
バーレーヘッズ、ゴールドコースト、クイーンズランド、オーストラリア(2025年5月4日日曜日)- 2025年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第6戦「Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM」は、男子・女子のエリミネーション・ラウンドが終了した。
バーレーヘッズは、2~3フィートのスーパークリーンな波を提供したが、オンショアの風と波の低下により、大会は6ヒート終了後に一時中断となった。ネクストコールは現地時間の明日、5月5日(月)午前7時15分、午前7時35分スタートの可能性がある。
ジュリアン・ウィルソンがバーレーでロビンソンをノックアウト。

男子エリミネーション・ラウンドのオープニング・ヒートは、ジャック・ロビンソン(AUS)とジュリアン・ウィルソン(AUS)がリプレイスメントのモーガン・シビリック (AUS)とマッチアップし、ファイナルの様相を呈した。
元CTコンペティターでゴールドコースト・プロ勝者のウィルソンはトライアルで優勝したばかりで、シビリックはロビンソンが優勝したベルズ・ビーチで3位となったばかりだ。
波数の少ないスローなヒートの中では、得られるチャンスをものにすることが全てであり、ウィルソンはまさにその通り、マッシブなエアリバースを決めて8.17(10点満点)をマークした。
ライアン・カリナン (AUS)が妻の第一子出産のため、イベント出場を辞退したことによりリプレイスメントのスポットが与えられたシビリックだったが、ウィルソンのヒートトータル15.47(20点満点)には及ばず、ジャック・ロビンソンは3位でとなり、同率33位で衝撃の敗退となった。
ジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ラウンドオブ32のH9でイタロ・フェレイラ(BRA)と対戦する。これは注目のヒートとなる。


「あのヒートでは、ベルズで絶好調の 2 人のサーファーと対戦したような気分でした」とウィルソンは語った。「昨日は、この環境に戻ってきたという感覚をサーフィンで探っていたような気分でした。そして、終盤にはチャンスを待っていたので、それを今日のヒートで生かしたいと思っていました。その結果、よりエネルギーに満ちたサーフィンができたと思います。

こういうヒートは、まさに望んでいたものですが、とても難しいので、1位になれて本当に嬉しかったです。正直、エアが大好きなんです。3回中3回成功し、グラブでバリエーションも加えることができて、いい気分でした。その後、かなり興奮しました。この非常に厳しい環境の場所で、再びこの場に戻って、アットホームな気分になれることは、とても素晴らしいことです。」

グリフィン・コラピント、エリミネーション・ラウンドでトップスコア
ベルズでエリミネーション・ラウンドに進出したもう1人のトップ選手は、2025年のスタートはあまり良くなかったが、ランキングを上げようとしているグリフィン・コラピント(USA)だった。
コラピントは、今日の最終ヒートでCTルーキーの ジョエル・ヴォーン(AUS)とイマイカラニ・デヴォルト(HAW)と対戦した。
3人のサーファー全員が激しく攻めたが、1本の波で2本のエアリバースを決めたコラピントが8.50をスコア。最終的に2ウェイブ・トータルで15.73をスコアしたコラピントが勝利し、ラウンドオブ32進出を決めた。

「確かに、それは怖いヒートでした」とコラピントは語った。「スタートはちょっと緊張しました。良い波が来る場所が変化し、結局、ポイントのかなり下まで流されてしまいました。
ジョエル(ヴォーン)がそこで良いスコアを獲得したので、みんな彼の後を追ってそこへ行き、他の選手もヒートを繰り広げていたので、スタートから激しいレースになりました。
自分は良い波をキャッチし、最初のターンで良い感触を得たので、もう 1 本良い波をキャッチして良いスコアを獲得するか、何か大きな技で勝負を決めることができると思いました。今年は、そのようなサーフィンでいくつかのヒートを失ったので、その経験から学べたことを嬉しく思います。」

男子のエリミネーション・ラウンドでは、和井田リオ (INA)とコナー・オレアリー(JPN)がヒートを制し、和井田は15.17、オレアリーは14.00をスコアしてラウンドオブ32進出を決めた。
日本のコナー・オレアリーが父親になって初ヒート勝利。CT第6戦 Bonsoy ゴールドコースト・プロ大会2日目
男子ラウンドオブ32が再開となれば、コナー・オレアリーはH2でルーキーのアラン・クレランド(MEX)と対戦。H16で五十嵐カノア(JPN)はイアン・ゴウベイア(BRA)と対戦する。がんばれ!日本!

女子では、ルアナ・シルバ (BRA)が昨日のオープニングラウンド敗退から立ち直り、グーフィーフッターのソイヤー・リンドブラッド(USA)とナディア・エロストラベ(ESP)に勝利。
ベルズ・ビーチでクオーターファイナルを5位で終え、ソリッドな成績を収めたレイキー・ピーターソン (USA)は、勢いを取り戻し、2025年CTルーキーのベラ・ケンワージー(USA)、ブリサ・ヘネシー(CRC)を抑えて1位で勝ち上がった。
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWMのハイライトはWorldSurfLeague.comをご覧ください。
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM 女子エリミネーション・ラウンド結果:
HEAT 1:ルアナ・シルバ(BRA)12.60 DEF. ソイヤー・リンドブラッド(USA)11.87、ナディア・エロスターベ(ESP)10.17
HEAT 2:レイキー・ピーターソン(USA)13.76 DEF. ベラ・ケンワージー(USA)11.33、ブリサ・ヘネシー(CRC)11.20
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM 男子エリミネーション・ラウンド結果:
HEAT 1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.47 DEF. モーガン・シビリック(AUS)13.33、ジャック・ロビンソン(AUS)7.06
HEAT 2:コナー・オレアリー(JPN)14.00 DEF. バロン・マミヤ(HAW)11.17、ジョーダン・ローラー(AUS)8.50
HEAT 3: 和井田リオ(INA)15.17 DEF. エドガード・グロッジア(BRA)12.96、マシュー・マクギリヴレイ(RSA)12.30
HEAT 4:グリフィン・コラピント(USA)15.73 DEF. イマイカラニ・デヴォルト(HAW)13.90、ジョエル・ヴォーン(AUS)13.14
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM女子ラウンドオブ16マッチアップ:
HEAT 1:ガブリエラ・ブライアン(HAW)対ルアナ・シルバ(BRA)
HEAT 2:キャロライン・マークス(USA) vs ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
HEAT 3:モリー・ピックラム(AUS) vs ベラ・ケンワージー(USA)
HEAT 4:ソイヤー・リンドブラッド(USA) vs. ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)
HEAT 5:ケイトリン・シマーズ(USA)対ステファニー・ギルモア(AUS)
HEAT 6:レイキー・ピーターソン(USA)対エリン・ブルックス(CAN)
HEAT 7:イザベラ・ニコルズ(AUS)対ソフィ・マカロック(AUS)
HEAT 8:タイラー・ライト(AUS)対サリー・フィッツギボンズ(AUS)
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM男子ラウンドオブ32のマッチアップ:
HEAT 1:ヤゴ・ドラ(BRA) vs. エドガード・グロッジア(BRA)
HEAT 2:コナー・オレアリー(JPN) vs. アラン・クレランド(MEX)
HEAT 3: フィリッペ・トリード(BRA) vs クロスビー・コラピント(USA)
HEAT 4:ジェイク・マーシャル(USA) vs. サミュエル・プポ(BRA)
HEAT 5:イーサン・ユーイング(AUS) vs. モーガン・シビリック(AUS)
HEAT 6:セス・モニーツ(HAW) vs. ジャクソン・バンチ(HAW)
HEAT 7:バロン・マミヤ(HAW) vs. カラム・ロブソン(AUS)
HEAT 8:和井田リオ(INA) vs. アレホ・ムニーツ(BRA)
HEAT 9:イタロ・フェレイラ(BRA) vs. ジュリアン・ウィルソン(AUS)
HEAT 10:マルコ・ミニョ(FRA) vs ジョージ・ピター(AUS)
HEAT 11:ミゲル・プポ(BRA) vs. イアン・ジェンティル(HAW)
HEAT 12:レオナルド・フィオラバンティ(ITA) vs デイヴィッド・シルバ(BRA)
HEAT 13:ジョーディ・スミス(RSA) vs. イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
HEAT 14:コール・ハウシュマン(USA) vs. ジョアオ・チアンカ(BRA)
HEAT 15:グリフィン・コラピント(USA) vs リアム・オブライエン(AUS)
HEAT 16:五十嵐カノア(JPN) vs. イアン・ゴウベイア(BRA)
ライブで見る
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWMは、2025年5月13日まで大会ウィンドウを開催する。このイベントは、WorldSurfLeague.com 、および無料のWSLアプリでライブ放送される。
詳細はWorldSurfLeague.com を参照。