WSL-QS「スクート ・バーレー・プロ pres. by Vissla」で大村奈央と橋本恋がQF進出

WSL-QS「スクート ・バーレー・プロ pres. by Vissla」で大村奈央と橋本恋がQF進出 


ディオン・アトキンソン Surfing QLD/Roberts

 

真夏のオーストラリアはゴールドコーストのバーレー・ヘッズで開催中のWSLクオリファイ・シリーズ「スクート ・バーレー・プロ pres. by Vissla」は大会2日目を終え、メンズ・ディビジョンはラウンドオブ48まで、ウイメンズのラウンドオブ48と32が完了した。

 

YouTube Preview Image大会1日目のハイライト

 

本日は昨日までのエピックなコンディションから一転。朝からオンショアが強く吹き、面を乱すトリッキーなコンディションでの戦いを強いられた。そんな中でも昨年のWCTサーファーであるディオン・アトキンソン(サウスオーストラリア)は、パーフェクトに近い9.25をスコア。更にバックアップも6.25をスコアしてラウンドアップ。

 

コナー・オリアリー Surfing QLD/Roberts

 

同じく昨年はWCTで活躍したミッチ・クルーズ(カランビン、QLD/AUS)も、2015年のQSキャンペーンをスタート。また昨年度のクオリファイを惜しくも逃したニュージーランドのビリー・ステアメンドも、高速でラディカルなアプローチで2本の8ポイント-ライドを決めて勝ち上がった。

 

また、日本でもお馴染みの柄沢明美プロの長男である、コナー・オリアリーも、 得意のバックハンドでエクセレントの9.10にバックアップ7.25を揃えヒートスコア16.35でラウンドアップを決めている。

 

大村奈央と橋本恋がQF進出 


 

ウイメンズでは、トップシードが登場するラウンドオブ32では、今年WCT2年目となるディミティ・ストイル(サンシャイン・コースト、QLD/AUS)が、彼女のオープニング・ヒートで爆発的なフォームを見せた。

 

「通常ならQS1000イベントは、出場しないんですが、混雑してないバーレーでサーフするチャンスですからね。それに長い休みだったので、コンペに戻るには良いと思いました」と、ストイルが言った。

 

また今回のイベントには、日本からウイメンズでは大村奈央、須田那月、橋本恋、田代凪沙、メンズでは、粟田海、菅原颯人らがエントリー。粟田海は昨日のメンズラウンド1を2位で勝ち上がったが、ラウンド2で惜しくも4位敗退。

 

本日行われたウイメンズのラウンド1では、オーストラリア留学中の橋本恋が、2本の6ポイントを揃えてヒートスコア13.00で1位でラウンドアップ。田代凪沙もヒートスコア10.75で2位でラウンド2へ勝ち上がった。

 

ラウンド2では、ヒート1に登場した橋本恋が6.05.05 を揃え、ヒートスコア11.05をマーク。ディミティ・ストイルに次いで2位でラウンドアップを果たした。ラウンド2から登場の大村奈央は、6.75に5.00を揃え、ヒートスコア11.75でクオーターファイナル進出。田代凪沙は波とのリズムが合わず4位でここで敗退となった。

 

明日のファイナルデイは、橋本恋はQFのヒート2でジョージア・フィッシュAUS、メイシー・キャラハンAUS、フィリッパ・アンダーソンAUSと、ヒート4で大村奈央は、アリッサ・ロックAUS、ソフィ・マカロックAUS、ソフィア・バーナードAUSと対戦する。


彼女らの活躍を期待し、エールを送りたい。世界を目指してがんばれ日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1192/scoot-burleigh-pro