プライア・デ・イタウナ、サクアレマ、ブラジル(2024年6月27日木曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第8戦、VIVOリオ・プロ Presented by Coronaは、オンショアの弱い風と6-8フィートの波でオンコール。男子エリミネーション・ラウンドのH5 – 8からスタートし、男子ラウンドオブ16が行われた。
エリミネーション・ラウンドでは、H5でコナー・オレアリー(JPN)はジェイク・マーシャル(USA)と対戦。かなりトリッキーなコンディションでマーシャルがリスキーな波にチャージするが、技を決められずにスコアを伸ばせない。
一方、手堅いウェイブセレクションで、ミディアルサイズのスコアポテンシャルの高い波を掴んだコナーがしっかりとターンをメイクし、5.33、6.50を揃えて圧勝した。
エリミネーション・ラウンドH8で五十嵐カノア(JPN) はライアン・カリナン(AUS)と対戦。スタートからバックハンドで6.17をスコアしてヒートをリード。後半には6.63を加えて大きくリードを取った。
しかし、終盤にカリナンがエアリバースをエンドセクションでメイク。6.67をスコアして逆転。追い込まれたカノアはラストライドに勝負をかけてがワイプアウトし、惜しくもここで敗退。17位でフィニッシュとなった。
ラウンドオブ16のH1では、コナー・オレアリーが、世界2位のジャック・ロビンソンと対戦。スタートからセットが入らないスローな展開となる。両者とも決定的なライディングがないまま後半へ。
コナーは後半に入り、2つのクリティカルなターンを決めて、5.17をスコアしてヒートをリード。ジャックロボはニードスコア2.85だが逆転できずに終盤へ。
残り10分を切ってトリッキーなレフトを掴んでインサイドまでつないだジャックは、4.07をスコア。逆転に成功する。コナーも残り5分でクリティカルなセクションでロールインを決めて4.17をスコア。再び逆転してトップへ。
ニード5.17と追い込まれたジャックも残り1分で、バックハンドの2ターンコンボをメイク。だがスコアは4.23と届かず。逆にコナーは残り30秒でビッグな2ターンのコンビネーションで5.10とリードを広げ、現在ランキング2位のジャック・ロビンソンを倒す大金星を挙げた。
「他のヒートよりトリッキーだった。最初のヒートよりもずっと難しかった。ヒート全体を通して、適応するのが難しかった。」とコナーが言った。
「うまくいけば、そこからリズムをつかむことができた。でも、本当にうれしいよ。今日を乗り切れたことは間違いない。35分くらいパドリングし続けた。かなりハードなパドリングだった。ほとんど2ヒート連続だ。かなり体力を消耗したね。
最初のヒートでは6″2に乗っていたんだけど、少し長さを足したんだ。バンプでふらふらしてたし、余計な安定感もあったからコントロールできたんだと思う。そうだね、6″3をコントロールするのはとてもいい感じだった。明日も波があるといいな。明日はファイナルデーになるので、楽しみたい」
コナーは、クオーターファイナルH1でいたろ・フェレイラと対戦する。がんばれ!コナー!
大会オフィシャルサイト:
VIVO Rio Pro
Saquarema, Rio de Janeiro, Brazil