リーフISA-WSGは大会5日目。日本勢が敗退するなか大村奈央がリパ3進出。

リーフISA-WSGは大会5日目。日本勢が敗退するなか大村奈央がリパチャージ3に進出。 


YouTube Preview Image▲ハイライト映像に大村奈央が登場。

 

 

現地時間5月9日木曜日、サンタカタリーナ、パナマ-

 

リーフISAワールド・サーフィン・ゲームズ大会5日目。メンズのクオリファイ・ラウンド3に勝ち進んでいた村上舜がヒート1に、ウイメンズのリパチャージ2のヒート1には大村奈央、ヒート6に森敬恵、メンズ・リパチャージ4のヒート5には大橋海人がクレジットされた。

 

日本から唯一メンズのクオリファイ・ラウンド3に勝ち進んでいた村上舜のヒートは、ロータイドの厳しいコンディションのなかでスタート。そんな中でもノエ・マー・マクゴナグル(CRC)がスタートから素晴しいライディングを決めて、ヒートを完全にリード。村上は思うような波を掴めずスコアが伸びない。クリストバル・デル・コル(PER)はバックハンドで5.00をスコアして2位に付ける。クリストバルは後半に入り再び5.03をスコアし2位のポジションを固め、村上はリズムを掴めず4位でリパチャージに回った。

Nao Omura. Credit: ISA/ Micheal Tweddle

メンズのクオリファイ・ラウンド3終了後に行われたウイメンズのヒートには大村奈央が登場。大村はファーストライドから、フォアハンドのカーヴィングのコンビネーションで5.50をスコア。ヒート中盤にはレフトを掴み、バックハンドの3発のオフザトップで6.00をスコア。トップに躍り出てヒートをリードした。しかし後半に入り、5.70をスコアしたタニカ・ホフマン(RSA)が逆転。2位となった大村だったが、ヒートスコア11.50で敗者復活のリパチャージ3へラウンドアップを果たした。ヒート6に登場した森敬恵は、ハイタイドで波数の減ったスローなヒートに苦戦。思うような波が掴めず、自分のサーフィンを見せられないまま悔しい敗退。25位でフィニッシュとなった。

村上舜は惜しくも敗退。

メンズ・リパチャージ4のヒート2には、村上舜が登場。ファーストライドから素晴しいバックハンドのリエントリーで5.50をスコアした村上舜は、続けて3.67をスコアしてヒートの前半をリード。しかし後半から追い上げてきたラッセル・モローニー(AUS)とギルバート・ブラウン(CRC)がヒート終盤にハイスコアをマークして逆転。僅差の戦いで4位を強いられた村上は惜しくもここで敗退。31位でフィニッシュとなった。

 

本日のラストヒートとなったヒート5に大橋海人が登場。天候も悪化し首尾一貫しないコンディションでの戦いを強いられた。セットが極めて少ないヒートのなかでも、デビッド・ディアス(VEN)とホセ・フランシスコ(BRA)はしっかりベスト2をまとめた。最後まで波を待ち続けた大橋海人だったが、思うよな波を掴めず、起死回生を狙ったラストウェイブでのブロウテールのエアリバースもインコンプリート。万事休すで4位敗退。31位でフィニッシュとなった。

Nao Omura. Credit: ISA/ Micheal Tweddle

これでチーム・ジャパンは大村奈央のみとなった。日本最後の砦となった大村はウイメンズ・リパチャージ3ヒート2にクレジット。現地時間12:00日本時間深夜2時にスタート予定。

 

彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!頑張れ!日本!頑張れ!大村奈央!

 

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