男子U18渡邊壱孔、U16高井汰朗、女子U18池田美来、U16石井有沙がメインR3へ躍進。ISA世界ジュニア3日

髙井汰朗 Credit: ISA / Pablo Jimenez

サーフ・シティ・エルサルバドル – 2024年5月6日

2024年ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップの大会3日目、サーフ・シティ・エルサルバドルに押し寄せる容赦ないスウェルの信じられないほどのパワーとサイズに直面したワールド・ジュニア・サーファーたち。

ラ・ボカナとエル・スンザルの2つの会場には、6~8フィートのソリッドなスウェルが入り、またしても素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられた。

 

Highlights – Competition Day 3 – 2024 Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship

 

4つのディビジョンのメインイベント・ラウンド1のファイナル・ヒートから開始、ガールズU/16とボーイズU/18のメインイベント・ラウンド2が終了し、ガールズU/18とボーイズU/16のメインイベント・ラウンド2がスタートとなった。

 

松野杏莉 Credit: ISA / Pablo Jimenez
松野杏莉 Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

明日の大会3日目の波乗りジャパンは、

ラ・ボカナで、U18 女子のメインラウンド1のH24に松野杏莉が登場。スローな展開の中でバックハンドでチャージを見せた松野は、4.50をスコアしてトップへ。

しかしヒート終盤に逆転されて2位となり、ニード4.18でラストチャンスに挑んだものの逆転できなかったが、そのまま2位でラウンド2へ勝ち進んだ。

 

森舞果  Credit: ISA / Sean Evans

 

続けてU16 女子のメインラウンド2ではH6で森舞果が登場。森はバックハンドで3.93、フォアハンドで2.97をスコアするも3位となり、敗者復活戦のリパチャージ2H6へ回った。

 

石井有沙と高橋花音 PHOTO:NSA

 

H12では石井有沙と高橋花音が同じヒートで中国のパリ五輪代表のスーチー・ヤンらと対戦。高橋と石井が僅かながらヒートをリード。しかし後半に入り、ヤンがバックハンドでエクセレントの8.57をスコア。4位からトップに躍り出る。さらにバックアップも7.67をそろえて圧倒。

 

石井有沙  Credit: ISA / Pablo Jimenez
高橋花音  Credit: ISA / Pablo Jimenez
高橋花音  Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

ヒート終盤にトップスコアを4.43まで上げた石井は2位でラウンドアップ。高橋は3位で敗者復活戦のリパチャージ2H12へ回った。

 

髙井汰朗 Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

U16男子のメインラウンド2がH9まで行われ、H6に髙井汰朗が登場。高井はポテンシャルの高い波を掴み、バックハンドでソリッドなターンを繰り返し、6.67でヒートを開始。

4.80でバックアップしトップを独走。ヒート終盤にはライトブレイクを使いフォアハンドで5.07までバックアップを上げて1位でラウンド3へ勝ち上がった。

 

H11足立海世、H12岡野漣のヒートは明日ラ・ボカナで朝一番で行われる。

 

岡野漣 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

エル・スンザルでは、U16 男子のメインラウンド1 H24に岡野漣が登場。クリーンなライトハンダーで岡野らしいコンビネーションサーフィンを披露。スタートから6.00をスコアし、その後7.00を6.80でバックアップ。圧倒的な強さで勝ち上がった。

 

小野里弦 Credit: ISA / Jersson Barboza
小野里弦 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

続けて、U18男子のメインラウンド2が行われ、H6小野里弦、H11では長沢侑磨と渡邉壱孔が同じヒートで対戦。

 

ハワイのジャクソン・ドリアン、オーストラリアのデーン・ヘンリーらと対戦した小野は、ドリアンとヘンリーがエクセレントレンジのスコアを集める中、6.33をスコアするもバックアップが見つけられずに3位で敗者復活戦のリパチャージ2H6へ回った。

 

渡邉壱孔 Credit: ISA / Jersson Barboza
渡邉壱孔 Credit: ISA / Jersson Barboza
渡邉壱孔 Credit: ISA / Jersson Barboza
渡邉壱孔 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

同じヒートでワンツーでの勝ち上がりを誓って挑んだ長沢侑磨とキャプテン渡邉壱孔。渡邊はラストライドで6.17をスコアして1位でラウンドアップ。ラウンド3ではH5にクレジット。長沢は4点台を2本揃えるも3位で敗者復活戦のリパチャージ2H11へ回った。

 

長沢侑磨 Credit: ISA / Pablo Franco
長沢侑磨 Credit: ISA / Jersson Barboza
長沢侑磨 Credit: ISA / Jersson Barboza
池田美来

 

その後にU18 女子のメインラウンド2がH2まで行われ、池田美来が登場。池田はライトハンダーのビッグセットを掴み、本日の最高得点となる8.83をスコア。しかしバックアップが低かったために2位となったが、ラウンドアップを決めた。

 

 

明日の大会4日目は、
ラ・ボカナで、男子U16 のメインラウンド2 H11足立海世、H12岡野漣。続けて、男子U18のメインラウンド3が行われ、H5に渡邉壱孔。男子U16 のメインラウンド3 H4に髙井汰朗が出場。

 

エル・スンザルでは、女子U18 のメインラウンド2のH10に清水ひなの、H11に松野杏莉。続けて、女子U16 のメインラウンド3ではH5石井有沙、女子U18 のメインラウンド3のH1に池田美来が登場する。

 

 

 

●大会名称 2024 ISA World Junior Surfing Championship
●開催期間 2024年5月3日(金)~12日(日)

●開 催 地 Surf City El Salvador El Sunzal/La Bocana

●主 催 International Surfing Association

 

大会スケジュール

5月2日 – 記者会見
5月3日 – 開会式
5月4日~12日:競技日
5月12日 決勝終了後、閉会式

 

大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。