QS4000イベント「WSLインターナショナル・万寧コロナセロプロ」が明日から中国海南島で開幕。小林桂や中塩佳那といった日本のトップ選手たちが参戦。

中国海南島・日月湾(2025年12月10日水曜日) ワールド・サーフ・リーグ(WSL)QS4000イベント「WSLインターナショナル・万寧コロナセロプロ」が明日12月11日から17日までの期間で開催される。

このイベントは、アジア地域のサーファーにとって貴重なポイントを獲得できる機会となり、中国のワールドクラスのレフトポイントブレイクである万寧省の日月湾にエリート大会が戻ってくる。

 

 

WSL APAC のアンドリュー・スターク氏は、「WSL は 2020 年以来初めて中国に復帰することを楽しみにしている」と語った。「長年にわたり、海南島、特に万寧省の日月湾にあるワールドクラスのレフトハンドブレイクで、素晴らしいイベントが開催されてきた。

素晴らしい波と暖かい海水が待っているため、多くのサーファーが参加すると予想される。これにより、中国の最高の波が再びサーフィンのスポットライトを浴びることは間違いないだろう。

 

コンテスト会場となる日月湾のレフトハンダー

 

WSL は 2011 年から 2020 年にかけて、日月湾で複数の主要なサーフィン大会を開催した。その中には、長年にわたり開催されてきた世界ロングボードチャンピオンを決定する大会や、数多くのメジャーQS大会も含まれている。

今年は70名の選手が再び海南島に集結し、2026年WSLチャレンジャーシリーズにクオリファイする為の貴重なポイント獲得を目指す。これは海南島サーフィンの拠点である万寧県にとって大きな後押しとなる。

また、20歳以下の選手が大勢参加するプロジュニア大会も開催され、2026年アジア地域プロジュニアシリーズの幕開けとなる。

 

「万寧はワールドクラスの波と活気に満ちた友好的な都市イメージで、世界中のトップサーファーを迎え入れる」と、中国共産党万寧市委員会常務委員・万寧市副市長の劉超は言った。「中国初の指定高品質アウトドアスポーツ拠点の一つである万寧日月湾は、この国際WSL大会を通じて、世界の皆様に当市の魅力とサーフィンのエネルギーをアピールする」

 

今大会はワールド・サーフ・リーグの最長パートナーであるコロナが、この象徴的な大会のタイトルスポンサーを務める。ビーチでのプロモーションに加え、18歳以上のファンは100%天然素材で作られたアルコール度数0.0%の製品「コロナ セロ」を試飲できる機会が設けられる。

 

またコロナは中国本土からサーフィンやビーチライフスタイルのインフルエンサーを招待し、イベントを体験してもらう。この活動はライブ配信され、コロナとWSLのソーシャルチャンネルで共有される。これによりファンは海南島のサーフカルチャーとライフスタイルをより身近に感じられるだろう。

 

2025年WSLインターナショナル万寧コロナセロプロQS4000は、2025年12月11日から17日まで日月湾で開催される。

 

どうなるWSLアジアCS枠争い

 

アジアトップの小林桂 :WSL / Abdel Elecho

 

現在のアジアランキングでは、来年のCSへクオリファイできる男子トップ5の中に日本は2名、インドネシアが3名という状況に追い込まれている。女子はトップ3が全員日本選手だが、いつまで日本がアジア代表として君臨していられる状況が続くのだろうか。頑張れ!日本!

 

 

今大会には日本からアジアランクトップの小林桂、3位のブロンソン・メイディ、4位のケトゥ・アグス、5位の西優司、7位の渡邉壱孔、8位の金沢呂偉、9位のマデ・パジャール・アリヤナ、10位の加藤翔平、11位の稲葉玲王、12位の須田喬士郎、13位の伊東李安琉、14位の新井洋人、15位の大音凛太、18位の増田来希、

そして、岩瀬裕哉、酒井仙太郎、野中秀馬、古川海夕、友重リキ、長沢侑磨、太田拓杜、小濃来波、仲村拓久未、金沢太規、ラファエルカストロが出場。

 

 

中塩佳那  Credit: WSL / Beatriz Ryder

 

女子はアジアランクトップの中塩佳那、3位の 野中美波、4位の都築虹帆、5位の鈴木莉珠、7位の脇田紗良、9位の松田詩野、12位の佐藤李、16位の清水ひなた、18位の清水ひなのが出場。

 

 

ヒートドロー

 

ブロンソン・メイディ© WSL / Cait Miers

 

男子QSラウンドオブ48H1マデ・パジャール・アリヤナ、H2太田拓杜、酒井仙太郎、H3金沢太規、H4長沢侑磨、野中秀馬、H5加藤翔平、H6ラファエル・カストロ、古川海夕、岩瀬裕哉、H8友重リキ

男子QSラウンドオブ32H1ブロンソン・メイディ、H2稲葉玲王、須田喬士郎、H3西優司、ヴァルン・タンジュン、H4ケトゥ・アグス、H5伊東李安琉、H6金沢呂偉、新井洋人、H7渡邉壱孔、大音凛太、H8小林桂

 

女子QSラウンドオブ32H1脇田紗良、H2鈴木莉珠、H3佐藤李、清水ひなた、H4野中美波、H5都築虹帆、H6清水ひなの、H7松田詩野、H8中塩佳那。

 

男子プロジュニア・ラウンドオブ24-H4野中秀馬、男子プロジュニア・ラウンドオブ16H1渡邉壱孔、H2友重リキ、H3酒井仙太郎、金沢太規、H4長沢侑磨、

 

女子プロジュニア・ラウンドオブ16-H1鈴木莉珠、H3清水ひなの、H3清水ひなた

 

WSL ASIAのQS大会予定

12/11-17 中国海南島 / 万寧市日月湾
QS 4000「WSL International Wanning Corona Cero Pro・Pro Junior」

2026/2/18-22     オーストラリア・クイーンズランド州バーレーヘッズ
QS4000ゴールドコースト・オープン 

本大会はアジアおよびオーストラリア/オセアニアのデュアル公認大会となる。

 

Wanning Pro Juniorは、2026年アジア・ジュニア・ランキングにカウントされる大会となります。

 

WSL International Wanning Corona Cero Pro

Wanning, Hainan Island, China 

Dec 11 – 17, 2025 QS4000

オフィシャルサイト:WSL International Wanning Corona Cero Pro

オフィシャルサイト:WSL International Wanning Pro Junior