NSA(日本サーフィン連盟)とミズノ株式会社は、サーフィン日本代表「NAMINORI JAPAN」のシューズカテゴリーのオフィシャルスポンサー契約( 2024年4月-2028年3月までの4年間)を締結。
これでサーフィン日本代表チームの選手およびスタッフが主要世界大会でミズノ製シューズを着用することとなる。
ミズノ株式会社はこの契約により、サーフィンのイメージを取り入れたオリジナルシューズの商品化を進める他、新たなプロモーションを展開し、新しいユーザー、サーフィンファンの獲得を行い、ブランド価値向上につなげていく。
その契約の調印式が27日、JAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREにて行われた。出席者はミズノ株式会社 取締役 専務執行役員の七條毅氏と一般社団法人 日本サーフィン連盟 酒井厚志 理事長。司会進行は日本サーフィン連盟 関口嘉雄 事務局長。さらにパリオリンピック 女子 日本代表選手の松田詩野が登壇した。
日本サーフィン連盟の酒井氏は冒頭の挨拶として「今年からミズノ株式会社様より今年の世界選手権からサポートをいただきまして、ユニホームに続き、シューズの方もワンチーム「波乗りジャパン」として大会の方に臨むことができました。
松田詩野選手は来月6日からこのミズノのシューズを履いてタヒチに向かいます。皆さんには応援をお願いするとともに、波乗りジャパンのご支援を引き続きお願いいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。」と述べた。
ミズノ株式会社 七條毅氏は「サーフィンの素晴らしいスポーツ性と、自然を愛するライフスタイルが、日ごろサーフィンを行わない方にも大きな影響を与えています。
今回の契約で日本代表選手の方々を、シューズという部分でサプライすることによりサーフィン業界、サーフィンの発展に寄与していきたいということと、あとミズノの持つ機能性とファッション性を融合したオリジナルシューズの商品化も進めてまいります。
ミズノとしては、新規ユーザーの獲得とブランド価値の向上に繋げて、ますますサーフィンを愛する人々が増えて、日本のサーフィンが発展していければ良いなと思って、この契約に臨みました。ぜひ皆さんの応援をよろしくお願いいたします。」と語る。
オリンピック女子サーフィン日本代表の松田詩野は「まず、波乗りジャパンをサポートしていただき、ありがとうございます。そして、サーフィンは個人スポーツではあるんですけど、世界戦やオリンピックなどで同じユニフォームやシューズを使用することで一致団結して、みんなで応援し合って、その力が発揮できるっていう部分もあります。
このパリオリンピックでは自分としても、すごく気合が入っています。その団結力の力も借りて、タヒチという特別な場所で、初めてサーフィンを見る方が、サーフィンにすごく興味が湧くような大会になると思うので、そこで自分のベストを出して、サーフィンの美しさを伝えられる大会にしたいと思っています。頑張ります。」とチームで戦うことの心強さと大会の抱負を語った。
選手にとってシューズは大切であり、普段のトレーニングなどでも必需品となっている。2024年ISA世界選手権大会において、ミズノ株式会社からは入場セレモニーなどで使用できるランニングシューズやライフスタイルシューズをすでに提供されており、選手には好評を得ていた。
この契約でメーカーと選手の絆がさらに深まり、選手へのリサーチによりサーフィンのトレーニング用に使用できるシューズの開発も可能となった。
個々のリクエストだけでなく、一日数ラウンドを戦うこともある試合の中で、足の疲労などのリカバリーも兼ね備えるシューズも視野に入れるという。これで初めてサーフィンに特化したシューズが誕生する。
2024パリオリンピックは7月26日から。サーフィン競技は7月27日から8月5日までの期間で4日間開催となる。「NAMINORI JAPAN」を応援する企業のおかげで、日本の活躍を期待できる体制も整った。頑張れ!日本!Go!NAMINORI JAPAN!