女子のオープニングラウンドからスタート。野中美波、脇田紗良、都築虹帆、都筑有夢路が勝ち上がる。

脇田紗良  © WSL / Masurel

リベイラ・デ・イーリャス、エリセイラ、ポルトガル(2024年9月29日日曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のEDPエリセイラ・プロは、2024年チャレンジャー・シリーズ第5戦として、2~3フィートのコンディションで、弱いオフショアの風の中、競技初日がオンコールとなった。

 

 

しかし女子オープニングラウンドの4ヒートが終わったところで、コンディションがスローになった事で中断となった。

 

 

女子ラウンドオブ48H1に野中美波、H2脇田紗良、H3松岡亜音、都築虹帆、H4都筑有夢路が出場。

 

野中美波 © WSL / Masurel
野中美波  © WSL / Masurel

 

野中はスタートから5/67をスコアして素晴らしいスタートを切り、そのままトップを維持。後半にテレサ・ボンバロにトップを奪われるも2位でラウンドアップ。

 

脇田紗良
脇田紗良  © WSL / Masurel

 

脇田紗良は、ヒート中盤にセットの波を掴み、カービングターンでインサイドまで繋ぎ、クローズセクションで見事なりエントリーを決め、4.50をスコア。

脇田紗良  © WSL / Masurel

一時はトップを奪われるも後半にはフローとコミットメントのあるライディングで5.67をスコアして再びトップに。終盤には6.50をスコアして脇田らしいサーフィンで圧勝。

脇田は、完璧なウェイブセレクションにより、12.17点というベストスコアを獲得した。

 

都築虹帆  © WSL / Masurel
松岡亜音  © WSL / Masurel

 

H3では松岡亜音と都築虹帆が同じヒートで対戦。都築は5.00と4.03のベスト2を早々に揃えてヒートをリード。

松岡は優先権を持ったままワンライドのみで後半戦へ。残り10分で波を掴んだ松岡はバックハンドのクリティカルなターン2発で5.03をスコアして2位に浮上。

松岡亜音  © WSL / Masurel

 

しかしヒート終盤に大きくヒートが動き、都築はトップのポジションをキープ。松岡は後半追い上げてきたノア・クラップに逆転されて惜しくも敗退となった。

 

都筑有夢路 © WSL / Masurel

 

H4の都筑有夢路のヒートはスローな展開で、じっくりと波を見極め、ヒート後半に差し掛かるところでビッグセットをキャッチ。ワンターンを入れてからのクリティカルなセクションでレイバックスラッシュを決めて7.33をスコア

一気にトップに躍り出る。その後はセットが入らずワイライドのみの都筑が最後に2本目の波に乗りトップで勝ち上がった。

 

都筑有夢路 © WSL / Masurel

「とてもスローなヒートだった」と都筑は言った。「プレッシャーは大きかったけど、7ポイントのライドが決まったときは本当に嬉しかった。まさか自分が7ポイントを取れるとは思ってもみなかったから。勝ち上がれて本当に嬉しい」

 

本日は明日から入る波を待って4ヒートのみで終了となった。ネクストコールは、現地時間9月30日(月)午前7:30で、試合開始は午前8:00となる可能性がある

 

 

 

ライブ中継

EDPエリセイラ・プロは、9月29日から10月6日まで、ポルトガルのエリセイラ、プライア・デ・リベイラ・デ・イーリャスで開催される。この大会はWorldSurfLeague.comおよび無料のWSLアプリでライブ配信される。

 

オフィシャルサイト:

EDP Ericeira Pro

Presented By Estrella Galicia