インドネシア・西パプア州マノクワリ(2025年11月28日金曜日) マノクワリ・プロ・ワールドサーフリーグ(WSL)クオリファイシリーズ(QS)2000およびプロジュニア大会3日目は、アンバンビーチで再び熱戦が繰り広げられた。
波の高さは2~3フィート、海はグラッシーな状態で、晴天に恵まれた一日となった。男子プロジュニアのクオーターファイナルと準決勝、女子プロジュニアのクオーターファイナル、男子QSの最初の2つのクオーターファイナルが終了したところで、強いオンショア風が吹き始め、その日の競技は中止となった。
男子プロジュニア決勝の出場者は決定した。日本の渡邉壱孔(JPN)と長沢侑磨(JPN)、インドネシアのディラン・ウィルコクセン(INA)とウェステン・ハースト(INA)の4名が、タイトルとトロフィーを懸けて戦う。

昨年の2位であるウィルコクセンは今回こそ優勝を狙うが、勝つためには渡邉か長沢のいずれかを倒さねばならない。優勝すればWSLワールドジュニア・チャンピオンシップの出場権も得られる。
ウィルコクセンは現在アジア・ジュニア・ツアーランキング4位、長沢は3位、渡邉は2位だ。ランキング首位の佐藤莉希(JPN)は準決勝で惜しくも敗退した。他の選手の結果を待つしかない。

プロジュニア女子決勝進出者も確定し、日本の松岡亜音(JPN)と松山黎音(JPN)、INAのアウラ・ゼフリン(INA)、イギリスのジョージー・メイ・ヒックス(イギリス)が名を連ね、今年の新王者が誕生する。松岡と松山は、WSLワールドジュニア・チャンピオンシップへの切符をスコアするため、好成績を追い求めている。


男子QSでは、インドネシアのサーファー2名が既に準決勝進出を決定している。昨年のナンバー1とナンバー2であるマデ・アリヤナ(INA)とケトゥ・アグス(INA)だ。クオーターファイナルは残り2ヒート。日本の長沢侑磨(JPN)がディラン・ウィルコクセン(INA)と対戦し、渡邉壱孔(JPN)がイ・マデ・マヘンドラ(INA)と対戦する。
女子QSの準決勝進出者は昨日決定しており、セミファイナルヒート1では松岡と松山によるオール・ジャパニーズ・マッチアップが、ヒート2ではインドネシアのジャスミン・スチューダー(INA)とケヤ・ホイヤー(INA)が対戦する。
2025マノクワリ・プロQS2000およびプロジュニアは、11月26日から30日までインドネシア・西パプア州アンバンビーチで開催される。
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オフィシャルサイト:Manokwari Pro
オフィシャルサイト:Manokwari Pro Junior
2025年WSLワールドジュニア・チャンピオンシップ(WJC)
開催日:2026年1月11日から18日
開催地:ラ・ウニオン州サンファン市ウルビストンドビーチ
世界ジュニアNo.1決定であるWJCの男子24名、女子24名の出場者は、オーストラリア/オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ハワイ/タヒチヌイ、ノースアメリカ、南米の7つのWSLリージョンからそれぞれ選出される。
各リージョナルシリーズで女子2名、男子2名が決定され、さらに国際ワイルドカード8枠が加わる。開催国フィリピンにはワイルドカードスポットが2つ与えられる。




