9.07をスコアした男子U16足立海世、女子U18池田美来、清水ひなのがリパチャージを勝ち進む。ISAジュニア7日

足立海世 Credit: ISA / Jersson Barboza

サーフシティ・エルサルバドル – 2024年5月10日

2024年サーフ・シティ・エルサルバドルISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WLSC)の大会7日目は、ラ・ボカナとエル・スンザルの2つの会場で、2~4フィートのコンディションの中、リパチャージ・ラウンドが行われた。

 

Highlights – Competition Day 7 – 2024 Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship

 

日本暫定5位。

 

チームランキングで、オーストラリアは単独首位に立ち、12人中9人が勝ち残り、強力なリードを保っている。アメリカは現在、ペルー、ハワイ、そして日本を抑え、堂々の2位につけており、日本は今日のリパラウンドで敗退者が出て暫定5位となっている。

 

大会7日目はリパチャージデイ、メインラウンドを勝ち進んでいる渡邉壱孔と石井有沙、RP6の松野杏莉のヒートはない。

 

ラ・ボカナで男子U18リパチャージ4でH5に登場した長沢侑磨。ハワイとポルトガルの選手にビッグスコアを出され、後手に回った長沢は4.80と4.70をスコアするもニードスコア8.20で3位を強いられる。

ラストライドでビッグリエントリーを見せ、8.00のエクセレントをマークするも僅差で逆転ならず。惜しくも3位で敗退。今大会33位でフィニッシュとなった。

これでU18男子は渡邉壱孔のみとなった。

 

長沢侑磨  Credit: ISA / Pablo Franco

 

女子U16リパチャージ4ではH5に高橋花音が登場。フォアハンドで3.73と3.33をスコアし、ヒート後半に2位に浮上するも、ヒート終盤に逆転され、惜しくもここで3位敗退。今大会33位でフィニッシュとなった。

 

エル・スンザルでは、男子U16リパチャージ3のH5に足立海世、H6に岡野漣が登場。

 

岡野漣 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

足立は、スタートからエクセレントに近い7.17をスコア。ヒート後半にトップを奪われるも5.33のバックアップスコアを叩き出してトップでラウンドアップ。

岡野はヒート後半までノーライド。残り10分で、5.17をスコアして4位からトップに躍り出る。しかしヒート終盤に逆転されて4位を強いられ追い込まれる。だが落ち着いて波を掴んだ岡野はラストライドで5.83をスコアして再びトップに。最後は至の選手に逆転されてしまうも2位でラウンドアップを決めた。

 

岡野漣 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

男子U16リパチャージ4では足立海世、岡野漣が同ヒートで対戦。見事足立が1位、岡野が2位のワンツーフィニッシュを決めて、男子U16リパチャージ5へ勝ち進んだ。

 

足立海世 Credit: ISA / Jersson Barboza
足立海世 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

男子U16リパチャージ5では、H3の足立はスタートから4.87をスコアしてヒートをリード。ハワイのノースショアでの経験も積んでいる足立海世にとって、エル・スンザルの波は非常にフィットしている様子。

ラッピング・カットバック、ストレートアップのオフザリップと豊富な技のバリエーションを見せて9.07というパーフェクトに近いスコアをマーク。バックアップも5.57まで上げて1位でリパチャージ6へ勝ち進んだ。

 

一方、岡野漣は惜しくも敗退となり、29位でフィニッシュ。男子U16リパチャージ4の髙井汰朗も3位敗退となり33位でフィニッシュとなった。これで男子U16は足立海世のみとなった。

 

女子U18リパチャージ4では、H2に池田美来、H6に清水ひなのが登場。

 

池田美来 Credit: ISA / Jersson Barboza
池田美来 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

H2池田美来は、スタートから5.17をスコア。バックアップも4.87を揃えてヒートをリード。ハワイのマリア・リマが6.83をスコアして追い上げ、残り10分を切って、リマが5.43をスコアして逆転トップに。池田は2位でラウンドアップを決めた。

 

H6清水ひなのは、優先権を持ってスコアリング・ポテンシャルの高い波を待つ。そしてインサイドまで長く繋がる波を掴んだ清水はカービングのコンビネーションで4.67をスコアしトップに躍り出る。

 

清水ひなの Credit: ISA / Jersson Barboza

 

その後もじっくりとセットの波を待った清水は、再びビッグセットにチャージ。5.60を叩き出して4位から一気にトップに躍り出る。最後にポルトガルの選手に8.83をスコアされて逆転されるも、2位でラウンドアップを決めた。

 

女子U18リパチャージ5へ勝ち上がった、池田美来、清水ひなのは、両者とも2位でラウンドアップを決めて女子U18リパチャージ6へと駒を進めた。女子U18は3名全員がリパチャージを勝ち上がっている。

 

 

明日は、ラ・ボカナで

男子U18リパチャージ6、
男子U18メインラウンド5、H1渡邉壱孔
女子U18メインラウンド5、
男子U16メインラウンド5、
女子U16メインラウンド5、H2石井有沙

男子U18リパチャージ7、
男子U16リパチャージ7、
女子U18リパチャージ7、

男子U18リパチャージ8、
男子U16リパチャージ8、
女子U16リパチャージ8、
女子U18リパチャージ8、

エル・スンザルで
男子U16リパチャージ6、H3 足立海世
女子U16リパチャージ6、
女子U18リパチャージ6、H1松野杏莉、清水ひなの H2池田美来
女子U16リパチャージ7、

 

 

ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップ日本代表出場選手12名

U18男子
長沢侑磨33位、小野里弦65位、渡邉壱孔

U16男子
髙井汰朗33位、岡野漣29位、足立海世

U18 女子
松野杏莉、池田美来、清水ひなの

U16 女子
石井有沙、森舞果49位、高橋花音33位

 

●大会名称 2024 ISA World Junior Surfing Championship
●開催期間 2024年5月3日(金)~12日(日)

●開 催 地 Surf City El Salvador El Sunzal/La Bocana

●主 催 International Surfing Association

 

大会スケジュール

5月2日 – 記者会見
5月3日 – 開会式
5月4日~12日:競技日
5月12日 決勝終了後、閉会式

 

大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。