松岡亜音は17位、脇田紗良は25位でフィニッシュ。チャレンジャー・シリーズ第1戦「Bonsoy Gold Coast Pro」

脇田紗良 © WSL / Cait Miers

スナップパー・ロックス、クイーンズランド、オーストラリア(2024年4月29日月曜日)-2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第1戦、Bonsoy Gold Coast Pro presented by GWM大会3日目は、女子のラウンドオブ32が、スナッパーロックスの2フィートレンジのコンディションで開催。男子はオフとなった。

 

 

ラウンドオブ32のH4で松岡亜音が、イザベラ・ニコルズ、メイシー・キャラハン、ラウラ・ラウプと対戦。ヒートはイザベラが7.33という高得点を叩き出して開始。松岡はビッグセットを掴み、クリティカルなパワフルターンを何度も繰り出し5.83をスコア。ヒートは元CTサーファーのイザベラとメイシーがリードする展開となり、じっくりと波を待ちワンライドの松岡は4位を強いられる展開。

 

松岡亜音
松岡亜音 © WSL / Cait Miers

 

優先権を持ち、波を待ち続ける松岡だが後半に入りセットがピタリと止まる。

残り時間10分を切って、掘れ上がるセットを掴んだ松岡は、際どいポジションで思い切りテールを蹴り出し、大きなスプレーを上げ、素晴らしいコンビネーションを披露しコンプリート。6.53をスコアして3位に浮上するが、松岡が逆転に必要なスコアはまだ6.20が必要だった。

ラウンド1では得意のバックハンドでトップ通過を果たして、好調さを見せていた松岡だったが、ラウンドオブ32の壁に阻まれ、惜しくもここで敗退。2シーズン目のCS初戦は17位でフィニッシュとなった。

 

脇田紗良

 

H6で脇田紗良が、ブロンテ・マコーレー、ヴァヒネ・フィエロ、ロージー・スマートと対戦。このヒートは脇田以外は全員がグーフィーフッターで、強烈なバックハンド・サーフィンが得意の選手たちとの対戦。

オープニングライドを掴んだのは脇田。スタイリッシュなサーフィンで、ソリッドなターンを繰り出す脇田は5.33をスコア。直ぐにトップスコアを6.10に塗り替え、スコアを揃えていく。

 

脇田紗良 © WSL / Cait Miers

 

しかし、元CTサーファーのブロンテ・マコーレーとタヒチの新鋭ヴァヒネ・フィエロの二人が9ポイントのエクセレントをスコア。アップカマーのロージーも7.50をスコアし、ハイスコア・ヒートの展開となる。

ブロンテはバックアップを7.67として2位の脇田はコンビネーション。ヴァヒネもバックアップを揃えて2位に浮上。

4位を強いられる展開となった脇田はヒート終盤にトップスコアを6.17まで上げるも、そこまで。今大会はミスもなく好調なサーフィンを見せていただけに悔しい敗退となり、CS初戦は25位でフィニッシュとなった。

 

男子ラウンドオブ32は明日以降に持ち越しとなり、日本人選手最後の一人となった大原洋人はH4で、カラム・ロブソン、マキシム・フスナット、ダコダ・ウォルターズと対戦する。がんばれ!日本!

 

 

詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。

Bonsoy Gold Coast Pro

Presented By GWM

Gold Coast, Queensland, Australia