AUS)を下し、そのあと二人のハワイアン、ジョン・ジョン・フローレンスがアダム・メリング(AUS)を。そして、セバスチャン・ジーツ(HAW)はジョエル・パーキンソン(AUS)を下す大番狂わせを引き起こした

 

「彼(ジョエル・パーキンソン)は、今日のような波では本当に危険です」と、ジーツが言った。「我々はここでフリーサーフィンをしたんですが、彼のサーフィンは凄かった。僕たちはどちらも、ベストウェイブを掴んだ訳ではないです。ラウンド3へ勝ち上がれて最高です。これは自分にとって素晴しいです。」


 

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Slater Wrangles Main Break for Perfect 10

 

11-タイム・ワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は、メイン・ブレイクでビッグカーヴィングとディープバレルで、パーフェクト10をマーク。

 

エクセレントな9.50を組み合わせ、彼の2-ウェイブ・ヒート・トータルは19.50という、ここまでのコンペティション最高得点をマークした。

 

「僕は1993年から、ここに来ていて、今回の波はおそらく自分がヒートでサーフィンしたベスト・サーフだと思う。」と、スレーターが言った。「ヒート中は、素晴らしい波がたくさんあった。僕には2、3度、良い波のチャンスがあった。僕は少しより大きいボードに乗って、ラインを描こうとしたんだ。それが自分がやった最大の調整だった。」

 

昨日のフリーサーフィン中に足に怪我を負ったジョディ・スミス(ZAF)は、その怪我を理由に試合を棄権。ジェレミー・フローレス(FRA)は不戦勝でラウンド4へ勝ち上がった。


ディフェンディング・イベント勝利者のミシェル・ボレーズ(PYF)は、9.57をスコアしたがバックアップを見つけられなかったカイ・オットン(AUS)に勝ちラウンドアップ。


 

ウイメンズでは6名のトップ・シードがラウンド3進出。 


タイラー・ライト(AUS)Image: WSL / Kirstin Scholtz

 

 

ダブルオーバーヘッドのメインブレイクで行われたウイメンズのラウンド1はトップシードが支配。強風の影響でシフトするテイクオフ・ゾーンのなかで、サリー・フィッツギボンズ(AUS)は、クリーン・レフトを見つけ出し、 2つのパワフルなボトムターンで、イベント初の9-ポイント・ライドをマーク。ランキング・リーダーのカリッサ・ムーア(HAW)も、バンピーなライトで他の選手をコンビネーションに追い込む圧勝。

 

6名のトップ・シード選手はダイレクトにラウンド3進出。そして、カレント・ワールドNo.3のタイラー・ライト(AUS)は今日の最終ヒートで、9-ポイント-レンジのスコアをマークし、16.74という彼女の2-ウェイブ・トータルは、ラウンド1のハイエスト・スコアとなった。

 

エクセレントなコンディションが、続くWSL-CT第3戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」。ネクストコールは、現地時間7時、日本時間で8時だ。


 

オフィシャルサイトでは、ライブ中継の他、様々なコンテンツが用意されている。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1226/drug-aware-margaret-river-pro

 

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ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ:ラウンド3結果
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)怪我のため棄権
ジェレミー・フローレス(FRA)が不戦勝
ヒート2:ミシェル・ボレーズ(PYF)15.23 def.カイ・オットン(AUS)10.94
ヒート3:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)15.20 def.アダム・メリング(AUS)6.10
ヒート4:セバスチャン・ジーツ(HAW)14.30 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)7.50
ヒート5:ナット・ヤング13.50(USA)def.ミゲール・プポ(BRA)12.37
ヒート6:ジェイ・デーヴィス(AUS)16.83defミック・ファニング(AUS)13.90
ヒート7:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)9.60 def.リカルド・クリスティ(NZL)4.37
ヒート8:ジュリアン・ウィルソン(AUS)7.50 def.エイドリアン・バカン(AUS)6.77
ヒート9:タジ・バロウ(AUS)15.16 def.フレディー・パターチアJr.(HAW)15.04
ヒート10:ジョシュ・カー(AUS)14.50 def.イタロ・フェレイラ(BRA)13.66
ヒート11:オーウェン・ライト(AUS)16.33 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)12.50
ヒート12:ケリー・スレーター(USA)19.50 def.グレン・ホール(IRL)11.03

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ:ラウンド4組み合わせ
ヒート1:ジェレミー・フローレンス(FRA)、ミシェル・ボレーズ(PYF)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
ヒート2:セバスチャン・ジーツ(HAW)、ナット・ヤング(USA)、ジェイ・デーヴィス(AUS)
ヒート3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、タジ・バロウ(AUS)
ヒート4:ジョシュ・カー(AUS)、オーウェン・ライト(AUS)、ケリー・スレーター(USA)

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズ:ラウンド1結果
ヒート1:レイキー・ピーターソン(USA)8.60、ジョアン・デフェイ(FRA)8.57、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)5.00
ヒート2:サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.60、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)13.50、アレッサ・クイゾン(HAW)12.23
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)12.93、クレア・ベビラックァ(AUS)5.60、ココ・ホー(HAW)0.00
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)8.33、ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)7.00、セージ・エリクソン(USA)6.00
ヒート5:タイラー・ライト(AUS)16.74で、シルヴァナ・リマ(BRA)8.50、ローラ・エネバー(AUS)5.23
ヒート6:コートニー・コンローグ(USA)15.54、マリア・マニュエル(HAW)13.67、ディミティ・ストイル(AUS)3.20

 

2ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズ:ラウンド2の組み合わせ
ヒート1:ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
ヒート2:シルヴァナ・リマ(BRA)対アレッサ・クイゾン(HAW)
ヒート3:マリア・マニュエル(HAW)対クレア・ベビラックァ(AUS)
ヒート4:ジョアン・デフェイ(FRA)対セージ・エリクソン(USA)
ヒート5:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)対ローラ・エネバー(AUS)
ヒート6:ココ・ホー(HAW)対ディミティ・ストイル(AUS)