徳之島・花徳浜ビーチ(2025年10月16日木曜日) – プロサーフィンが徳之島の花徳浜(けどくばま)に帰ってくる。明日10月17日からワールド・サーフ・リーグ(WSL)「TOKUNOSHIMA TOWN PRO」が開催される。このQS2000ランクの大会は、ユネスコ世界遺産に登録されたこの地で初めて開催される。WSL大会は2023年に徳之島タウンプロジュニアで同地デビューを果たしている。

アジアを代表するトップサーファーたちが、鹿児島県に浮かぶこの楽園のような島に集結する。日本で開催される今季最終QS大会で、日本のトップサーファーたちはシーズン後半の海外遠征前に、自国で貴重なランキングポイントを獲得する機会を得る。
「徳之島は息をのむほど美しい」とWSL-APACツアーディレクターのタイ・ソラティは言った。「山々に囲まれ、サンゴ礁に囲まれたこの地の美しさは、希少な動植物によってさらに引き立てられ、アジアのトップサーファーたちが競い合うにふさわしい唯一無二の舞台を提供している。WSLは徳之島町に対し、間違いなく興奮に満ちた大会と関係者全員にとって素晴らしい体験となる本大会の開催に感謝したい」

宮崎プロQS2000での優勝直後の川瀬心那(JPN)が女子部門の注目選手だ。2023年に行われた徳島タウンプロジュニアで2位となった川瀬は、アジア地域QSランキングトップ10入りを目指し、前回以上の成績を収めるべく徳島島に再び訪れる。

WSLアジア男子ランキングナンバー1の小林桂(JPN)は、チャレンジャーシリーズ復帰を目指す戦いを続けながら、ランキングリードを拡大するつもりだ。宮崎&御前崎プロQS2000で勝利を収めた小林は絶好調。26歳の小林は、大音凛太(JPN)、渡邉壱孔(JPN)、金沢呂偉(JPN)、須田喬士郎(JPN)らトップ10入りを果たし貴重なポイントを狙う強豪選手たちとの厳しい戦いに臨む。
明日の大会初日のファーストコールは7時30分。8時スタートを目指す。明日はウイメンズQSは行われない。
2025年徳之島タウンプロQS2000は、2025年10月17日から19日まで開催される。詳細はwww.WorldSurfLeague.comか、無料のWSLアプリをダウンロード。




