
Men’s & Women’s「ISumatranSurfariis Hamamatsu Open QS 2000」およびMen’s & Women’s「SumatranSurfariis Hamamatsu Open LQS 1000」は静岡県浜松市・中田島海岸(凧場ポイント)開催中。今日がDAY-3。
本日はQS男子のR-3→LQS男子のR-2→QS男子のR-4→LQS女子のQF→QS女子のQFまで行なって、今日のスケジュールは終了。今日は風がオフで、波はサイズアップのムネカタ。
ただアウトからの波ががミドルで厚くなるので、インサイドまでどうつなぐか。それともアウトのキレた波だけで勝負するか、選手の判断が分かれるコンディションだった。








まずはQS男子はベスト8が出揃った。R-4まで勝ち上がったのはKetut Agus(IDN)、西優司、鈴木仁、加藤翔平、渡邉壱孔、川俣海徳、足立海世、刑部樹真の8名。


Ketut Agus(IDN)は逆転勝利で勝負強さを見せ、鈴木仁は本日のハイエストスコア14.50(8.00 + 6.50)をマークして好調ぶりをアピール。西優司は難しい波を持ち前のセンスで攻略し、スキル全開でラウンドアップ。地元の刑部樹真も僅差の戦いを制して明日へと駒を進めた。


一方、今日の波に翻弄されたのが稲葉玲王。波を待ちすぎたか、時間に追われて無理な波選びとなってしまった。内容自体はキレていただけに、悔しい敗退となった。また、小林桂も狙った波が的外れとなったか、得点を伸ばせずこのR-3で敗退した。



続いてQS女子はクォーターファイナル。野中美波は馬場心、脇田紗良は池田美来と対戦。ここは先輩女子の力を発揮した野中と脇田。常に試合をコントロールして完勝。

第3ヒートは鈴木莉珠 vs 松野杏莉の同世代対決。ここは松野が序盤からリードを奪い、そのまま逃げ切ってラウンドアップ。


第4ヒートはコンペ負けなしの中塩佳那 vs 佐藤李。ここも先攻で中塩がポイントを加算していく展開。
中塩が先にポイントを重ねて優位に立つ展開となる中、追い込まれた佐藤は波を選び、起死回生の演技で7.00ポイントをマークしニードを3.33まで縮めて波を待ったが、残り時間3分ではポテンシャルのある波は入らず、中塩がセミファイナル進出を決めた。
女子QSクオーターファイナル結果
女子QSセミファイナル・マッチアップ





ここからLQS男子。午前中、引きに向かう時間帯でアウトから掘れた波がブレイクするコンディション。ただ、攻める気持ちが強い選手はワイプアウトも多発という事態に。
それでもWSLアジアランキングの3位のJomarie Ebueza(PHL)、Roger Casugay(PHL)、5位井上鷹、John Kennedy Martinez(PHL)は実力を見せて、クォーターファイナルへ進出。また、WSLアジアランキング 2位 Perry Ventura(PHL)はインターフェアが響いてこのラウンドで敗退するという波乱もあった。





続いてLQS女子。こちらは1位の吉川広夏、2位田岡なつみ、3位井上楓は揃ってラウンドアップ。
ただし、2位田岡なつみ、3位井上楓は2025年度のロングボードツアー(LT)が決まっているので、吉川は何としても1位をキープしクオリファイを狙いたいところ。明日の戦いにも注目が集まる。
明日のDAY-4は 7:00AMにファーストコール。7:30AMに試合開始予定。QS男子のQF、LQS男子のQFが行うとアナウンスされた。また、そのあとは男女のオールディビジョンはスタンバイとなっている。
明日のライブは下記HPから。
WSL HP
QS
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/380/sumatransurfariis-hamamatsu-open-qs-2000/main
LQS
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/lt/381/sumatransurfariis-hamamatsu-open-lqs-1000/main
大会 HP
https://hamamatsu-open.surfingjapan-int.com/
海に行くためには、この階段を登る
凧場公園の駐車場は広く、多くの車を停めることができる。
岡野漣をコーチするのは、浦山哲也プロ。今大会は松野杏莉、太郎の姉弟に、田中大貴もコーチングを受け持っている。