サーフ・シティ・エルサルバドル – 2024年5月12日
2024年サーフ・シティ・エルサルバドルISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップはついに大会9日目の最終日。メイン会場のラ・ボカナはグッラシーな3~5フィートの最終日に相応しいコンディションでスタートした。
男子U16リパチャージ9H1に足立海世が登場。チアゴ・パッセリ、ルーカス・センクバイル、マーベリック・ウィルソンと対戦。足立はスタートから2本続けてワイプアウトするも、カービングターンとビッグリエントリーをコネクトし、7.33の高得点をマーク。バックアップも6.27をスコアしてトップに躍り出る。
ヒート終盤にアルゼンチンのチアゴがバックハンドで8.67をスコアして逆転トップに。足立は2位でラウンドアップを決めた。
男子U16足立海世が6位。
男子U16リパチャージ10に勝ち上がった足立海世は、ここで2位までに入れば、グランドファイナル進出だ。
ヒートがスタートし足立は、2つのクリティカルなターンをメイクし、4.73をスコア。一方ニュージーランドのアレックス・オーウェンが8.17をスコアしてトップに。足立は4位を強いられる。優先権を持って波を待ち続ける足立。
他の選手はその間、高得点を出し、足立のニードスコアは7.45まで広がってしまう。ヒート後半にアルゼンチンのチアゴ・パッセリが7.33をスコアしてトップに。優先権を使って波をつかんだ足立は4.70をスコアするも逆転することは出来ず。最後に5.27をスコアした足立だったが惜しくも4位で敗退。今大会6位でフィニッシュとなった。
男子U18渡邉壱孔が4位でメダル獲得
男子U18メインラウンド6に勝ち上がった日本のキャプテンである渡邉壱孔は、デーン・ヘンリー AUS、ルアン・フェレイラBRA、フレッチャー・ケレハーAUSと対戦。渡邉はここで2位までに入ればグランドファイナル進出。3位4位ならリパチャージに回り、そこから再びグランドファイナルを目指す。
ヒートはスローな展開。渡邉はリエントリーからカットバック、スラッシュバックからクローズセクションのロールインに繋ぎ6.50をスコアしトップに躍り出る。
しかし、後半に入り、ケレハーがバックハンドで8.50をスコアしてトップに躍り出る。優先権を持って波を待つ渡邉はワンライドのみで3位を強いられる。
ヒート終了間際にニード5.37と追い込まれた渡邉。ラストライドで波を噛み締めるように技を繰り出し、6.17をスコアして大逆転。2位でついにグランドファイナルへ勝ち上がった。
男子U18グランドファイナルは、日本の渡邉壱孔、オーストラリアのフッレチャー・ケレハー、そしてリパチャージから勝ち上がったデーン・ヘンリーとブラジルのリクソン・ファルカオ。
ファイナルはデーンが7.17をスコアして開始。バックアップも揃えてヒートをリードする。渡邉はバックハンドで3,33をスコア。リクソンはバックハンドで高得点を叩き出し、2位のポジションをキープする。
トップのデーン・ヘンリーは9.23を叩き出して独走体制に入る。渡邉は5,03をスコアするも最下位のまま。ファイナルでは精彩を欠いた渡邉壱孔だったが、キャプテンとしての仕事をして、見事4位入賞。カッパーメダルを獲得した。
大会の詳細が後ほど更新されます。
ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップ日本代表出場選手12名
U18男子
長沢侑磨33位、小野里弦65位、渡邉壱孔4位
U16男子
髙井汰朗33位、岡野漣29位、足立海世6位
U18 女子
松野杏莉9位、池田美来13位、清水ひなの13位
U16 女子
石井有沙9位、森舞果49位、高橋花音33位
●大会名称 2024 ISA World Junior Surfing Championship
●開催期間 2024年5月3日(金)~12日(日)
●開 催 地 Surf City El Salvador El Sunzal/La Bocana
●主 催 International Surfing Association
大会スケジュール
5月2日 – 記者会見
5月3日 – 開会式
5月4日~12日:競技日
5月12日 決勝終了後、閉会式
大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。
ISA HP https://isasurf.org/event/2024-surf-city-el-salvador-isa-world-junior-surfing-championship/
NSA HP NEWS https://www.nsa-surf.org/news/
NAMINORI JAPAN Instagram https://www.instagram.com/naminori_japan/