宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸で開催されている Men’s & Women’s QS3000「IBK Hyuga Pro」と Men’s & Women’s JR「IBK Hyuga Pro Junior」はDAY-4。残り24ヒートとなった試合も大詰め。
今日はQS男子のラウンドオブ16→QS女子のクォーターフィナル→QS男子のクォーターファイナル→プロジュニア女子のセミファイナル→プロジュニア男子のセミファイナルの16ヒートまで行って終了。
QSのクォーターファイナルからはマンオンマン。プロジュニアは4人ヒートで進行した。QS男女、プロジュニア男女ともベスト4が出揃った。
会場は曇多めの晴れ。時折、雨でその後、晴れ。風は朝は無かったものの、日が昇るとサイドオンに変わる。波は胸肩というサイズ。潮は今日から中潮。引きに向かうと波が割れる位置が変わり、ワイドブレイクに変化。
さらに波が開いているから、スピードつけずらく、スタックする。張った波を選ぶと今度は速くて抜けられないという、見た目よりは難しいコンディション。それでも、男子は力技でエアーも交える演技。女子は波の選択でほぼ勝敗が決まった。
まずはQS男子から。ラウンドオブ16を勝ち上がるとクォーターファイナルはマンオンマン。ここを勝ち上がったのが、足立海世、小濃来波、田中大貴、渡邉壱孔の4人。全員がバラエティのあるマニューバーを見せ、攻めた演技が評価された。
唯一、出場していたCS選手の伊東李安琉は狙った波が来ないのか、試合のほとんどを待つことで時間が過ぎた。終了も近くなったころにミドルサイズの波を選ぶも、ポイントは伸びず、そのままタイムアップ。残念ながらここで敗退という結果。
QS女子はマンオンマンのクォーターファイナル。ここをラウンドアップしたのは、CS選手の都筑有夢路、脇田紗良、都築虹帆、松岡亜音の4人。やはり、厳しい世界で戦っていることもありスキルに加え、戦略やメンタルで相手を圧倒する形となった。
続いてプロジュニア。こちらは4人ヒートで対戦。女子は佐藤李、中塩佳那、松岡亜音、池田美来がラウンドアップ。やはり、波の選択と演技の構成で勝敗が分かれた。
男子は渡邉壱孔、岩見天獅、ブロンソン・メイディ(IDN)、足立海世。こちらは上げ込みに変わったこともあり、速い波ながらパワフルな演技をバリエーション多く見せた、この4人が明日の決勝へ駒を進めた。
明日のDAY-5が最終日。 8:00AMにファーストコール。8:30AMにスタート予定。QS女子セミファイナル→QS男子セミファイナル→プロジュニア女子ファイナル→プロジュニア男子ファイナル→QS女子ファイナル→QS男子ファイナルという順番で勝者が決まる!
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池田美来。朝練の後、この大会の後のスケジュールを聞くも、QS5000のフィリピン、台湾の世界戦が続くと言う。さらにWJCアジア代表に選ばれたなら、それまでに練習でハワイにも行きたいと語ってくれた。頑張れ!美来!
日向では事故やトラブルを未然に防ぐためにエリアマップを掲示。
チームROXYで、佐藤李、池田美来をコーチングする大村奈央プロ。
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