巣鴨高校の行廣誠波が優勝。第5回 NAMINORI甲子園 presented by MURASAKI SPORTSハイライトリポート

巣鴨高校の行廣誠波が深紅の大優勝旗を手にした。

「第5回なみのり甲子園」はDAY-2が最終日。今日の会場の朝は弱いオンショアながら、波はハラムネとサイズは残った。ただ、引いてくるとワイドで速い波で、インサイドはタルい感じ。午後の上げに変わると潮も動いて、流れが入る。勝つにはキレた波を選ぶことが必須という戦いとなった。

 

 

女子・中高生クラス

 

優勝:鈴木莉珠(すずきりた)N高等学校

優勝:鈴木莉珠(すずきりた)N高等学校
2位:高橋結奈(たかはしゆな)明聖高校
3位:石井有沙(いしいありさ)南房総中学校
4位:中塩ひかる(なかしおひかる)一宮中学校

 

まずは女子の中高生クラスから。決勝は予想通りの鈴木莉珠、高橋結奈、中塩ひかる、石井有沙の4人。フィニッシュを転けないようにを心掛けている高橋が難しい波を上手くまとめて、ヒートをリード。石井、中塩は1本目のあとが続かない。

 

鈴木莉珠と石井有沙

 

鈴木に至っては波を選びきれずにポイントは伸びず。しかし、優先権を取った後、じっくり波を選んでのリエントリーにカットバックの連続技で7.60ポイント。ここでトップに躍り出る。

 

残り時間でまだ他の選手の逆転の目もあったが、ポイントは伸ばせず。最後はきっちりバックアップも上げて完勝。プロとしての違いを見せつけた結果となった。プレッシャーの中で、それを自らの力に変えて戦えたことは、これからのコンペにとても役立つはずだ。おめでとう!

 

男子・中学生クラス

 

優勝:石山汰一(いしやまたいち)一宮中学校

優勝:石山汰一(いしやまたいち)一宮中学校
2位:友重リキ(ともしげりき)岬中学校
3位:松野太郎(まつのたろう)一宮中学校
4位:山田海光(やまだかいり)Tokyo Bay International school

 

続いて男子の中学生クラス。昨日からブッチ切って勝ち上がって来たプロの石山汰一と松野太郎。これに友重リキと山田海光が決勝で戦う。ここは友重が仕掛けてヒートをリードし、それに石山、松野が喰らいつく様相。

 

しかし、試合が大きく動いたのは、やはり、石山の止まらないサーフィン。最後のセクションもスピードつけてフィニッシュまで。7.43ポイントを叩き出して、僅差ながらリード。友重、松野は5点台で逆転できる状態ながら、波を選びきれずに単発の演技。ここは石山が逃げ切って優勝。おめでとう!

 

男子・高校生クラス

優勝:行廣誠波(ゆきひろせいは)巣鴨高校

優勝:行廣誠波(ゆきひろせいは)巣鴨高校
2位:小栗碧(おぐりあおい)IPC インタースクール
3位:笹木渚詩(ささきしょうた)神奈川県立七里が浜高等学校
4位:今福カレン(いまふくかれん)三浦学苑

 

最後は男子の高校生クラス。ファイナルに勝ち上がったのは、今福カレン、小栗碧壬、行廣誠波、笹木渚詩。決勝は波がさらに上げて、割れても速いダンパー気味のブレイク。波がヨレているのか、技が決まらず単発の戦いとなった。

 

全員が手こずる状況の中で、コンスタントに2本揃えたのが、行廣誠波。柔らかい身のこなしで、波に合わせた演技が功を奏した。確実に自分のできることに徹したことが優勝に繋がったと言えるだろう。これで優勝旗は巣鴨高校の東京に渡ることに。おめでとう!

 

男子・高校生クラス優勝:行廣誠波(ゆきひろせいは)巣鴨高校

 

昨年に比べると男女とも小学生クラスのレベルが上がった。そして、体が大きくなる中学生クラスは特にスキルの上達が著しい。高校生になるとパワーも備え、プロに近いレベルの選手も見受けられた。

 

女子・中高生クラス優勝:鈴木莉珠(すずきりた)N高等学校

 

日本のサーフィンの未来は明るいと思えたものの、それは日本の環境の中でという条件付きだ。今年のエルサルバドルの世界ジュニアでもわかったように、やったことのない波には全く手が出ない。日本に足りないのはその適応力。そのためには経験値を上げることが必要だ。

 

男子・中学生クラス優勝:石山汰一(いしやまたいち)一宮中学校

 

いつも通う場所での練習は反復含め、いろいろ学べることは間違いないだろう。でも、違った環境のところに出かけることもありだと思う。この「なみのり甲子園」はオープンで、全国、海外からそれぞれの年代の選手が一堂に集まって戦う場だ。

 

この大会をきっかけに友達を作り、いろいろな場所に出掛けて経験を積んでほしいと思う。そして、サーフィンは頭を使うスポーツだから、もちろん学校の勉強も忘れずにね。また来年会いましょう!

 

各クラスのヒート組、スコアは下記。
https://liveheats.com/events/262397

第5回 NAMINORI 甲子園 present by MURASAKI SPORTS

男子・高校生クラス 優勝:行廣誠波(ゆきひろせいは)巣鴨高校

プレゼンターはなみのり甲子園大会実行委員長の蛸操 氏

大会結果

男子・小学生クラス
優勝:飯田夕惺(いいだゆうせい) 矢指小学校
2位:窪田海琉(くぼたかいる) 東浪見小学校
3位:浦山裡央(うらやまりお) 一宮小学校
4位:伊波洋介(いはようすけ) 東浪見小学校

プレゼンターは蛸操 氏と蛸優樹 氏

女子・小学生クラス
優勝:山本璃々(やまもとりり) 東浪見小学校
2位:石田海夏(いしだみなつ) 一宮小学校
3位:宗政優実(むねまさゆうみ) 湯河原町立吉浜小学校
4位:大江こなみ(おおえこなみ) 東浪見小学校

男子・中学生クラス
優勝:石山汰一(いしやまたいち)一宮中学校
2位:友重リキ(ともしげりき)岬中学校
3位:松野太郎(まつのたろう)一宮中学校
4位:山田海光(やまだかいり)Tokyo Bay International school

女子・中高生クラス
優勝:鈴木莉珠(すずきりた)N高等学校
2位:高橋結奈(たかはしゆな)明聖高校
3位:石井有沙(いしいありさ)南房総中学校
4位:中塩ひかる(なかしおひかる)一宮中学校

男子・高校生クラス
優勝:行廣誠波(ゆきひろせいは)巣鴨高校
2位:小栗碧(おぐりあおい)IPC インタースクール
3位:笹木渚詩(ささきしょうた)神奈川県立七里が浜高等学校
4位:今福カレン(いまふくかれん)三浦学苑

 


「GROM SUPPORT PROJECT」&「LIVZON」
 ジャスティスサーフボードのオーダー券:中塩ひかる

プレゼンターはジャスティスサーフボードのシェイパーの杉浦具久 氏

「VERTRA」
一年間のサポート:男子:飯田夕惺、女子:山本璃々

プレゼンターは一宮町サーフィン業組合長の鵜澤清永 氏

「ハイドロフラスク」
2025年7月までハイドロフラスクジャパンチームと同等のサポート:久保池大和

「ROCKHOPPER」「WAVE WARRIORS」「GOTCHA」のネクストレベル
ライダー候補は5人。詳細はYoutubeの「ネクストレベルチャンネル」で発表。

https://www.youtube.com/@user-db9xk5gj1q

「FCS」ではインスタグラムのフォローで、WAXをプレゼント。

今日のナシチャンプル一宮(上総一宮)の店番は、高橋みなとプロが担当しておりました。

大会終了後は、選手、スタッフに加え、ギャラリーも集まってビーチクリーン。

 

特別協賛
株式会社ムラサキスポーツ

ゼッケン協賛
カシオ計算機株式会社(G-SHOCK)
サーフハードウェアインターナショナル株式会社(FCS)

各協賛(アルファベット順)
BeWET 株式会社サンコー
Billabong ボードライダーズジャパン合同会社
Gromsupport project 株式会社サーズ(ジャスティス)
Hurley 株式会社ハーレージャパン
Hydroflask アルコインターナショナル株式会社
LIVZON 大成温調株式会社
Ocean & Earth 株式会社ワンワールド
Rockhopper 株式会社ネクストレベル
Rusty ニッキー株式会社
RVCA ボードライダーズジャパン合同会社
Vertra 株式会社ワンワールド
Volcom リバレイティッドブランズジャパン合同会社

 

https://www.instagram.com/naminori.kousien/