スナッパー・ロックス、クイーンズランド、オーストラリア(2024年4月26日金曜日) – 2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第1戦、Bonsoy Gold Coast Pro presented by GWMが、ワールドクラスのサンドボトムのポイントブレイク、スナッパー・ロックスで明日開幕となる。
2024年4月27日から5月4日まで開催されるこの第1戦で、2025年チャンピオンシップ・ツアー(CT)のクオリファイ・キャンペーンを開始するために、120名以上の世界最高峰の新進気鋭のサーファーがゴールドコーストに集結。明朝7時30分コールで(オーストラリア東部標準時)8時スタート予定。
現地時間の 2024年4月27日8時は、日本時間の 2024年4月27日7時です
今大会には、先日のマーガレットリバーでのミッドシーズンカットでCSに降格となったCTサーファー達と各リージョンで行われたQS予選を勝ち抜いてきた選手が出場。CTクオリファイ、リクオリファイを目指して激しい戦いが繰り広げられる。
多くのエリート・アスリートがCTシーズン後半戦へのクオリファイを果たせず、今週のスナッパー・ロックスでリクオリファイへの旅をスタート。元CTルーキー・オブ・ザ・イヤーのカラム・ロブソン(AUS)は、CTシーズン前半の5大会でリズムをつかめず、2022年に自身最大の勝利を挙げたゴールドコーストで、今年を再び軌道に乗せたいところ。
「ゴールドコーストで再び戦えることに興奮している」と語ったロブソン。「チャレンジャーシリーズには良い波がたくさんあり、ここに戻って良い波で自分のパフォーマンスを向上させることができるのは良いことです。今年はチャレンジャーシリーズに参加するオージーの素晴らしいクルーがいるので、この先がとても楽しみですし、試合に戻るのが楽しみです」。
イザベラ・ニコルズ(AUS)もまた、2年連続でマーガレット・リヴァーのカットラインには届かなかったものの、年内にツアーに復帰するための準備は整っていると自信満々。クイーンズランド州サンシャイン・コースト出身で、現在はゴールドコーストに住むニコルズは、今週末のコンペティション開幕を前に、自宅のようにくつろいでいるとのこと。
「ここ数週間は、まるで私にとってヨーヨーのようだった」と語ったニコルズ。「浮き沈みが激しかったけど、以前にもここに来たことがあるし、やるべきことはできる。世界で一番好きな場所ですから。この素晴らしい波でチャレンジャーシリーズが開催されることに興奮しています。」
降格のプレッシャーやクオリファイ・ポイント争いのプレッシャーから解放されたコンペティターがティーン・センセーション、シエラ・カー(AUS)。スナッパーロックスが地元の彼女は、昨年のゴールドコースト大会では、8度の世界チャンピオンに輝いたステファニー・ギルモア(AUS)を撃破しており、明日大会がスタートすれば、さらなる波乱が起こることを期待させる。
「私はただ楽しむためにここにいるの」と語ったカー。「今はクオリファイを目指すことにあまり集中していません。まだ子供で、ただ楽しみたいだけです。誰も居ないスナッパーでサーフィンをする以上に何が楽しいですか? 去年のステフとのような瞬間があるのはクールだし、今年はもっとそういう瞬間を増やしたい。」
ジョアオ・チアンカとレイキー・ピーターソン、2025年CTシーズンを前にスナッパーを初観戦
この2日間で、WSLはスナッパー・ロックスの2025年CTスケジュールへの復帰と、レイキー・ピーターソン(USA)とジョアオ・チアンカ(BRA)が2025年シーズンのWSL CTシーズン・ワイルドカードを獲得したことを発表。
今週、2人は来シーズンのエリートレベル復帰に先立ち、スナッパーロックスの実戦を体験。ピーターソンは、ここの2018年にCTイベントで優勝し、多くの経験を積んだ場所。彼女は、大会が始まったら力強い演技で自信を取り戻したいと考えている。
チアンカにとっては、ハワイでフリーサーフィン中にワイプアウトという大怪我を負って以来、初めて大会に復帰する大きなイベント。チアンカは約4ヶ月間回復に努め、健康な状態でコンペティション・ジャージに戻れることに興奮している。
「ここまで来るのは長い道のりだったけど、気分は最高だし、ここまで導いてくれたみんなに感謝したい。こんなにリッパブルでパーフェクトな波でコンペティションに復帰できるなんて素晴らしい。今週ここで戦えることをとても楽しみにしています」
ブレント・ドリントンとジギー・アロハ・マッケンジーがゴールドコースト・トライアルで優勝
ゴールドコーストのデュオ、ブレント・ドリントン(AUS)とジギー・アロハ・マッケンジー(AUS)は、スナッパー・ロックスのパンピング・サーフで行われたゴールドコースト・トライアルで優勝。
元QSコンペティターのドリントンは、レオ・カサール(BRA)、カイ・マーティン(HAW)、大原洋人(JPN)とイベント最初のヒートで対戦。一方、新進気鋭のマッケンジーは、ゾーイ・ベネデット(USA)、ジェシー・ヴァン・ニーカーク(RSA)、ケアラ・トモダ・バナート(HAW)とラウンドオブ48のヒート1で戦う予定。
日本から多くのトップサーファーが参戦。
チャレンジャー・シリーズにはWSLアジアの予選QSを勝ち抜いた、男女の精鋭たちが出場。今シーズンは伊東李安琉、大音凛太、安室丈、大原洋人。女子は脇田紗良、松岡亜音、都筑有夢路、都築虹帆が参戦。
ヒート組が発表され、ラウンド1のラウンドオブ80からH4に大原洋人、H7に伊東李安琉、H8に大音凛太、安室丈が出場。女子のラウンド1のラウンドオブ48では、H2に都築虹帆、H4に松岡亜音、H5に脇田紗良、H6に都筑有夢路が登場する。がんばれ!日本!
サーフメディアでは今年もオーストラリアの現地から日本人選手達の最新情報をお伝えします。
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM 男子ラウンドオブ80のマッチアップ:
HEAT 1:タイド・リー・アイルランド(RSA)対ジョシュ・バーク(BRB)
対リーバイ・スローソン(USA)対ジョーディ・マリー(RSA)
HEAT 2:ジャービス・アール(AUS) vs. カウアン・コスタ(BRA)
vs. カイ・ポーラ(HAW) vs. タロウ・ワタナベ(USA)
HEAT 3: シャルリー・キヴロント(FRA) vs. ギリェルメ・リベイロ(POR)
vs. ラファエル・テイシェイラ(BRA) vs. ダニエル・エムズリー(RSA)
HEAT 4:レオ・カサール(BRA) vs. カイ・マーティン(HAW)
vs. 大原洋人(JPN) vs. ブレント・ドリントン(AUS)
HEAT 5:ヘイター・ミューラー(BRA) vs. ルエル・フェリペ(BRA)
vs. ライアン・ハッカビー(USA) vs. シェルドン・シムカス(AUS)
HEAT 6:オーウェン・モス(USA)対 ロバート・グリリョ(HAW)
対 ウィンター・ヴィンセント(AUS)対 カルロス・ムニョス(CRC)
HEAT 7:伊東李安琉(JPN) vs タリー・ワイリー(AUS)
vs オスカー・ベリー(AUS) vs カイアス・キング(AUS)
HEAT 8:大音凛太(JPN) vs 安室丈(JPN)
vs カイ・オドリオゾラ(ESP) vs ディラン・モファット(AUS)
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM男子ラウンドオブ64の組み合わせ:
HEAT 1:カイオ・イベリ(BRA) vs. ミヒマナ・ブレイ(PYF) vs. アディン・マセンキャンプ(RSA)
HEAT 2:ジョアオ・チアンカ(BRA) vs. ノーラン・ラポーザ(USA) vs. ルーク・スライペン(RSA)
HEAT3: デビッド・シルバ(BRA)対リーフ・ヘイズルウッド(AUS)対ティアゴ・カリーク(FRA)
HEAT 4:ミゲール・プポ(BRA)対 ジャクソン・バンチ(HAW)対 シオン・クロフォード(HAW)
HEAT 5:フレデリコ・モライス(POR)対マキシム・フスナット(FRA)対エドガード・グロッジア(BRA)
HEAT 6:カラム・ロブソン(AUS)対ナット・ヤング(USA)対アリスター・レジナート(AUS)
HEAT 7:マルコ・ミニョ(FRA)対 ジェット・シリング(USA)対 ガティエン・デラヘイ(FRA)
HEAT 8:ダコダ・ウォルターズ(AUS)対マイキー・マクドナー(AUS)対カウリ・ヴァースト(FRA)
HEAT 9:サミュエル・プポ(BRA)対アレホ・ムニーツ(BRA)対ジョエル・ヴォーン(AUS)
HEAT 10:マテウス・ハーディ(BRA)対 モーガン・シビリック(AUS)対 アラン・クレランド(MEX)
HEAT 11:ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)対コロヘ・アンディーノ(USA)対イアン・ゴウベイア(BRA)
HEAT 12:イーライ・ハンネマン(HAW)対ジャドソン・アンドレ(BRA)対ルーカス・シルヴェイラ(BRA)
HEAT 13:ケイド・マトソン(USA) vs. ディミトリ・プーロス(USA) vs. ルッカ・メシナス(PER)
HEAT 14:ケリー・スレーター(USA) vs ジョージ・ピター(AUS) vs マイケル・ダンフィ(USA)
HEAT 15:マイケル・ロドリゲス(BRA)対ジョアン・ドゥル(FRA)対キアン・マーティン(SWE)
HEAT 16:イアン・ジェンティル(HAW) vs. ジャスティン・ベクレ(FRA) vs. ルーク・トンプソン(RSA)
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM女子ラウンドオブ48のマッチアップ:
HEAT 1:ゾーイ・ベネデット(USA) 対ジェシー・ヴァン・ニーケルク(RSA)
対ケーラ・トモダ・バナート(HAW) 対 ジギー・アロハ・マッケンジー(AUS)
HEAT 2:都築虹帆(JPN) vs. ヨランダ・ホプキンス(POR)
対エウェレイウラ・ウォン(HAW) v対サフィ・ベット(NZL)
HEAT 3: レイラニ・マクゴナグル(CRC)対ラウラ・ラウプ(BRA)
対アナスタシア・ベンター(RSA)対ザーリ・ケリー(AUS)
HEAT 4:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS) 対 ペイジ・ハレブ(NZL)
対 松岡亜音(JPN) 対. アリアン・オチョア(EUK)
HEAT 5:キラ・ピンカートン(USA) 対 脇田紗良(JPN)
対タリア・スウィンダル(USA)対 コビー・エンライト(AUS)
HEAT 6:ゾーイ・マクドゥーガル(HAW) 対 都筑有夢路(JPN)
対 ロージー・スマート(AUS) 対 モード・ル・カー(FRA)
HEAT 7:テッサ・タイセン(FRA)対ソフィア・メディーナ(BRA)
対ノラ・リオッタ(HAW)対シエラ・カー(AUS)
HEAT 8:ダニエラ・ロサス(PER)対タイナ・ヒンケル(BRA)
対フィリッパ・アンダーソン(AUS)対ソル・アギーレ(PER)
Bonsoy Gold Coast Pro Presented by GWM女子ラウンドオブ32の対戦カード:
HEAT 1:レイキー・ピーターソン(USA)対ベラ・ケンワーシー(USA)
HEAT 2:ナディア・エロスターベ(EUK)対エリン・ブルックス(CAN)
HEAT 3:インディア・ロビンソン(AUS)対テレサ・ボンバロ(POR)
HEAT 4:イザベラ・ニコルズ(AUS)対メイシー・キャラハン(AUS)
HEAT 5:ルアナ・シルバ(BRA)対サラ・バウム(RSA)
HEAT 6:ブロンテ・マコーレー(AUS)対ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
HEAT 7:アリッサ・スペンサー(USA)対エリー・ハリソン(AUS)
HEAT 8:サリー・フィッツギボンズ(AUS)対フランシスカ・ベセルコ(POR)
詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。
Gold Coast, Queensland, Australia