ウジュン・ボカール、クルイ、南スマトラ/インドネシア(2024年5月30日木曜日)-WSL男女QS5000&プロジュニア「Krui Pro」大会3日目は、昨日までバックアップサイトのクルイ・レフトからメイン会場のウジュン・ボカールに戻り、6フィート以上のパンピング・ウェイブの中で再開。
男子QSのラウンドオブ128が16ヒート行われ、その後に男子QSラウンドオブ96のH3までが行われた。女子QSとプロジュニアはオフ。
前日のクルイ・レフトとは対照的なコンペティションの中、インサイドでパドルする選手にはマラソン・セッションが要求されるような巨大な爆弾セットも入り、選手たちの持久力と波に対する洞察力が試された。
しかし、その合間にはウジュン・ボカールの珠玉の波が美しくラインナップし、30分のヒート中、ビッグスコアのチャンスが選手たちには与えられた。今後さらなるパンピング・サーフが期待される。
本日の男子QS5000ラウンドオブ128は、多くの日本選手が登場。
H2の藤本世音は、ヒート終盤まで3位を強いられていたが、バックハンドでソリッドなターンをメイクし、見事1位でラウンドアップを決めた。
「昨日のクルイ・レフトと比べたらサイズも倍以上あって。両方良い波なんですけど、クルイ・レフトの方がタイトにセクションが出てくる感じなんですけど、こっちは反り立って来る感じで、フェイスも長くて。気持ち的に構えちゃってる部分もあったんですけど、良い波乗れて良いサーフィンできてよかったです。」
H3鈴木一歩は2位でアップ、H5では平原颯馬、山本来夢、森友二が同じヒートで、森友二が1位でラウンドアップ。
H6の田中透生、和氣匠太朗、小笠原由織のヒートでは、昨年怪我で試合に出れなかった小笠原が、復帰戦で見事1位でラウンドアップを決め、和氣が2位で勝ち進んだ。H11井上龍一は3位敗退、H12岡野漣は3位敗退。
H13山中海輝、本郷拓弥、白井翔のヒートでは、白井がヒート序盤にインターフェアに巻き込まれるも、その後持ち直して1位で見事ラウンドアップ。
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H14の渡邉壱孔、酒井仙太郎では、酒井が素晴らしいバックハンドで7.83と5.67をスコアしてトップ通過。
「最初の波をずっと待っていたので、とても緊張しました。」と酒井が言った。「ようやく波に乗り、スコアが7.83と聞いたときは本当に嬉しかったし、自信が持てました。
クルイ・レフトよりもこの波が本当に好きなんです。ここに戻って来れて本当に嬉しいし、ヒートに進めたからこの波でサーフィンを続けられて嬉しいです。
緊張しちゃったところもあるんですけど、自分が狙っていた波が来てくれたんで良かったです。プロジュニアは昨日セミファイナルで負けちゃったんですけど、QSとニアスもプロジュニアがあるので、それに切り替えて頑張っていこうと思います。」
H15の森大斗、堀越類のヒートでは、ジョシュ・カーに次いで堀越が2位でラウンドアップ。H16では安室弦が、フィンを1本折りながらも1位でラウンドアップを決めた。
最後に行われたラウンドオブ96では佐藤利希、古川海夕、藤本世音が惜しくも敗れた。
大会4日目は、男子のQSラウンドオブ96の続きから、女子QSのラウンドオブ64がH12まで行われる。
ラウンドオブ96からは、H4野呂海利、鈴木一歩、H5森友二、金沢太規、和氣匠太朗、H6小笠原由織、H8増田来希、H9岡村晃友、H10三輪紘也、
H11には昨シーズン後半は怪我のため試合から離れていた新井洋人が登場。先日パパとなって今回が復帰戦となる。H13白井翔、H14酒井仙太郎、山中海輝、H15須田喬士郎、萩田泰智。H16堀越類、安室弦。
女子QS5000ラウンドオブ64は、H1脇田紗良、H2馬庭彩、庄司梨花、H3野中美波、H4中塩佳那、川瀬心那、H8大村奈央、H9松山黎音、H10清水ひなの、H12佐藤李、本日はここまで。
明日以降にH13都筑有夢路、鈴木莉珠、H14松田詩野、芳田花瑚、清水ひなた、H15都築虹帆、H16池田美来