ASP4スター「サーフ・オープン・アカプルコ」で大橋海人がR64をラウンドアップ。

ASP4スター「サーフ・オープン・アカプルコ」で大橋海人がR64をラウンドアップ。 


ブラジリアンのイタロ・フェレイラ

 

プラヤ・レボルカデロ、アカプルコ/メキシコ(2013年7月4日木曜日)ASP4スター「サーフ・オープン・アカプルコ presented by Vans」は大会3日目。トリッキーな2~3フィートのコンディションでトップ・シード選手が登場し、パフォーマンスレベルを上げた。そんな中でも昨日もハイスコアをマークしたイタロ・フェレイラ(BRA)が、印象的なエアリアル・ゲームを続け、2日連続で高得点をマークした。フェレイラは、プラヤ・レボルカデロのレフトハンド・ランプを利用し、2つのフル・コミットしたフロントサイド・エアで9.47と9.07をマークした。

 

また、同じヒートのオーストラリアのブレント・ドーリントンも、シームレスのフォアハンドのコンビネーションによる印象的なディスプレーでソリッドな16.00のヒート・トータルをマーク。2位でラウンドアップを決めた。そして、ハワイはカウアイ島のアレックス・スミスも、プラヤ・レボルカデロのレフトとライトで巧みなエアリアルをディスプレー。クリティカル・バックサイド・エア・リバースを含むハイパフォーマンスで本日のハイ・ヒート・トータルを手に入れた。

 

そんな中、大橋海人はヒート6に登場。スタートからクローズアウトセクションでフォアハンドのエアリバースを決めて3.70をスコア。じっくり波を選んだハワイのイアン・ジェンティルがファーストウェイブで4.50をスコアする。ヒート中盤に入り、右奧でレフトを掴んだ大橋海人はバックアップを2.20としてトップへ躍り出る。各選手ともクローズセクションでフルローテーションを見せるもインコンプリートが続く。しかし後半に入り、イアン・クレーン、ヴィセンテ・ロメロもスコアを重ね、ヒートをリード。大橋は4位を強いられる。残り時間10分を切り、チャージを繰り返す大橋海人は、レフトのビッグセットをキャッチ。5.33をスコアすると一気にトップへ躍り出る。バックアップも3.90に塗り替え、トップをキープする大橋。僅差のクロスヒートでヒート終了間際に逆転されるも2位でラウンドアップを決めた。

大橋海人

 

 

大澤伸幸はヒート7に登場。大澤はスタートからハイリスクなエアマニューバーにチャージするも、ハイスコアに結びつかない。マイケル・パウエル、ルーカス・サンタマリアはスコアを重ね、1位と2位をキープ。大澤は3位を強いられる。後半に入り、マイケル・パウエルが6.17をスコア。ルーカス・サンタマリアも2位をキープ。大澤も3.20を2本スコアして追い上げ、ヒート終了間際にもバックハンドで4.73をスコア。一時は3位に浮上するもタイムアップ。最終4位敗退で49位でフィニッシュとなった。

 

辻裕次郎は、マルコ・フェルナンデス、ディエゴ・カデナ、クリス・ウェアリングと対戦。オープニング・デイで見事なパフォーマンスを見せたカリフォルニアのクリス・ウェアリングがスタートから飛ばし5.83をスコア。辻はファーストウェイブで3.60をスコアして追撃する。ヒート中盤にマルコ・フェルナンデスが6.73、7.10をスコアしてトップへ。後半に入りウェアリングがエクセレントの8.00をマークして逆転。しかしヒート終了間際にフェルナンデスが7.33をスコアして再度逆転。激しいデットヒートを繰り広げるなか、辻はリズムを見つけられないまま4位で敗退、49位でフィニッシュとなった。

 

これで勝ち上がっているのは大橋海人のみとなった。ラウンドオブ32進出を決めた大橋海人は、ヒート4でタナー・ヘンドリクソン(HAW)、マイケル・パウエル(USA)、カルロス・ムノス(CRI)といった強豪と対戦する。

 

イベント主催者は、現地時間午前7時にファーストコール。午前7時30分のスタートを目指す。日本との時差はサマータイムで-14時間。彼らの活躍を期待してエールを送り続けよう。頑張れ!日本。

 

アカプルコの2013年7月5日7時30分
日本時間で2013年7月5日21時30分です。

 

http://surfopenacapulco.com/SOA/wp-content/themes/standard/live.html